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山形の豪雪地帯で雪下ろしのいらない新しい建築を作る

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支援総額

1,000

目標金額 1,400,000円

支援者
1人
募集終了日
2024年11月20日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

こんにちは!私たちは早稲田大学で建築を学んでいる大学生です!

私たちが学んできたことを生かして山形県の大網に実際に建築物を作りたいです!

皆様にお力添えいただきたく、このクラウドファンディングを立ち上げさせていただきました!

 

大網の近くの月山ダムでの集合写真

 

川又 脩生(かわまた しゅう)(写真真ん中)

私は早稲田大学矢口研究室というところで、地方集落について勉強しています。

もともと山形生まれで、山形の自然に囲まれたゆったりとした生活が大好きです!!!

しかしながら、人口減少や高齢化によってそのような集落が存続の危機を迎えております。

私は研究や設計を通して微力ながら何か力になりたいと考え、今回のようなプロジェクトを始めさせていただきました。

 

佐光 葵(さみつ あおい)(写真左)

私は早稲田大学早部研究室というところで、建物の耐震技術について勉強しています。

近年では大きな地震が来たときに家屋は損傷を受けて一からの建て直しを余儀なくされいます。

積雪にも関係のない話ではありません。家は長年の積雪からもダメージを受けています。

地震のダメージを受けた材を交換できるシステムを構築することで建築の新しい可能性を見出せるのではないかと考えています。

 

豊島 拓生(とよしま たくみ)(写真右)

自分は早稲田大学高口研究室というところで、建築設備(エアコンなど)について勉強しています。

寒い地域での快適な生活のためには多くのエネルギーが必要であるということが実情です。しかし断熱や暖房の工夫によって快適ながらも環境にやさしい暮らしをすることができると考えています。雪の多い地域という特性を生かせる建築を考えていきたいです。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

地方集落について勉強している川又脩生と申します

自分は大学の授業の一環で山形県鶴岡市を舞台にフィールドワークを行い、

提案を鶴岡市民の皆さんに発表させていただきました。

自分は特に鶴岡市の大網地区に魅了され、その地域を中心に提案をしました。

現地発表の光景

 

大網地区には棚田や羽黒山・湯殿山・月山の山岳信仰など興味深いものが多くあります。

それらを観光資源として観光客が体験できるような建築を考え、発表しました。

その発表で感じたことは、これをただの計画で終わらせたくない。

実際に作って大網をたくさんの人に知ってもらいたいということです。

 

▼大網地区の紹介

 私たちのプロジェクトの対象敷地である大網の紹介です。

大網の位置

 

気候の特徴:大網地区は豪雪地帯であり、冬には積雪が3m以上になります。

 

文化:大網地区では豊穣を願う神楽を行ったり、地域住民の運動会を行ったり、冬には小学校の校庭に大きなかまくらを作ったりしていました。しかし、少子高齢化と人口減少によって継続ができなくなってしまっております。

棚田:大網地区の棚田は非常にきれいで、「やまがたの棚田20選」に選ばれるほどです。また、雪解け水を使っており非常においしいお米が作られております。

 

山岳信仰:山形で有名な出羽三山信仰の一つである「湯殿山」の麓にあるため、参拝客の宿場として栄えました。その後、廃仏毀釈を経て宿場としての姿は失われましたが、大日坊という国宝級のお寺はいまだ健在で、毎年観光客の足が絶えません。 

 

多層民家:廃仏毀釈によって宿場として生計を立てられなくなった後、養蚕を行うために茅葺屋根の一部分を改築しました。その姿が「兜」のような形のため「かぶと造り」と呼ばれています。現在は大網に2軒、鶴岡市の致道館博物館に移設した1軒しか残存しておらず、非常に貴重なものとなっております。

 

大網はこんなに特徴的で面白い場所なのに、多くの人が離れてしまっている現状があります。

それは冬の豪雪が原因です。雪下ろしなどの地域特有の問題がこの集落から人が離れる要因の一つになってしまっているのです。

大網のいろんな魅力

 

▼プロジェクトの内容

 

雪下ろしのいらない、3mの積雪にも耐えることのできる新しい建築を実際に作りたい!!!

 

大まかには以下のようなスケジュールで進めていく予定です

設計の状況については活動報告で伝えていきます。

建築についてはまずは2坪程度で雪に耐えられる小屋を建築したいと考えています

 

11月   基本設計

11月後半 施工開始

12月   竣工

12月中旬 積雪が始まる

1月    実測

4月    解体

 

*プロジェクトの金額は坪単価70万円で計算しました。

*本プロジェクトの資金はプロジェクトメンバーの豊島拓生が受け取ります。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

かつての早稲田大学教授である近和次郎は雪に強い建築を作ったという過去があります。

現在の雪国で多く見られる、屋根の傾斜が急な家のことを克雪住宅と呼びますが、

それは近和次郎が実験をして新しく作っていった住宅のカタチなのです。

僕たちもそれに繋がり、雪国の魅力が伝わるような雪に強い建築を考えていきたいと願っています。

今和次郎特設ページ | 雪調のあゆみ | 雪の里情報館

現在の克雪住宅のもととなった近和次郎先生の実験住宅

 

また、大網地区の大網交流センター「よれっちゃ」は大網小学校跡地に建てられました。その大網小学校では卒業式には校庭に大きなかまくらを作り、卒業生がかまくらの中で卒業パーティを行ったそうです。地域の失われた行事を復活させ、大網地区を活性化させたいです。

 

▼最後に

 私たちは日本の将来を担う鍵となるのが農山漁村等の集落だと考えています。高度経済成長の頃、人々は幸せを求めて都市に進出しました。資本主義ではお金持ちになることが何よりも重要視されていたと思います。当時は都市を幸せになるための手段として利用していましたが、現在はどうでしょうか。都市に行くことが目的になっており、本当の「幸せになりたい」という目的を忘れてはいないでしょうか。

 

 現在、その人々の子供たちは都市のみを知る井の中の蛙となっており、コンクリートに囲まれた無愛想な都市で居場所を探そうと努力しているように感じられます。その結果、デジタルデバイスや交通インフラの発達が相まって若者の早熟化や溜まり場の形成が起きています。しかし、「多様性」という名の平準化も活発化しており、異端に対する圧力が強くなっているのも事実です。そのような状況の中で、自分の居場所探し・幸せ探しを、都市という狭い世界の中で行われるべきなのでしょうか。

 

 集落は可能性に満ち溢れています。自然とともに暮らし、気候や文化によって多種多様な姿である集落は、それぞれが独自性を持ち、多様な居場所・幸せを提供してくれます。とは言っても、昔ながらの集落のライフスタイルを行うわけではありません。最近は、土日に集落に帰って農作業をし、平日は麓の市街地で働くというライフスタイルも増えています。人々の価値基準や求めるものが変わっていくと同時に、集落の在り方も変わっております。そのような潮流の中で、自分に合った価値基準で生きていけるのが幸せなのではないでしょうか。

 

 だから私たちは自分だけの理想の居場所・幸せ探しを行う上で、このような集落の可能性をなくしてはいけないと考えております。そのため、第一歩として代表の川又が親交のある山形県鶴岡市にて、集落の可能性を発信できるようなプロジェクトを始めさせていただきました。豪雪によって生活が困難になっている集落でも、楽にそして楽しく住んでいけるようなライフスタイルを提案したいと考え、今回のようなプロジェクトに至っております。

 

 最後になりますが、私たちは今回のプロジェクトを通して、日本の将来に繋がるように様々な活動を続けていきたいと考えております。その第一歩として、皆様にご支援のほどよろしくお願いいたします。私たちの活動を応援していただけると幸いです。よろしくお願いします。

 

 

 

 

*このプロジェクトに関するリスク

 具体的なリスクとして施工の中止が考えられます。計画地が豪雪地帯のため、積雪の状況次第では施工が不可能になる可能性があります。また建築資材が調達できないために施工を中止する可能性があります。建設対象地について、現在交渉中ですが許可が取れなかった場合他の土地を探すこととなり、施工が中止になる可能性があります。施工者との日程調整の兼ね合いにより積雪前の施工が困難になった場合中止する可能性があります。 

 また、施工の中止によって一部リターンが行えない可能性があります。リターンの表札作成・お名前表示については建築物の一部を利用するため施工が中止になった場合リターンを発送することが出来なくなります。見学会についても同様に施工中止によって開催が出来なくなります。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
十五代  (川又脩生)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

実施完了日に鶴岡市寄れっちゃ駐車場に仮設建築物を建築 資金は資材費・工事費・移動費に使用する予定です

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
土地利用については鶴岡市市役所の方に提案を受けた場所であり、現在交渉中です。 また大網地区は都市計画区域外であり建築確認申請等不要であることを確認しています
リターンを実施する上でのリスクについて
12月中旬から積雪があるため、スケジュールが遅れた場合に建設が進行せず完成しない可能性があります

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私たちは建築を学んでいる大学生です!地方集落に興味を持っていろんなところに足を運んでいる日々です。

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とにかく応援

感謝の気持ちを込めてお礼のメールをお送りいたします。
メールには、現地の風景や出来事、活動の様子などを写真とともに添え、地域の息遣いを少しでも感じていただけるよう工夫します。

私たちの活動を通じて、少しでも地域の魅力をお伝えできることを心より願っています。この手紙が支援者の皆様と私たちのつながりを深めるきっかけとなれば幸いです。

(当リターンは今年度中の着工が不可能になった場合に、リターンを中止とし、返金します。)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


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お名前表示

ご支援いただいた皆様のお名前を、プロジェクトで使用する木材に記すことで、感謝の気持ちを形に残します。この木材は、プロジェクトで大切に使われる部分に組み込まれるため、建物の一部としても支えになります。

(当リターンは今年度中の着工が不可能になった場合に、イベントを中止とし、返金します。)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

1,000+システム利用料


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(当リターンは今年度中の着工が不可能になった場合に、リターンを中止とし、返金します。)

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2025年3月

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制限なし
発送完了予定月
2025年1月
1 ~ 1/ 6

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