【応援メッセージ】　神戸どうぶつ王国　佐藤園長からの愛

心から愛おしい沖縄の動植物へ愛の手を差し伸べてくださった方のメッセージ

 

神戸どうぶつ王国、那須どうぶつ王国の園長、国内随一のアニマルトレーナー、そして日本動物園水族館協会生物多様性委員長として野生生物の保護や環境保全に尽力されている、佐藤 哲也 様から頂いたメッセージをご紹介いたします。

 

ネオパークオキナワは私が園長を務めます神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国が加盟する日本動物園水族館協会(JAZA)の施設として域外保全に取り組む仲間です。

 

JAZAに加盟する施設には4つの役割「種の保存・環境教育・調査研究・レクリエーション」が課されています。

その役割の１つ種の保存に我々も取り組む中で、ネオパークオキナワが位置する南西諸島そしてやんばるには国内希少動植物種が数多く生息していることからこれまでも様々な協力をしてまいりました。

 

南西諸島に生息する希少な日本固有種であるトゲネズミ3種(アマミトゲネズミ、トクノシマトゲネズミ、オキナワトゲネズミ）は生息環境の変化や外来生物（マングース、ノネコ等）により大きく数を減らしています。

そのような現状であるトゲネズミ類を絶滅から救うため、神戸どうぶつ王国ではトゲネズミ類3種のうち、野生個体数が比較的安定しているとされるアマミトゲネズミの飼育を2019年に開始、繁殖にも成功しています。

データなどを集積し、今後のトゲネズミ類の生息域外保全に寄与したいと考えております。

また、この取り組みはJAZAと環境省との連携事業であり、今後は「ミヤコカナヘビ」など域外保全も予定しています。

 

神戸どうぶつ王国　環境保全の取組　

　→　https://www.kobe-oukoku.com/environmental_preservation/

 

ネオパークオキナワには南西諸島の生き物そして環境の保全と啓蒙活動を続け、沖縄だけでなく日本、そして世界の宝である希少な動物たちの未来のためにできることを私たちと共に取り組み続けてもらえる様に皆様の応援をよろしくお願いします。

 

神戸どうぶつ王国/那須どうぶつ王国　園長　佐藤 哲也

 

沖縄、南西諸島固有種保全の取組みに対するネオパークへの期待と後押し、ネオパーク、神戸どうぶつ王国、那須どうぶつ王国そして日本の動物園水族館の存在意義を伝えていただける佐藤様からのメッセ―ジとても嬉しく思っております。

 

沖縄、南西諸島、そして世界中に暮らす人と動物たちの未来を見据えた活動とメッセージに私たちスタッフも一緒に頑張っていきたいと心から思いました。本当にありがとうございます！！

 

 

ちむがなさんの想いを沖縄の動植物にくださる全ての方々へ感謝申し上げます！！