カンボジア・シェムリアップの村にコオロギと胡椒の加工場を作りたい!
カンボジア・シェムリアップの村にコオロギと胡椒の加工場を作りたい!

支援総額

1,554,000

目標金額 1,500,000円

支援者
104人
募集終了日
2023年7月21日

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2023年07月20日 17:02

活動ブログ⑧ コオロギで作りたいモノ・加工場を作る挑戦と目指す未来

前回は、意味にもがきながら、失敗だらけのコオロギ養殖を作る過程でした。

前回記事↓

https://kumae.net/posts/blogitsukinfckumae7

 

 

 

なぜコオロギだったのか

 

僕自身はコオロギや昆虫食に馴染みがあったわけではなく、カンボジアの環境に来て概念が変わりました。食糧危機が叫ばれる昨今において魅力的で希望がある、栄養価が高い食材だとカンボジアに来てから知りました。養殖が村の環境でやりやすく、生産効率が良いので村の人の仕事になり得る可能性を秘めている。しかしあまり普及していない。「面白そう」と思ったからです。

 

コオロギは水、飼料、温室効果ガス、敷地面積の観点から、環境負荷や生産コストが他畜産に比べ圧倒的に低く、また雑食です。カンボジアの村で牛10頭を育てるのに土地が約500㎡必要です。コオロギの養殖は、1m×2mで養殖基を1基あたり約80$で作ることができました。

餌は1週間で1$-2$、約45日で成虫になり、大量生産が可能です。現在は米糠と空芯菜を与えていて、今後は運営している牛タン屋Re:与作のフードロスや、村に落ちているフルーツなども与えていきます。

 

 

しかし、前々回のブログで書いたように、なんといっても「ゲテモノ扱い」がハードルとしてあります。カンボジアでは醤油ベースの味付けで素揚げしたものが一般的に食べられており、栄養があることも知りつつ好んで食べます。この矛盾に面白みを感じていて、開発次第で可能性を秘めていると考えました。

 

 

コオロギを食べる↑

 

 

 

 

コオロギを駆使して作りたいモノ。

 

 

養殖場を建設しながら、このコオロギを使って何を作りたいか考えていました。

失敗しても、その時間が僕を支えてくれたと言っても過言ではありません。

 

 

出汁もとれるし、パウダー加工を施せば、さまざまな食べ物に混ぜて変幻することがわかっています。

 

僕らしさ、僕だからこそと、求められるモノは何だろう、と拓弥さんにアイデアをもらいながら、考えました。

 

 

僕はサッカーが好きなので、筋トレもよくします。

その度にプロテインを摂りたいなと思うのですが、既存のプロテインには化学物質が多いので、僕はずっと摂らないようにしていました。

 

その理由として、、、

僕は、石川県加賀市の育成スポーツクラブ(リオペドーラグループ株式会社)でインターンをした経験があります。加賀市を盛り上げるために、サッカークラブにとどまらずカフェや無農薬農業、ヨガ、障がい者学童の福祉事業も行っていました。田舎の環境だからこそできる身体と心の健康、食育に着目し、無添加にこだわったメニュー開発を行っていました。実際に無添加の素材を初めて見て、食べて、魅力を感じました。この加賀市の人たちとの出会いで、化学に頼りすぎている危険性や、情報操作されている社会の構造を知りました。

 

僕は欲に蓋をしたいわけではないので、無添加にこだわっているわけではありませんが、添加物過剰摂取には気をつけていて、それが既存のプロテインを摂取しない理由です。

 

 

「じゃあ、タンパク質豊富で栄養価が高いコオロギをパウダーにして、何かと混ぜてプロテインバーを作れれば面白いんじゃないか?てか欲しい!」

 

プロテインに限らず、添加物をできるだけ摂らずに栄養を取りたい人はいると思います。個人の状況によっては、心身の体調が良くない時に、食欲がないけど食べないといけない時や、エネルギー摂取のために間食を取りたい時があると思います。日常に寄り添う、小腹と栄養分を満たす補食に特化したコオロギ商品をKumaeStadiumから生産したもので作りたい。

 

↑日本から持ってきた粉砕機を使用して実験。電圧が違い危険且つ小さい機械なので断念。

 

 

加工場を作る

 

そこで、場所や設備がなければ商品を作れないので、今回のクラファンの目的である「加工場」をNFC KUMAEで作りたいと考えました。

 

この加工場があれば、コオロギだけでなく他の開発にも使用できるし、飲食できるスペースも設ければ、村に訪れた方がゆっくりできる場所にもなります。

 

度々ブログやクラファンサイトで書いているように、カンボジアの村には課題がありながらも、生活の循環や、村人の社会情勢に左右されない知恵と力、村にしかない魅力があります。

 

そこにアクセントを、村で見かけない施設を作り上げて、「こんなん村にあるの?!」というのを作り、Kumae Stadiumと共に、コミュニティの種のような、村ならではの価値交換が生まれる場所にしたいです。

 

↑素敵なイラスト:宮城結月ちゃん

 

 

「村から価値を作る」

「やってみたいことをカタチにする」

 

が右往左往しながらも、僕の活動テーマだからです。

 

 

 

 

加工場とKumae Stadiumが見据える先

 

NFC KUMAEが目指すのは、挑戦が連鎖する社会。

それぞれの個人の一歩、挑戦を後押ししたいです。

 

それを体現するフィールドがKumae Stadiumであり、これから作りたい加工場です。

 

僕みたいな、選択肢が多いものの、世間体や固定観念にもがいていたり、

コンプレックスや不安に悩み雁字搦めしてしまう若者の一歩を応援したいし、ここにフラット訪れた人が何かを感じ、人生の分岐点になるような場所にしたい、

 

国籍の垣根なく、NFC KUMAEに関わる人の個性が発揮され、やりたいことが溢れる場にしていきたい。

 

 

 

 

いろいろと、

 

こう掲げておきながら、「求められているのかな」とか、

やっていることに本当に意味はあるのかとか、

全て自己満じゃないか、

 

それに対して応援、僕なんかにお金を募る資格はあるのかと、自信を持てず葛藤する時間が押し寄せました。

 

それがエスカレートし、

どう思われるんだろう、能力低い自分なんかがこれからやれんのか?自己嫌悪になったり、自分の弱さを認められず、

何もかも嫌になり、不安で押し潰されそうになります。

 

 

そうなると、一番向き合うのが怖いものに辿り着きます。

 

「そんなんでできんの?」

「本当にやりたいの?」

 

 

一時は感染症にかかって体調も崩し、プツンと壊れた感覚になりました。頭が正常に動かない感覚。

 

 

「クラファンひとつ、プロジェクトひとつ、乗り越えられないのか」

 

 

でも、、、自分の気持ちに向き合えば向き合うほど、やっぱりやりたくて、カタチにしたくて、そうしないと前に進めないことはわかっていますし、

応援してくださる方々がたくさんいます。協力してくれる人がすでにたくさんいます。

 

 

誰かに求められ、意味ができる時が来る。意味を作っていきます。

 

 

 

なので、やります。

 

 

 

 

加工場を作り、プロジェクトをやり遂げたいので、最後まで応援お願いします。

 

https://readyfor.jp/projects/nfc-kumae-kakouzyou

 

↓素敵なイラストの数々を描いてくれたのは宮城結月ちゃん

リターン

3,000+システム利用料


プロジェクト応援①

プロジェクト応援①

応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

5,000+システム利用料


alt

NFC KUMAE応援セット

●NFC KUMAEのサポーターである証の8nanarsステッカーと8nanarsTシャツを送らせていただきます。

●応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

3,000+システム利用料


プロジェクト応援①

プロジェクト応援①

応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

5,000+システム利用料


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NFC KUMAE応援セット

●NFC KUMAEのサポーターである証の8nanarsステッカーと8nanarsTシャツを送らせていただきます。

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申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月
1 ~ 1/ 12


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