プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

ミャンマーの孤児院の子どもたちが、

雨漏り・熱中症に心配することなく過ごせるように

孤児院の天井を改修したい!

 

 

数あるプロジェクトの中から、私どものプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。プロジェクト代表の諸井行子と申します。30年間、子ども服の経営に携わっていた事もあり、以前から世界中の恵まれない子どもたちに目を向けて、孤児院や小学校の支援をお手伝いしてきました。

 

そんななか、ミャンマー現地の知り合いと親交があり、ある孤児院と出会いました。この孤児院「God Love & Care Villa」は、現在雨季を凌ぐのには忍びない天井であり、熱を防ぐ断熱材もない過酷な状態です。改修することで、少しでも子どもたちが安心して暮らせる場所を整えることができればと思っております。この孤児院の「天井張り替え・屋根葺き替え」と「天井断熱」の改修費用をみなさまにご支援いただければと思います。

 

 

 

天井にはあちこちに穴が空き、雨漏りに悩まされています

 

 

 

 

 

 

ミャンマーの現状

 

 

 ミャンマーは仏教が盛んな国で、人口の90%を占めています。(グラフ参照)多くの孤児院は寺院・僧院に併設されており、信心深い仏教徒が多いお国柄の中で、たくさん寄付が集まっています。

 

 また、ミャンマーへ訪れる外国人が孤児院をまわるツアーなどもあり、国外からも支援の目を向けられていますが、添乗する現地ガイドも仏教徒なので、残念ながら仏教系の孤児院ばかり紹介されています。ちなみに、日本の外務省の無償援助も、仏教系孤児院だけでした。

 

 一方、私達の支援している孤児院はキリスト教徒が運営している孤児院なので寄付等も集まりにくく、非常に困難な運営を強いられています。

 

天井にはあちこちに穴が空き、雨漏りに悩まされています

 

 

支援を行っている孤児院「God Love & Care Villa」について

 

 

 支援を行っている孤児院「God Love & Care Villa」は、ミャンマーの経済の中心都市ヤンゴンから車で北へ1時間30分ほどのモビ村にあります。村周辺には少数民族のカレン人が多く住み、農業を中心とした静かな農村地帯が広がっています。「God Love & Care Villa」の子どもたちは皆カレン人で、様々な理由により引き取られて生活しています。

 

 3歳から15歳までの67名の孤児が、老朽化の激しい建物の劣悪な環境下での暮らしを余儀なくされています。そのような環境の中でも、私に向ける愛らしい笑顔を見るたび、胸が締め付けられる思いがします。

 

 社会主義から民主主義への移行期の中で忘れ去られるのはどこの国でも同じで、このような孤児達です。現金収入の少ない農村部で、しかも人口の少ないキリスト教系孤児院。まさに「忘却のスポット」にはまっているようです。

 

子どもたちの様子

 

 

孤児院の現状

 

 

 ミャンマーは3月から5月に酷暑の季節を迎え、最高気温は40度以上になります。建物には扇風機やエアコンといった空調はもちろん、建物への熱伝達を緩和させる断熱材もありません。夜になっても室内温度が高止まりするため、子供達の体力を奪い続けています。

 

 そして、6月から11月には雨期を迎え、雨漏りの絶えないトタン屋根の天井から滴る雨水により、非常に不衛生な環境での日常生活を強いられています。

 

非常に貧しい暮らしを営んでいます

 

 

日本とミャンマーの歴史的背景と現状

 

 

 ミャンマーは1989年以前はビルマといわれていて、そちらの方が聞き馴染みがある方も多いと思います。第二次世界大戦以前はイギリスの植民地とされていましたが、当時の日本軍(南機関)がアウン・サン以下30人のビルマ人(三十人志士)を訓練・指導し、ビルマ軍を設立して日本軍と共にイギリスからビルマを解放した歴史があります。

 

 この歴史を映画化したのが、有名な「ビルマの竪琴」です。そんな影響からか、ミャンマーには日本の文化に近いところがあり、世界の中でも珍しい親日国です。タン・シュエ将軍率いる軍事政権が1990年に策定した30年計画に則り、2010年に民主化し、現在は社会主義から民主主義への移行期にあります。国民の大多数が民主主義を理解していない中で、先日スタートした新政権は困難を極めている現状です。

 

 多くの日本人が間違った認識をしている事の1つに「政情不安」があります。民主化で貧富の差が大きくなってきていますが、ミャンマーは食料自給率が非常に高く、国民に飢えは存在していません。日本人の目から見ると貧しく見えますが、食に関しては資源が豊富で、とても豊かです。飢えの無いおかげで、政治の変革などがあっても一部の問題であって、世界大戦以降、国内が乱れることは一度もなかったと聞いています。

 

 

今回の取り組みを通して、ミャンマーの若者たちが様々な職種で活躍でき、

いつか日本への貢献と友好のきっかけとなればいいと考えています。

 

 

最初に観光で訪れたミャンマーは、まるで昔の日本のような親しみを感じる美しい国でした。現地で知り合った方との親交を重ねるうちに、ミャンマーの中で置き去りにされたような孤児院を知ることとなり、微力ながら現地日本人やミャンマー人女性たちと一緒に支援を続けてきました。

 

孤児たちが将来、就職の機会を持てるように日本への留学を手助けし、自立できるよう見守っていきたいと考えております。日本は少子化になる一方で、真面目なミャンマーの若者たちが、様々な職業で活躍できるようになれば日本への貢献と友好のきっかけを作っていけると思います。その、はじめの一歩として、先ずは劣悪な生活環境を少しでも改善してあげたいと考えております。長文を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

今春、来日したことでも話題になったウルグアイ前大統領のホセ・ムヒカ氏の言葉が

とても印象的でしたので引用させていただきます。

 

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余裕のある人には弱者を助ける義務がある。

貧しい生活をしている人々の生活が改善されれば、

我々の生活も良くなります。

 

人生はもらうだけでは駄目なのです。

まずは自分の何かをあげること。

どんなにボロクソの状態でも、

必ず自分より悲惨な状態の人に何かをあげられます。

 

佐藤 美由紀『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』

(双葉社、2015/7/15)

 

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苦しい状況の孤児院の改修に、ぜひお力添えください。また、少しでもお手伝いただけるようであればFacebookやTwitterでシェアしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。