大分という土地は全国でも珍しいようなのですが、神社の敷地内に多くの神様を一緒に祀っています。

 

空港にほど近い国東半島には、お寺と神社がセットになって建っており神仏習合の名残があります。(その中心となったのが、全国に最も多く鎮座する「八幡さま」の総本宮である「宇佐神宮」です。)
また、日本人で初めてヨーロッパへ渡ったペトロカスイ岐部という「福者」の出身地でもあり、キリスト教信仰の名残も至る所に遺されています。

 

神道・仏教・キリスト教といった異なるとされる宗教を、まるごと受け入れる懐の広さが大分にはあります。

 

ここには日本の宗教文化が凝縮されており、またそのかたちが遺されている貴重な場所とも言えます。
これは他に類を見ません。

 

「宗教」とは人間が生きるために必要な「心の拠り所」です。
だからこそ、異なる信仰を許せないと考えてしまう事が一般的です。

 

しかし、本来、日本人には多くのものを受け容れる「おおらかさ」がありました。たとえば、日本には縄文と弥生の文化が同居していた時期がありました。これは世界的に見ても稀有な事です。

 

『古事記』などの神話も、多様性や様々なものの見方や考え方を教えてくれます。

 

これは現代の日本人に必要なもので、特に震災以降、注目されている事でもあります。

 

 

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