プロジェクト概要

 

まひ等で体を動かすことが難しくても、水の中でなら楽に動かすことができる。

 

リハビリでなく、自分の好きなことで体を動かし続けるという選択肢をつくるために、30年の指導で培った、障がい児者向けの水泳指導法を本にして広めたい!

 

 

理学療法士として30年以上、リハビリだけでなく、障がいを持った子たちに泳ぐことの楽しさ、心地よさを伝えてきました。

 

こんにちは。東京都足立区のスマイル訪問看護ステーションで障がい児の在宅支援をしている直井寿徳といいます。

 

障がい児者のなかでも、肢体不自由の子ども達は、まひや緊張、重力などの影響で身体を動かすことに努力が必要です。

 

しかし、プールの中では浮力・水圧・水流などのおかげで、楽に身体を動かすことができます。そして、どんなに重度でも、ちょっとしたコツや適切な介助や指導があれば、その子なりの泳ぎを習得することができます。

 

私と仲間たちは、30年以上理学療法士としてリハビリをするだけでなく、障がい児者に対して水泳指導も行ってきました。

 

みんなで顔を合わせて縦ロールの練習中。上手に出来れば次は水中パスかな。

 

 

泳げることは、子どもたちの自信になります。意欲につながります。指導を通して、たくさんの子どもたちの笑顔に出会ってきました。

 

私がプール指導を始めたのは、前の職場の療育センターにプールが作られてからでした。先輩から教えてもらいながら、自分でも講習会に行ったり他の障がい者のプール教室にお手伝いに行きながら、どう向き合えばいいかを勉強してきました。

 

子ども達の水への接近は色々です。でも、みんなお風呂に入っているので極端に水を怖がる子はいません。つまずきやすいのは潜りです。挑戦したこと、上手くできたことを褒めてあげると、自信になって次のステップも頑張ろうとします。

 

この約30年の間には、重症児・者や気管切開をした子たち、水が怖くてプールサイドにもいかれなかった子、25m泳げるようになって大会に出るようになった子などたくさんの子たちとの出会いがありました。

 

指導した人数は、1,000人以上にはなると思います。どの子も、挑戦し、その子ならではのステップを1つずつクリアしていく姿はとても尊いです。

 

水中だってへっちゃらです


 

子ども達がリハビリだけではなく、泳げることで身体を動かす機会となりより良い生き方が出来る。そんなことを沢山の人に体験をして欲しい。

 

障がい児者に対しては、生まれてすぐにリハビリテーションが始まることが多いです。発達を促したり、より良い動きや運動ができるように練習をしていきます。しかし、思うように動かない身体のために、子ども達の自らの意思で運動をする機会は次第に減っていきます。

 

学校に通うようになると、体育の授業で色々なスポーツや体操を経験します。プールの授業もありますが、じっくりと練習できず、泳げないままに卒業してしまうことが少なくないのです。

 

以前特別支援学校で「私が上手にやれないからプールに入れられません」と言われた先生がおられました。「先生の都合でこの子がこの夏プールに入れないんですか」と意見しました。残念の一言です。

 

でもこの先生は頑張った!次の年には堂々と重度のその子をプールに入れ、なんと一人で泳ぐところまで指導されました。先生方が自信を持って臨めばたくさんの子たちが楽しく夏を過ごせます。だからこそ、30年の経験を詰め込んだ、分かり易い手引き書のような障がい児者のプール指導の本を作りたいと思い立ちました。

 

ネックヘルパーをつけてもう少しで一人で浮けます。

 

 

30数年で培ったノウハウやちょっとしたコツをイラストにして分かり易い本に!

 

今回のプロジェクトでは、約30年間、私たちがたくさんの子ども達とプールに入って知ることができたノウハウを一冊の本にまとめようとしています。基本的には安全第一で色々な子に対応できるように書き進めています。

 

「目の前の子がどこまでできるのか?どういったことが出来るのか?」がわからないから指導しないということを避けるために、一人の子の運動レベルと知的レベルから、どんなことが出来るようになるかを予測できる表ものせています。

文章で伝えにくいところを分かり易くするためには写真からイラストにおこしていくとよりイメージ豊かに伝えることができそうです。皆様からのご支援は、このプロのイラストレーターにお願いする資金と製本の資金として使用させていただきます。

 

お父さんと一緒にプール入るのだーい好き!

 

 

障がいのリハビリでなく、自分が好きな水泳で体を動かすという選択もできるようになって欲しい。

 

学校を卒業すれば、運動する機会はさらに減っていきます。もし、小さい頃に水の楽しさを知り、泳ぐ経験ができていれば、リハビリではなくプールで楽しみながら体調のコントロールを行うという選択もあり得るでしょう。

 

そして、泳げるようになることを通して、水泳に限らず、障がいがあるからできないと思わないでほしい。それは本人だけでなく家族もです。

 

努力はしなくてはいけません。でも必要以上は要りません。本気でやりたいと思っているなら助けは必ずあることも知ってもらいたいです。

 

プール指導の場面や介助の仕方、ちょっとしたコツなどが分かり易く掲載された手引書のようなものがあれば、色々な人が子ども達に泳ぐ楽しさを伝えることができると考えています。

 

完成に向けて、皆様のお力を貸していただけないでしょうか?応援よろしくお願いいたします。

本格的な水泳に進むお友達も・・・それぞれの楽しみ方を見つけていきます。

 

 


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