活動報告
皆様から頂いた、今回のプロジェクトでのご支援により、この半年間で195頭の猫たちが、不妊手術をしないという選択から、できるならやってもらいたいという選択に変わり、これ以上増やさずに過ごすことができるようになりました。
中には、手術してから1カ月もたたず飼い主さんが亡くなるケースもありました。
今回のプロジェクトのおかげで、多頭飼育にならずに済み、猫が残されるとしても、少ない数で済むようになったものと、すでに多頭で飼い主に支払い能力がないケースなど、どんな状況にも対応できたのは、皆様のご支援のおかげです。
本当にありがとうございました。
多頭崩壊を未然に防ぐということ
これは猫のためでもあり、人のためでもあります。
増えてからの相談は、本人の精神的負担も大きくなります。
だからこそ、増える前の不妊手術が大切です。
以前、保健所の殺処分を減らすためにしたこと。
それは、保健所に持ち込まれる猫は、野良猫ではなく人が触れるほど管理している猫
だから保健所に持ってこれるのです。
野良猫の不妊手術だけをしていても殺処分は変わらなかったのです。
譲渡する猫の100%の不妊手術
これを続けていくうちに殺処分はゼロになりました。
なぜ殺処分の猫が持ち込まれるのか。
原因を考え、対処する。
今回も、増やして私たちに来る猫たちはどこからの相談が多いのか
施設に入って猫を置いて行ってしまう方、亡くなられて猫が取り残される方
そんなところがかなりの数を占めていました。
それならば、そこに重点を置いて残されていく前に手術をしていこう
ほとんどの方が、手術代がないからやれないと言う
どこに行ったらいいのかわからないという
今回のプロジェクトが成功してから、市の高齢者福祉課や社会福祉協議会へのアプローチ
そのチラシを見てケアマネさんからの連絡

今まで増えてからしか連絡が来なかったところから、次々と声をあげていただきました。
もうすでに増え始めているところも含め、少ない頭数でも声をかけていただけるようになりました。
これを続けていけば、飼い主さんがいなくなった時に残される猫の数はかなり減ります。
助けてあげられる件数が増えます。
自分たちが譲渡するときは、一人暮らしや60歳以上の方には後見人をつけていただいて、猫が残った時にも困らないようにという配慮をしています。
しかし、今現在飼っている方、猫を拾って飼い始めた方など、私たちが関与していないところもたくさんあります。
どこかで行き場を失った猫を救うためにも、このプロジェクトはとても意義があり、続けていかなければならないと思いました。
プロジェクトが終わってからの半年
不妊手術 443頭 (195頭については、分割もしくは支払い能力がない方の猫)
もふもふ堂負担額 2,786,340円
不妊手術代のほか、必要な治療費も含まれます(けがの治療、抗生剤など)
支援金 4,265,532円(手数料除く)
残金 1,479,192円
今現在、残っている残金でできる頭数
123頭
今後も、残っている金額で費用負担できない猫の不妊手術代に使わせていただきます。
これからも温かく見守っていただけるとありがたいです。

こちらからの報告は、これで最後になりますが、これからは、継続支援のほうでの報告になりますのでそちらもよろしくお願いいたします。
改めて、手術をしてくださる先生方、お手伝いいただいているボランティアさん、そしてこのプロジェクトのご支援をしていただいた皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
























