テーブルDの企画会議を行いました

昨日、地元仙台において復興関連でもご活躍されております宇都弁護士と企画の打合せをさせて頂きました。復興とは何かの前に、災害とは何かを論じる必要がある。災害によって何が失われたのか、復興とはその何かを取り戻すことにあるのではないか。その何かというのは、生活そのものであるべきではないのか。全てを失った方にとっては、そもそも取り戻すという感覚すらないかも知れない。そこで大事なのは、「納得感」でもあるのではないのか、と。被災者が納得した『生活再建』が基軸であるべきであるとのご指摘です。また、復興や復旧を考える際、そこに「ひと」がいるのかという重要なご指摘も頂きました。極端な例ですが、大地震があってもそこに集落が無い、人の営みがないというところでは「復旧」「復興」という計画は立ちにくい。「人の営みを取り戻す」をいうことに「復興」は注力すべきではないかとのご指摘です。みやぎボイスでは、ジャンルや立場、利害関係を超えた多様な議論を行い、共有し、考え、未来繋げることを趣旨としております。（文責阿部）