もし、世界中の若者が、社会に貢献したいという強い思いを持ち、それをやってのけるだけの力を持っていたら?
世界はきっともっと良い場所になるでしょう。
このプロジェクトは、そんな未来を作るための大きな一歩となります。

私は以前MISで代表を務めていた、丸山倫太朗と申します。
MISの活動から離れて数年。いま改めて思っていることをお伝えできればと思います。
社会で働くようになり、改めて感じますが、この世界は複雑で巨大で、問題が見えても、それを本当に解くことはとても難しい。
「貧困」「環境破壊」といった大きな社会問題から、企業や個人が抱える大小様々な悩みに至るまで、目の前に問題が見えていても私たちはなかなかそれを解決することができません。
そんな様々な問題に立ち向かう強い意思と力を生み出すのが、このプロジェクトだと私は思っています。
 
-私自身の体験-
2014年の夏、MISでは今回のプロジェクトの原型となる取り組みを行いました。
100人近いカンボジア学生に、10人以上のシンガポール学生、20人の日本人学生がカンボジア プラーサット村の小学校を訪れ、低い卒業率や、教材・先生の不足といった問題に取り組みました。
 
 
勉強が大好きだけど、学校が遠いから中学校には行けないという女の子。怪我をした息子を病院に連れて行くことができないと語るお母さん。
小学校を取り巻く村の人々へのインタビューは、日本の学生にとっても、シンガポールの学生にとっても、そしてカンボジアの都市で暮らす学生にとっても、プラーサット村の厳しい現実を生々しく感じる瞬間でした。
 
そんなプラーサットをもっと良くするにはどうすれば良いのか?子どもたちのため、我々には何ができるのか?教材を届ける?先生をサポートする?学校に通うための自転車をプレゼントする?将来の夢を持ってもらう?
私たちはそんな議論を重ね、実際に学校の環境整備や授業を行い、一定の好影響をもたらしました。
一方で、プラーサットの現実を大きく変えるには至らず、社会の問題を解決することの難しさを痛感することともなりました。
 
ただ、社会が抱えるリアルな問題に正面から向き合った経験は、学生たちがどこの国のどんなフィールドに行こうと通用する、貴重な経験だったと思っています。
 
 
また、同年代の様々な学生との出会いも、お互いにとっての良い刺激となりました。
カンボジアを愛し、もっと良い国にしたいと思う学生。自らも農村出身で、同じ境遇の子どもたちに希望を与えたいと願う学生。彼らの熱意・エネルギーに私たちは心を動かされました。
シンガポールでもトップクラスの頭脳を持ち、自国に貢献しようとする優秀な学生。彼らの姿勢や考え方には学ぶものが多くありました。
私たち日本の学生は、カンボジア、シンガポールの学生の思いや生き方に影響を受けましたし、私たちもまた彼らに影響を与えたと思っています。
 
-このプロジェクトの意味-
各国の学生たちが、志も、できることも、見てきた世界も異なる人々と出会う。
共に世界に対峙し、何が起きているのか、何が問題なのか、どうすればもっと良くなるのか、自分達に何ができるのかを粘り強く考え続ける。そして実際にやってみる。成功と失敗を糧に、何度でも世界と向き合う。
そういう経験を通じて、困難であっても社会の問題と向き合おうという意思や、少しでも社会を良くするための知恵を学生が手に入れ、それぞれの国、それぞれのフィールドで活躍していく。
 
このプロジェクトは、そんな世界を作るプロジェクトです。
是非あなたの力を貸していただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
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