Q1. 自己紹介をお願いします。

 

MITの修士課程2年生の永田と申します。マーケティング担当として、このプロジェクトの運営をしています。MITに来る前は、企業でデザイナーとして働いていました。現在は、Integrated Design & Managementというプログラムに所属し、デザインとビジネス、そしてテクノロジーをどのように融合させるのかを学んでいます。このプログラムは昨年新設されたプログラムで、アメリカで注目されている異分野の融合において最先端の教育がなされているのを感じています。エンジニアリングやビジネスの経験が乏しく、英語もままならないまま飛び込んだこともあって、精神的にも肉体的にも仕事をしていた時より遥かに厳しい生活ですが、カリキュラムの内外でワクワクするプロジェクトに関わりつつ充実した日々を送っています。これまでに、高齢者向けのバーチャルリアリティービジネスやビッグデータとスマートフォンを使った農作物の病気予防のビジネス、そして外国人向けの巻寿司作成ツールの開発プロジェクトなどに関わりました。

 

留学前から考えていたことでしたが、テクノロジーが私達の生活や社会ときちんと繋がった時、そこに素晴らしいビジネスが生まれることを改めて実感しています。デザインの役割の1つは、それらを繋げて良い循環を作ることだと考えています。将来は、ビジネスと教育の両面からその循環づくりに少しでも貢献して、みんながハッピーになれる社会を作りたいです。

 

 

 

Q2. なぜInnovation Discovery Japanをはじめたのですか?

 

僕はフルブライト奨学金という制度で1年目の学費を支援して頂きました。これは、日米の両政府からの支援により運営されている奨学金です。この支援のおかげでMITで学ぶことができ、世界中から集まる沢山の仲間と出会うことが出来ました。

 

「何かの形で日米の両方に恩返しをしたい。」

 

そんな想いから、名倉さんたちと一緒にInnovation Discovery Japanのプロジェクトを始めました。

 

MITで様々な国から来た仲間と話していると、「日本が好き」という言葉をよく耳にします。アニメを含む日本文化や日本食を愛してくれている人が本当に多いです。新興国から来ている友人からは、日本からの支援を真剣に感謝されたこともあります。(その支援活動を知らなくて、ショックを受けたこともありました。)その度にとても嬉しく、そして誇らしい気持ちになります。 逆に、その友人たちの国のことについて尋ねたりすると、本当に嬉しそうに話をしてくれます。不思議なのですが、お互いの国の話をすることを通して、お互いの距離がすごく近くなっている気がしています。

 

「ジャパニーズクオリティ」という言葉を耳にすることもあります。質の高さを指す時にポジティブな意味で使われていて、これも嬉しいことなのですが、不思議と日本の技術や会社名を聞くことはあまりありません。イメージとしての日本はあるのですが、具体的な情報は世界にあまり伝わっていないんだなと感じ、少し複雑な気持ちになります。

 

「日本のテクノロジーについて知ってもらえれば、日本をもっと好きになってもらえるんじゃないか?」

 

このプロジェクトは、日本のテクノロジーを世界の人に知ってもらうことで、日本とアメリカ、そして世界の架け橋になるものだと考えています。そして、そこから生まれる国際交流が、僕のアメリカでの体験と同じように、日本と世界の距離をぐっと近づけてくれると信じています。

 

 

 

 

Q3. クラウドファンディングが必要な理由は?

 

Innovation Discovery Japanは、今回が初めてのプロジェクトであるため、財政基盤をゼロから整備しています。たくさんの日本企業にもスポンサーシップをお願いしましたが、実績がないからか、思うように支援が集まっていません。アメリカの大学で勉強している学生というと、お金を持っていそうなイメージがありますが、ティーチングアシスタント(TA)やリサーチアシスタント(RA)として働いて学費に充てたり、教育ローンを組んでいる学生が非常に多い状況です。特に途上国から来ている学生たちは、生活費をかなり切り詰め、それを学費や教科書代に当てながら学んでいます。

 

「熱い想いがあれば、困難な財政事情を抱えていても参加できる。」

 

このような環境を作っていくためには、皆さまのご支援が必要です。このプロジェクトを日本の支援者の方々と一緒に作りあげていくことで、参加者と日本の繋がりがより豊かなものになり、今後も継続的に運営していける素敵な企画になると考えています。

 

 

 

Q4. 支援を検討されている方へのメッセージ

 

日本と関わりを持ちながら働きたい、研究がしたいと思っている学生たちがいます。このプロジェクトを通して、彼らが日本のテクノロジーを体感し、日本をそして日本人をもっと好きになって、日本の素晴らしさを世界に広めてくれると信じています。ご支援、よろしくお願いします。

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