ネパールの女性農業組合と一緒に高倉コンポストと薬草茶で村興し
支援総額
目標金額 1,170,000円
- 支援者
- 19人
- 募集終了日
- 2015年1月28日
バッテダンダ村でも「地元学」をやってみましょう!
クラウドファウンディングの支援者の方から「地元学」についての情報をいただきました。
「地元学」とは?
提唱者 吉本哲郎
「地元学」は地元に学ぶことである。ないものねだりをやめてあるものを探し、地域の持っている力、人の持っている力を引き出し、あるものを新しく組み合わせ、ものづくり、生活づくり、地域づくりに役立てていく。それぞれの風土と暮らしの成り立ちの物語という個性を確認し、大地と人と自分に対する信頼を取り戻し、自分たちでやる力を身につけていく。
地元学は水俣病問題で苦しんだ水俣が、住民協働で環境に特化して行動し元気を取り戻した中から生まれた。もとより、地元学はこうであるという進め方はない。
やり方すら、地元の土地と人に合わせ開発していくからである。従って水俣でやったことから最低限言えることにとどめていることをあらかじめお断りしておきたい。
吉本哲郎さんとは?
吉本 哲郎 よしもと てつろう
地元学ネットワーク 主宰
出身都道府県:熊本県
主な経歴:
1971年 宮崎大学農学部卒
1971~2008年 水俣市役所
1997~1999年 熊本大学非常勤講師
宙の学舎 吉本哲郎さんの講演会 報告 2014-07-03 22:30 より
↓こちらの論文にはベトナムのナムソン村で地元学をした時の記録が書かれていますが、大変興味深いです。バッテダンダ村の現在と照らしあわせて読みました。
タイトル:
頼りにしていた俺たちが悪かったと、笑って言うことからやりたいよな
http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/hscd/2007/hscd07_006ja.pdf
論文より一部抜粋
、、、たとえば、観光振興は多くの場合、観光業者振興に
なってしまう。地域住民の元気には結びつかない。
そんなふうに見破るために、地元学では一見すると
正しいと思えることでもそれをやったらどうな
るかと深く考えていく。言っていることではなくて、
やっていることで見極めていく。すると見えてくるこ
とがある。
決定的に捨てられていたむらが自分たちでやってい
く。強いものだけが勝ちつづけ、弱いものはずっと負
けつづけるグローバリゼーション、新自由主義の動き
が拡大する中、捨てられた村たちの逆襲が始まったよ
うだ。
村は自分たちでやるしかない。自分たちのもの
さしで、ここに生きるという豊かさをつくるしかない。
私は思う。国を頼りにしていた俺たちが悪かったと、
笑いながら言うことから始めようと。
更に、↓こちらの記事も地元学の手法が簡単にまとめられていて
わかりやすいです。
地域の良さを探す手法 -「地元学」の紹介-
■「地元を学ぶ」のではなく「地元に学ぼう」!
http://web-gis.pref.shimane.lg.jp/sato/datas/jimotogaku.pdf
記事より一部抜粋です。
地域の色々なことを調べることによって、それをきっかけに人との
接点が生まれてきます。農村は、ここで暮らすために様々な知恵と
技を必然的に持っていますが、日常のことであるためそれに
気付かないでいます。それを、気付いてもらうための作業を
行うことによって、持っているもの(自分の技)が注目される
きっかけになるのです。
注目されれば、人に見られているという意識が生まれます。
家の周りを気にかけるようになったり、きれいにしようという動きが
出てきたり、周囲に気を配る変化が生まれてきます。例えば、家の
裏山を調べてお金になる素材があったら、それを集めて販売しよう
という動きが生まれます。
そして、その素材を持続的に採種するために、山を管理する行動に
繋がってくるはずです。気付くことによって身の回りの自然が
注目されることになるのです。
そして収益活動が生まれると、次は雇用を生む考え方もできてきます。
地域の人々が集まり、商品づくりに励むようになり、売れる商品に
するための工夫をみんなで知恵を出し合うようになります。
モノが売れる喜びを共有することで、持続的な活動も期待できるようになります。
最後に↓こちらの記事ですが、吉本哲郎さん自らが記した、地元学のやり方を具体的に説明してくれている記事です。
地元学とは!
http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/19/jimoto_i.pdf
記事の抜粋です。
次のような考え方を地元学の基本としています。
・ 地元に住んでいる人が主体的に行います。
・ 学問(民俗学等)や物知り学ではなく、調べたことを町や村の元気づくりに
役立てていくものです。役立てるために調べていきます。
・ 地域住民だけでなく、地域外の人、いわゆる「風の人」の視点や助言を
得ながら、地元を調べていきます。
・ 第一歩は、自分の家を調べることから始まります。お父さんやお母さんが
どんな気持ちで自分を育ててきたのか、家まわりにどんな植物があり、
使われているのかなどです。
・ 自分たちのつながりを充実していきます。
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最後に地元学についての講演動画を見つけましたので、お時間のある人は
御覧ください。80分と長いですが、何回かに分けて味わって見てください!
「ないものねだり」から「あるものさがし」へ
2012/04/14 に公開
房総半島・鴨川市の奥地である旧大山村地域の大山公民館で4月7日、「大山村塾」第1回講演会が開かれ、椅子が75脚しかなく、それでは足りないと見て座布団を44枚掻き集めて約120人分の席を用意したにもかかわらず、それを遥かに上回る170人以上の聴衆が詰めかける大盛況となった。
日本に学び、
ネパールで実践する、という思いで
プロジェクトに取り組みます!
リターン
3,000円
1:スンダリミカ・プラシャンタ・フルマヤさん直筆メッセージ付きサンクスレターとプロジェクト広報HPにお名前を掲載
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1:サンクスレターとプロジェクト広報HPにお名前を掲載
2:プロジェクト記念水牛の骨オーナメント
3:トゥルシー ティーバック20袋入り 1セット
4:トゥルシー 石鹸サンプルサイズ 1個
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1:サンクスレターとプロジェクト広報HPにお名前を掲載
2:プロジェクト記念水牛の骨オーナメント
詰め合わせ
3:トゥルシー ティーバック20袋入り 1セット
4:トゥルシー 石鹸サンプルサイズ 1個
5:スンダリミカのミニアルバム「レッサムフィリリ」
6:コンポストピットの壁にお名前を入れる権利
※2のプロジェクト記念水牛の骨オーナメント詰め合わせをネパール雑貨ポーチもしくはトゥルシー薬用石鹸60gに替えることもできます。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
1:サンクスレターとプロジェクト広報HPにお名前を掲載
2:プロジェクト記念水牛の骨オーナメント
詰め合わせ
3:トゥルシティーバック20袋入り 5セット
4:トゥルシー 石鹸サンプルサイズ 5個
5:スンダリミカのミニアルバム「レッサムフィリリ」
6:コンポストピットの壁にお名前を入れる権利
※2のプロジェクト記念水牛の骨オーナメント詰め合わせをネパール雑貨ポーチもしくはトゥルシー薬用石鹸60gに替えることもできます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
1:サンクスレターとプロジェクト広報HPにお名前を掲載
2:プロジェクト記念水牛の骨オーナメント
詰め合わせ
3:トゥルシティーバック20袋入り 5セット
4:トゥルシー 石鹸サンプルサイズ 5個
5:スンダリミカのミニアルバム「レッサムフィリリ」
6:コンポストピットの壁にお名前を入れる権利
7:バッテダンダ村ペアで1泊2日ご招待
※2のプロジェクト記念水牛の骨オーナメント詰め合わせをネパール雑貨ポーチもしくはトゥルシー薬用石鹸60gに替えることもできます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし