＼かけはしサポーター／難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくり

皆さん、こんにちは。

言葉のかけはしの岩尾です。

 

本日、難聴者のための就職支援セミナーを本格始動させました！

今日は4人の方にご参加いただきました。

 

 

回線の状況が悪かったようで、写真は3人になっています。

 

9月のパイロット版から改良しての今回。

 

一番の改良は、字幕付きで動画を用意したことです。

音声文字変換アプリはまだまだ誤変換が多いこと、

回線状況によって、固まってしまうこともあること、

これを回避するためのものです。

 

 

おかげさまで、運営の方はスムーズにいきました！

（と、思います(笑)）

理解度も、完全な字幕をつけたので良かったのではと思っています。

 

アンケートでも、

「難聴に特化した内容で、非常に情報が整理されていて勉強になりました。」

などと言っていただいております。

 

いろいろと気づきがあったようで、良かったなと思っています。

 

動画は、ずっと流すだけではなくて、セッションごとに切って、少し解説を入れながら進めました。

リアルタイムでは、もちろん、画面に字幕を付けるのと、ＵＤトークも今回使いました。

 

本当はYYProbeを使いたいですが・・・

皆さん知っているとなるとＵＤトークになってしまうんですよね。

まあ、折を見てYYも使いたいなと思っています。

 

今回も、30分のフリートークタイムを設けました。

そこで、いろいろと現状を話してくれた方もいます。

 

その現状に対して、僕は解決する言葉は持ち合わせていませんでした。

 

それは、僕の勉強不足とかではなく、

相手側の問題によるところが多いからということです。

 

例えば、

会社から配慮をしてもらえない。

求人がない。

数も少ない。

いいなと思った求人は20人受けても誰も通らない。

 

このような現状です。

これに対しては、なかなか解決のためのアクションって起こしにくいです。

 

会社から配慮してもらえないことは、アクションの仕様がありますが、多くの場合、ご本人が手を尽くした後なので、本人のアクションだけでは難しいケースになります。（仲介には入れればまた変わります）

 

でも、こういうことを話せるだけでも一歩進めると思うんです。

 

確かに、こういう現状があると、就職セミナーを受けても、会社がこうだから、求人がこうだから、意味がない。

そう思われるかもしれません。

 

でも、だからこそ、変えていきたいと思ってますし、そこで意味がないと動かなければ、やはり変わらないままなんです。

 

そして、既存の行政関係の就職サポートでは、信じられないことですが、障害者手帳がないとサポートできないと言われたり、なかなか親身になって話を聞いてくれないということもよく聞きます。

親身になって話を聞いてくれたとしても、難聴のことをわかる人はそうそういないと思います。

 

だからこそ、かけはしの意義があると思っています。

 

それだけに、正直、もう少し参加してもらえるんじゃないかと思っていた部分はありますが、それでも、動いてくれた方がいるということに、僕と河原は本当に感謝しましたし、嬉しかったです。

 

フリートークでは、参加者の方がいろんな情報を共有してくれます！

これは、本当にリアルアイムのセミナーならではのいいところです。

 

励ましの言葉もいただきました。

最初は一人からですよねって。

 

そうですね。

何でも1人からです。

 

まず動いてくれた4人の方と、道を作っていきたいと思います。

 

このセミナーでは、実際のアプローチの仕方も一緒に考えていきます。

でも、現状がこうなので、簡単にはいきませんが、それでも、動くからこそ、変えられると思うのです。

 

そして、5回コースで続いていきます。

途中参加ももちろんＯＫですので、お心当たりの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介いただければと思います。

 

かけはしは、絶対に難聴の人の仕事の選択肢を拡げていきます！

ぜひ、応援よろしくお願いします！