
支援総額
目標金額 2,600,000円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 11日
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プロジェクト本文
≪自己紹介≫
NPO法人和水会は、平成26年に地域福祉、歯科に関する研究、教育を目的に設立した団体です。
熊本県南関町は高齢化率44%、人口減少率県内トップクラスの過疎の町ですが、そんな過疎地区でも都会と変わらないレベルの医療福祉を提供できれば、との思いをメンバー全員が共有し、頑張っています。
今回、皆様にお願いしたいのは、アレルギー疾患を持っているにもかかわらず、気付かない子供たちの安全を守るため、アレルギー検査実施にご協力いただきたいのです。
とても小さな団体ですが、医療過疎地域を改善すべく、頑張っていく事をメンバー全員で決めました。どうぞ、よろしくお願いします。
≪プロジェクトを立ち上げたきっかけ≫
アレルギー疾患は、喘息・花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・薬物アレルギーなどがあり、時にはアナフィラキシーショックを起こし、死に至ることもある恐ろしい疾患です。
厚生労働省によると、
平成17年では国民の約1/3である約4200万人
平成23年では国民の約1/2である約6300万人であり、
わずか6年で約2100万人も増加したと言われています。
すなわち、年々発症リスクが上がっていることがわかりますが、給食におけるアレルギー疾患の対策はまだまだ追いついていません。
学校側への申告に関しては、検査結果が求められる場合もありますが、費用は自費診療(30,000~40,000円程度)必要とされており、非常にハードルの高い状態なのです。
子育て中にアレルギー検査費用の出費、病院へ連れていく時間、気力、体力…心配はあれどなかなか踏み出せないのが現状です。
≪プロジェクトの内容≫
熊本県南関町の未就学児(来年度から入学するこどもたち)全員にアレルギー検査を実施したいと思っています。
給食が始まる&外食が増えるこどもたちに無料でアレルギー検査を提供することにより、アナフィラキシーショックなど命の危険を回避することを目的としています。
こどもたちが口にするものはご家庭の食生活によっても異なり、保護者の好き嫌いやアレルギー疾患等により、食卓に上らない食材があったりします。そのため、検査しない限り、気付かないアレルギー疾患を持っている可能性を否定することはできません。
また、アレルギー検査を受ける通院のために時間がかかってしまい、検査日と結果報告日と2回の受診が必要になってしまいます。さらに、熊本県では賃金水準も全国的に見て低く、共働きでなければ生活がなりたちません。しかし、今回、郵送タイプの検査キットで実施することを計画したため、遠方の医療機関を受診したり、2度病院へ行くために仕事を休んで、収入を減らすことなく、実施することができるのです。
≪スケジュール≫
・12月15日:クラウドファンディング終了
・1月上旬:町内全戸へはがき発送
・2月上旬:希望者へ配布、検査実施
の予定となっております。
≪現在の準備状況≫
当会メンバーが広報活動は行いますが、町内全域にお知らせするために、新聞折込チラシを検討しています。
検査キットは日本ゲノム歯科医療研究所様が提供している41種類の検査キット(アレサポ41)を使用する予定です。遅延型アレルギーといわれている検査キットは検査項目は多いものの、日本アレルギー学会などで否定されており、科学的な根拠がなく、意味をなさないと考えられるからです。
また、採血量も他のキットより断然少なく済むのも魅力と感じ、選択しました。
≪検査の根拠と臨床的意義≫
体に侵入した異物(アレルゲン)に対し、身体が対抗する抗体(IgE抗体)を作り出して反応します。これ自体は生体防御の反応ですが、生体防御の範囲を超えた反応がⅠ型アレルギーです。Ⅰ型アレルギーは即時型で、抗原が作用してから15分~12時間くらいの短時間で反応が起こります。
特定のアレルゲンに感作されて産生されるものを特異的IgEと言い、今回依頼する検査では、化学発光酵素免疫測 定法(CLEIA)で濃度を求め、その濃度によりクラス分類をします。この濃度(クラス分類)から、アレルギー症状が起こる可能性や、出現する症状の重症度予測への活用ができます。
また、即時型食物アレルギーは低年齢の子どもに多く、8歳までの子どもが全体の80%を占めます。
入学前に検査を実施しておくことにより、重症化を防ぐことができるのです。
≪検査の精度≫
検査の精度に関して、検査を実施するドロップスクリーンの添付文書から引用します。
――― ――― ―――
正確性:陰性(クラス0)であることが既知の管理用血清を測定する時、クラスは 0です。 陽性であることが既知の管理用血清を測定する時、クラスは表示クラス±1クラス内です。ただし、表示クラスは2~6とします。
同時再現性:同一の陰性であることが既知の管理用血清を3回同時に測定する時、3回ともクラスは0です。同一の陽性であることが既知の管理用血清を3回同時に測定する時、クラスは3クラスにまたがりません。ただし、表示クラスは2~6です。
――― ――― ―――
上記の内容から、陽性検体の検査結果でもブレが少ないことがわかります。
≪検査を受ける際のリスクや注意点≫
受検者には、郵送型の検査キットを使用してもらいます。
指先採血用の安全針はとても小さい針になりますが、感染症を防ぐためにキット内絆創膏の活用が推奨されます。
採血手順を守らなかった場合に、正しい結果が得られない場合があります。(例:手が濡れたまま採血した、消毒をしなかった、など)
採血管は予備を含めて2本入っていますが、採取した血液が凝固してしまった場合や採血量が足りない場合などは検査を実施することができない可能性があります。
≪最後に≫
皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。過疎地域である南関町でもちゃんとした予防医療が推進できる様、精いっぱい頑張ってまいります。どうぞ、よろしくお願いします。
- プロジェクト実行責任者:
- 神崎 昌二(NPO法人和水会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
・12月15日:クラウドファンディング終了 ・1月上旬:町内全戸へはがき発送 ・2月上旬~3月下旬:検査希望者へ配布、検査実施 ・2月中旬:リターンの発送 本プロジェクトで皆さまからいただいた資金は、以下の用途で大切に使用させていただきます。 ・アレルギー検査キット(アレサポ41):29,700円×(60名+予備20名分)=2,376,000円 ・周知のためのはがき:はがき63円×3500戸=220,500円
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プロフィール
NPO法人和水会は、平成26年に地域福祉、歯科に関する研究、教育を目的に設立した団体です。所在地である和水町は高齢化率42%、人口減少率県内トップクラスの過疎の町ですが、都会と変わらないレベルの医療福祉を提供できれば、との思いをメンバー全員が共有し、頑張っています。
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プロフィール
NPO法人和水会は、平成26年に地域福祉、歯科に関する研究、教育を目的に設立した団体です。所在地である和水町は高齢化率42%、人口減少率県内トップクラスの過疎の町ですが、都会と変わらないレベルの医療福祉を提供できれば、との思いをメンバー全員が共有し、頑張っています。