プロジェクト概要

 

殺処分から地域の野良猫を守るために動物病院の開業

 

はじめまして。「のら猫クリニック兵庫」院長の渡邉信と申します。神戸市の垂水区で夫婦二人三脚、小さな動物病院を運営しています。私は小さな頃から動物、特にワンちゃんネコちゃんが好きでした。小児喘息で動物に接すると発作が出るのにゼーゼーしながらも撫で回すほどでした。獣医になりたいと思ったのも単純で、大好きな動物にたくさん接することができるという理由からでした。

しかし、理想と現実は違いました。なんとか獣医師免許を取得し、動物病院で働き始めたのですが、思い描いていたイメージとは程遠く、院長や先輩獣医に怒鳴られながら過ごす毎日でした。それに動物に噛まれ、引っ掻かれ、糞尿にまみれる…。結果、動物臨床に疲れ果てて、数年後には動物とは関係のない仕事をしていました。

それでも、やっぱり犬猫のことが好きで、動物臨床に戻りました。その中で、新たに赴任した大阪の「一(いち)犬猫病院」が私の仕事観を変えました。それまで殺処分について目を背けてきた私でしたが、そこは地域猫活動とTNRに力を入れた病院だったのです。そのため、私は手術の技術だけでなく、地域猫活動(殺処分)についても学ぶことができたのです。

 

そして今回、新たなのら猫専門動物病院のオープンにあたり、去勢・避妊手術に必要な生体モニターの購入費用と病院の改築費用をクラウドファンディングで募らせていただきます。より安全に手術を行うことができ、たくさんの野良猫を殺処分から守るために、皆さま、どうかご支援よろしくお願いいたします。

 

●地域猫(参照:Wikipedia)
地域猫とは、特定の飼い主がいないものの、地域住民の認知と合意の上で共同管理されている猫を指す。地域猫活動とは「地域の問題として飼い主のいない猫を住民やボランティアなどが共同管理することで、最終的にそのような猫をなくすことを目標とした活動」であり、管理実態によっては飼い主のいる猫、または飼い主のいない猫として判断される。


●TNR(参照:Wikipedia)
野良猫をTrap(捕獲)して、Neuterd(中性化つまり去勢・避妊)し、元の居た所にReturn(戻す)すること。

 

応援のほどよろしくお願いします。

 

 

動物に罪はない。殺処分の多さは人間の都合。

 

日本が動物の殺処分の多い国であることは世界でもよく知られています。なかでも、神戸市は全国の政令指定都市において、動物の殺処分数が多い都市だと思います。そもそも、野良猫が増殖する背景には人間の責任のなさがあげられます。外で出歩く野良猫たちは、もともと飼い猫だった子を無責任な人間が捨てた(逃げても探さない)結果、増殖していった負のしわ寄せです。

 

殺処分される猫に何の罪もありません。その多くは生まれて間もない子猫たちです。今すべきことはこの状況を見過ごすのではなく、去勢・避妊手術(地域猫として世話すること)を施すことです。こうした活動は殺処分を減らすことにつながります。また、手術をすることで良い点もいくつかあります。

 

・オス猫は中性化されると無駄な喧嘩が減る

・オス猫同士による喧嘩の大きな鳴き声が減る

・無駄な移動がなくなり交通事故が減る

・オス・メス問わず糞尿の臭いが減る

・糞尿の被害によるクレームが減る

 

さらに、地域猫活動をきっかけに結束が強くなった自治体もあるそうです。地域猫の見守りボランティアのパトロールによって、地域の防犯につながったそうです。神戸市には、地域猫活動をしている自治体・団体はたくさんあるので、そういった方々とも手を取り合っていきます。

 

■殺処分の背景

 

犬猫を家族として迎え入れる心構えが足りない人が多くいます。量産型のブリーダーやペットショップも犬猫を買い求める人柄や家庭環境などを考えずに売るのです。それによって、気軽に買えてしまうことから、簡単に捨てたり、保健所に持ち込んだりする人が後を絶ちません。それに、法律や行政面の問題も大きいです。動物愛護法はあるものの、犬猫は法的に「所有物」に位置付けられてしまうため、これに適用されないのです。

 

参考:

兵庫県のペットショップと犬猫の殺処分数は?

地域猫活動に取り組んで10年以上。 東京都台東区の試みを取材しました|猫の総合情報サイト ペットスマイルニュースforネコちゃん

 

 

 

野良猫に安全な手術を施すため、生体モニターを購入したい!

 

過去には極度な体温低下から覚醒後に震えが止まらなかった野良猫がいました。(その後無事回復しました。)術前検査をすれば、鎮静薬・麻酔薬による血圧低下を予測できたかも知れません。

 

飼い猫は各種検査をして、麻酔などに耐えられるかをチェックした後、手術が施されます。しかし、野良猫は予算と時間の関係から術前検査が省略されることがほとんどです。

 

もしその場面で生体モニターがあれば、血圧の低下や体温低下を早めに察知し、猫の急変を回避できたかもしれません。生体モニターは手術中に生体の心拍数、呼吸数、体温、血圧、呼気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度などを測り、特に重要な心拍数と呼吸数を音で知らせてくれる機械です。これを使うことで、猫がどんな状態か容易に知ることができ、安全な手術につながります。

 

動物病院を新たに立ち上げたこともあり、自己資金だけではまかないきれないので、その一部費用と、手術時に役立つ「生体モニター」を皆さまにご協力いただき、購入したいと思い、プロジェクトを立ち上げました。執刀医は私一人なので購入台数は1台です。これにより手元から目を離す必要がなく、手術に集中できます。さらにコンパクトなタイプを選ぶことで県内はもちろん、近隣の県に出張手術にも行くことも可能です。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

 

 

1頭1頭を確実に手術し、殺処分ゼロの社会を目指す。

 

「人間が想像できることは、人間が実現できる」
 

これはジュールヴェルヌの言葉です。大昔の人は飛行機が空を飛んだり、スマートフォンで会話、映画鑑賞、買い物ができたり、ロボットが人間の代わりに仕事するなんて想像もしなかったでしょう。「殺処分のない日本」 もしかしたら、それだって不可能なことではないかもしれません。

 

ただ、それを実現するには「1頭1頭を確実に手術し、殺処分ゼロを啓蒙していくこと」が必要です。言い換えれば、低予算で手術を受けられる病院(1度に多くの手術を受けられる病院)、地域猫活動を周知できる場をつくることです。そして、当院ではこれらを踏まえた病院運営を行っていきます。

 

動物を家族として迎える以上、食事・運動・糞尿の処理・医療など、さまざまな責任が生じます。去勢・避妊もそのひとつです。今後も地域猫活動と殺処分について啓蒙し、バースコントロール(出生制限)の重要性を浸透させていきたいと思います。その結果、私たちと同じ志を持った動物病院が増えていったらうれしいです。今回のプロジェクトは、まさにその一歩です!どうか応援、よろしくお願いいたします。

 

後押しのほどよろしくお願いします。

 

 


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)