静岡県富士市 猫の終いの棲家 プロジェクト報告
R5.9/4~10/31までの約2か月、58日間 本当に全国から お顔も知らない、初めてのご縁の方々、沢山の方に 静岡 富士山の表富士の猫の終いの棲家の猫達の医療費のために、 ご賛同頂き 本当にありがとうございました。プロジェクト開始時168匹の同居猫達の内31匹の猫さん達が、何らかの疾病にかかりケージの中での療養生活でした。(一番多いのは猫鼻気管炎・次はカリシウイルス感染症。エイズ・コロナと、様々・・・)重傷猫さん達は、点滴・入院。軽症者は、病院でお薬を頂き、私がお薬を飲ませ・・この度のプロモーションでご縁を頂いた猫さん達もいて、20匹近くの猫さん達が、新しい家族の元へ巣立ってゆきました。(ウチにいた時より丸々と大きくなって「元から、私は、ここの家の猫!」
的に、ふてぶてしく陣取って、のびのび・・本当に幸せな猫・・入院加療の甲斐なく亡くなられた猫さん達も、残念ながらおります。やはり、外猫生活時のしんどさがうかがえたり・・猫さんは、環境の変化に強く耐えられる動物ではありません。
【耳血腫を手術してもらいました。ビクタス20㎎とステロイド薬服用中】
クラウドファンディング自体は、皆様からのアツ気ご支援で 最終7,259,000円が集まりました。私は、デジタルに疎く・・外注さんに、ご協力頂いたり。その他諸々の経費を差し引き、手元には5,368,203円が残りました。単純に申しますと、約通常の年の約2ねんぶんの医療費が集まったことになります。
第一目標達成後、第2段階での目標として 終いの棲家の経費削減を目的とし、電気代の節約 太陽光発電パネルを設置してみてはどうか?と、言うことを思いつき、次なる目標を『太陽光パネル設置』に、したまでは良いのですが・・・終いの棲家の2階部分は、元々外猫・自由猫さん達であった猫達に、少しでも窮屈でない 開放感を味わってほしい。お日様の光・暖かさを感じてほしい・・と、いった考えで、2階の屋根がありません。2階への階段の壁・防水の床、残りの4面は H鋼の柱と梁・ステンレスの金網貼りといった構造です。 施工業者さん、「こういった物件の施工例が無く・・」「設計士さんにきいてみます・・」と、いうことで、昨年11月からお願いしているのですが、3/31時点でも見積もりもなし・・というのも、施工図面が無くては、見積もりもたたず・・「さて!はて?!・・」
どうしたものか?・・とは言え、認定NPO法人の決算報告書は作成しなければ・・
中間支援のアドバイザー様・税理士の先生にご相談させていただき、繰越金の大半を、使途のある別段預金的な、定期預金に振り替えさせていただきました。
又、返礼品有のご寄付に対し、認定NPO法人として寄附金控除証明領収書の発行はできない・・といったことを、「猫だらけ写真集」並びに「猫助け隊」ステッカー返礼寄付をしてくださった方々に事前の説明が、不足していましたこと。誠に申し訳ございませんでした。切に、ご容赦頂きますよう重ね重ねお詫び申し上げます。
日本中の猫さん達の生きづらさ解消と、優しいお心の人間の皆様のご多幸を祈念し
御礼のご挨拶とさせていただきます。
末永く このご縁が続きますように
認定NPO法人捨て猫をなくす会 代表 鈴木美晴