4百年前の景色を再現。姫路城前に、蝶が飛び交うガーデンを。

支援総額

1,013,000

目標金額 1,000,000円

支援者
62人
募集終了日
2020年1月23日

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プロジェクト本文

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>ご支援の流れについて<

 

ジャコウアゲハが飛び交う景色。

ときを経て、いま復活へ。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。中曲輪バタフライガーデン創造委員会と申します。

 

私たちは、兵庫県姫路市の白鷺小中学校PTA・OBを中心に構成され、現在姫路市立白鷺小中学校・兵庫県立姫路聴覚特別支援学校と地域が協力し、子ども達の学習環境の整備と地域の魅力のアップのために、ジャコウアゲハの育成に取り組んでおります。

 

2015年から始めた活動が認められ、今年環境プラン大賞も受賞致しました。

 

実行委員会の飯塚(左)と風見(右)です。

 

 

子ども達の環境教育的視点と地域活性の観点で、2015年から小規模ながらスタートしたジャコウアゲハ育成。地域のみなさまやPTAの方々のご尽力のお陰で、子どもたちが花いっぱいの環境で過ごせるようになりました。

 

写真提供:姫路ジャコウアゲハ倶楽部

 

 

そして現在、さらにこの取り組みを更に拡大させようと、「中曲輪バタフライガーデン創造プロジェクト」を計画しています。

 

しかしながら、そのために必要なチョウの食草や蜜源植物を育てるための花壇やプランターなどの準備費用が不足しております。学校や地域ボランティアを中心とした私たちには、十分な環境をつくるための活動資金を用意することが難しい現状です。

 

そこでクラウドファンディングに挑戦し、みなさんにご支援をいただきこの取り組みを広く地域に伝えていき、ご賛同をいただけたらと思っております。子ども達が環境体験活動を通して自然環境を大切にする心を養うために、そして姫路城の玄関口にふさわしい賑わいのある土地利用のために、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

姫路のシンボル、ジャコウアゲハ。

その減少は、食草「ウマノスズクサ」の減少にありました。

 

ジャコウアゲハは、姫路市の「市蝶」に制定され、姫路市のシンボルとなっています。

 

姫路市を語る上で欠かせない姫路城の築城主である池田輝政の家紋も、アゲハチョウの瓦紋が何千と用いられており、昔からこの場所にゆかりのある生き物です。

 

かつて姫路城中曲輪周辺にも多くの蝶が飛んでいたそうです。

 

写真提供:姫路ジャコウアゲハ倶楽部

 

しかし現在は、たくさんジャコウアゲハが空を舞う景色をほとんど見ることがなくなりました。

 

その原因は、ジャコウアゲハが好む食草「ウマノスズクサ」が育つ環境が減少したことが考えられます。止まることのない都市化のなかで、ウマノスズクサの生育地域がどんどん少なくなったのです。

 

ウマノスズクサは多年性のつる植物です。葉が馬の顔の形に、
花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に似ていることから命名されたようです。

 

 

再び無数のジャコウアゲハが空を舞う景色を取り戻すためには、ジャコウアゲハの個体数を増やさなければなりません。そのためには、ウマノスズクサの数を増やすことが唯一の方法なのです。

 

 

子どもにもっと自然環境を。

地域と更なる繋がりを。

 

ジャコウアゲハの育成に取り組む白鷺小中学校には、目指したい目標が2つありました。

 

1つは、環境教育の充実です。白鷺小中学校は世界遺産姫路城の特別史跡の指定区域である姫路城跡中曲輪内に位置しています。

 

国の文化財保護の規制があるため、校内の地面を掘り池をつくるなどの整備はできません。そのため白鷺小中学校には生物を身近に観察を行えるような環境がなく、子ども達が身近に昆虫などの自然を感じる機会は限られている状況です。

 

 

 

もっと子ども達に自然と触れ合える機会をつくってあげたい。

環境教育の充実を通じて、児童生徒が気軽に昆虫や動植物とふれあう機会をつくり、命の営みを感じられるような学校にしたい。

 

そんな想いを抱きながら、学校としても解決策を模索していました。

 

もう1つは、地域地との連携の強化です。白鷺小中学校は平成30年度にコミュニティ・スクールに認定され、学校運営協議会を主体に、学校・PTA・地域が一体となり、学校の活性化や地域活性化についての取り組みを進めてきました。

 

近年姫路駅周辺の開発が進み、白鷺小中学校区内の人口は増えると同時に地域との繋がりも薄くなりつつある中、学校を核とした地域のふれあいの場の創出が必要です。

 

 

子ども達を主役に、コミュニティを形成。

ジャコウアゲハが繋ぎ役となりました。

 

これらのアプローチ方法として立案されたのが、ジャコウアゲハを地域に蘇らせよう!という計画です。池などの立派な設備がなくても、子ども達は身近な蝶の生態観察を行うことで、生物の不思議や自然のダイナミズムを学ぶことができます。

 

また、子ども達を主役にして、PTAと地域が協働して活動することで、学校を核とした新たなコミュニティを強化するきっかけにもなると考えました。

 

地域の愛好家がジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサを育てていたこともあり、2015年に愛好団体の協力のもと旧白鷺小学校で栽培を開始。2019年現在は、ウマノスズクサを200株ほど植栽し、春にはジャコウアゲハが校庭を舞い、9月には多くの幼虫が餌を求めて懸命に花壇を探検していました。

 

 

ウマノスズクサとジャコウアゲハ。写真提供/姫路ジャコウアゲハ倶楽部

 

 

いきものと触れ合い、人と協力すること。

子ども達は自然の中で学びを見つけています。

 

当初、小学部の環境教育の一つの教材に過ぎなかったジャコウアゲハの育成ですが、ウマノスズクサの育成やその他蜜源植物の栽培をしていき、子ども達が自然と触れ合う機会が増え、花いっぱいの環境で過ごせるようになりました。

 

「あ!ここに幼虫がいるよ!」休み時間に様子を観察する子どももいます。

 

 

小学部3年生のジャコウアゲハ応援隊の隊員たちは、自分たちで学習した成果をしらさぎの小径や学校のフェンスにて発表しています。
 

ジャコウアゲハを通して、学校の周りにはどんな植物がいるのか、自分たちでは出来ない作業を誰にどのように協力をお願いするか、そんなことを学んでいるそうです。

 

子ども達の発表資料

 

子ども達の発表資料

 

 

子どもたちとしても、地域の方と一緒に自分たちで植栽作業を行ったということもあり、地域の一員としての自覚が芽生え、地域の方もさらに熱心に学校の教育活動を応援してくださるようになりました。

 

 

取り組みを拡大。

近隣の学校と一緒に、さらに大きなものへ。

 

2015年から4年継続したこの取り組み。

 

白鷺小中学校内だけに留まらず他の近隣の学校やさらにエリアを広げていくことができれば、児童や生徒だけでなく、地域の方や学校周辺を訪れる観光客の方にとっても蝶の飛び交う癒しの空間を提供し、自然環境を保全する意識を高めることに繋がるのではと考えるようになりました。

 

観光客がフェンス越しに観察できるメインの予定地の1つです。

 

 

そこで今回、姫路聴覚特別支援学校の協力を得て、白鷺小中学校と協働で姫路城中曲輪の南西エリアにおいてジャコウアゲハの保全育成を行うことになりました。

 

白鷺小中学校の空きスペースを活用し、ジャコウアゲハを育成するための大型花壇を整備していきたいと思っています。

 

現在200株ほどウマノスズクサの植栽を、その10倍の3,000株ほどに増やせるスペースです。

 

そのスペースで蜜源植物や食草ウマノスズクサを植えていくことで、ある程度成長したウマノスズクサ1株に対して、2~3匹のジャコウアゲハを育てることができ、毎年5,000匹ほどのジャコウアゲハの成虫を育成することができる見込みです。

 

こちらの空きスペースを花壇に整備していきます。

 

 

実際の環境整備は、白鷺小中学校と姫路聴覚特別支援学校の児童が主役となりウマノスズクサの世話を行い、地域ボランティアの方々にそのサポートをしていただきます。

 

環境教育として子ども達が気軽に昆虫や動植物とふれあう機会をつくることで、命の営みを感じてもらいたいと思っています。

 

また、ジャコウアゲハの保全育成の新たな観光スポットとして、「持続可能な環境保全」「観光」という対立しやすい課題を解決するアプローチにもなるのではないでしょうか。

 

 

大型花壇の整備に必要なのは、総額300万円。

私たちだけでは捻出することが出来ません。

 

大型花壇の整備には、もちろん費用がかかります。ウマノスズクサ育成用の花壇の整備やプランターを充実させる必要があり、見積もりとしては総額300万円程。市立の学校ではその費用を捻出することが難しい状況です。

 

そこでクラウドファンディングに挑戦させていただくことになりました。今回初めての挑戦ということもあり、まずは目標を100万円に設定し、確実に規模を小さくしてでも花壇の整備に取りかかれるように進めていきたいと考えています。

 

皆さまに大型花壇の整備のためにご支援いただき、このプロジェクトを委員会がだけが主体のものではなく、地域全体の取り組みとして一緒に育ててくださる方が増えれば嬉しい限りです。

 

<今後のスケジュールイメージ>

2020年1月 クラウドファンディング成功

2020年2月 ウマノスズクサの根伏せによる苗床づくり

2020年4月 大型花壇の工事及び物品用品の購入

2020年7月 ウマノスズクサの植栽作業

 

先代が見てきた景色を復活へ。

 

白い姫路城を背景に優雅に飛び交う黒いジャコウアゲハ。その風景は、400年前に姫路城築城当時に先人たちが当たり前に見ていた風景です。

 

その風景を、これからの社会を担う子ども達と地域が協力し再現していくことで、そこにコミュニティと人を惹きつける魅力が生まれるはずです。

 

まずは姫路城周辺、そしてゆくゆくは姫路市全体に活動が広がるよう、このプロジェクトを成功させていきたいと思います。

 

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

写真提供/姫路ジャコウアゲハ倶楽部

 

※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、こちらのリターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

<ご支援の流れについて>

 

下記、ご支援の流れについてのマニュアルになります。

 

最初にアカウントの作成が必要です。メールアドレスかフェイスブックで作成が可能です。ご支援の方法は、クレジットカード払いか銀行振込をお選びいただけます。

 

どうしても上手く行かない場合は、こちらまでメールにてご連絡ください。

 

ご支援前のアカウント作成の流れ

メールアドレスでの作成はこちら 

Facebookアカウントでの作成はこちら

※パソコン、スマホどちらからでも可能です。

 

ご支援の流れ

こちらをクリック

 

 

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プロフィール

中曲輪バタフライガーデンは、日本初の世界文化遺産 国宝姫路城の特別史跡内の姫路城中曲輪内にある、姫路市立白鷺小中学校と兵庫県立姫路聴覚特別支援学校周辺の空きスペースを活用し、子どもたちの環境教育を行いながら、ジャコウアゲハを中心とした蝶を保全し、食草を育成しすることで、ジャコウアゲハやその他の蝶が生息しやすい環境を整える活動を学校と地域が一体となって行っています。

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リターン

10,000


<リターン不要の方向け>全力応援

<リターン不要の方向け>全力応援

・感謝を込めたお礼のメール

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

3,000


サンクスメール

サンクスメール

感謝を込めたお礼のメール

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


完成した大型花壇を動画でご紹介

完成した大型花壇を動画でご紹介

・感謝を込めたお礼のメール
・完成したガーデンを動画で報告

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


<お越しになれる方限定>ウマノスズクサ植栽イベントご招待

<お越しになれる方限定>ウマノスズクサ植栽イベントご招待

・感謝を込めたお礼のメール
・植栽イベントにご招待

子ども達が育てたウマノスズクサの苗を植栽するイベントにご招待します。白鷺小中学校にお越しいただける方に限定になります。実施時期は2020年7月予定を予定しています。後日詳細のご案内をさせていただきます。

支援者
4人
在庫数
46
発送完了予定月
2020年7月

10,000


<遠方の方向け>姫路名物 播州皿せんべい

<遠方の方向け>姫路名物 播州皿せんべい

・感謝を込めたお礼のメール
・完成したガーデンを動画で報告
・播州皿せんべい

ジャコウアゲハの幼虫『お菊虫』と播州皿屋敷のお菊さんをモチーフにした9枚入の播州皿せんべいです。1枚足らないのがミソです。

支援者
3人
在庫数
97
発送完了予定月
2020年7月

30,000


<姫路を堪能>イベント参加とグッズ

<姫路を堪能>イベント参加とグッズ

・感謝を込めたお礼のメール
・ウマノスズクサ植栽イベントご招待
・完成したガーデンを動画で報告
・播州皿せんべい
・しらさぎ化粧品製 姫路城紋瓦石鹸(1個)

姫路路城の屋根瓦に描かれている歴代城主の家紋を彫った石鹸です。ココナツオイルやオリーブオイルを配合した肌に優しい植物性で、泡立ち効果のある黒い竹炭粉を練って瓦の色合いも再現しています。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


<リターン不要の方向け>全力応援

<リターン不要の方向け>全力応援

・感謝を込めたお礼のメール

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

50,000


<リターン不要の方向け>全力応援

<リターン不要の方向け>全力応援

・感謝を込めたお礼のメール

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

50,000


<シルバースポンサー>ガーデン設置の看板にお名前記載(小)

<シルバースポンサー>ガーデン設置の看板にお名前記載(小)

・感謝を込めたお礼のメール
・ウマノスズクサ植栽イベントご招待
・完成したガーデンを動画で報告
・播州皿せんべい
・しらさぎ化粧品製 姫路城紋瓦石鹸(1個)
・ガーデン設置の看板にお名前記載(小)※希望制

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

100,000


<ゴールドスポンサー>サーガーデン設置の看板にお名前記載(大)

<ゴールドスポンサー>サーガーデン設置の看板にお名前記載(大)

・感謝を込めたお礼のメール
・ウマノスズクサ植栽イベントご招待
・完成したガーデンを動画で報告
・播州皿せんべい
・しらさぎ化粧品製 姫路城紋瓦石鹸(1個)
・ガーデン設置の看板にお名前記載(大)※希望制

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

プロフィール

中曲輪バタフライガーデンは、日本初の世界文化遺産 国宝姫路城の特別史跡内の姫路城中曲輪内にある、姫路市立白鷺小中学校と兵庫県立姫路聴覚特別支援学校周辺の空きスペースを活用し、子どもたちの環境教育を行いながら、ジャコウアゲハを中心とした蝶を保全し、食草を育成しすることで、ジャコウアゲハやその他の蝶が生息しやすい環境を整える活動を学校と地域が一体となって行っています。

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