ご支援ありがとうございました。
この度は、癌治療のための、皆様方からの温かいご支援・励ましのお言葉、誠にありがとうございました。
4月初旬に2つの腎臓に1つずつ腫瘍が見つかり、中旬より始まった抗がん剤治療。
不安げな”おみそ”を抱かえ、通院が始まりました。
毎週一回の抗がん剤投与により、小さい腫瘍はほぼ寛解と言っても良い程の状態になりました。しかしながら発見時に8センチ程まで大きくなっていた腫瘍は、かなり強固な腫瘍でした。抗がん剤の種類も変え、辛い治療に頑張って耐えてくれました。
抗がん剤治療を重ねるうち、副反応のせいか、ご飯を食べたり食べなかったりとムラがありましたが、頑張ってきた効果でしょうか、大きかった腫瘍も小さくなり始めた次期がありました。
抗がん剤治療中盤になる頃、”おみそ”の体調に浮き沈みが出始め、白血球の数値が、抗がん剤投与する為の基準値を下回ることが度々あり、治療延期や中止せざるを得ない状態も。”おみそ”の体調を第一に考え、無理な治療はせず、体調が良い時は頑張って抗がん剤治療をしました。
7月に入ると順調に見えた治療にも暗雲が立ちこめてきました。
抗がん剤投与にもかかわらず、一向に腫瘍の状態が良くなりません。
一週間ごとの体重も徐々に減り始め、体調が思わしくない事もしばしばあり、抗がん剤治療が出来ない回数が増え始めました。
8月に入ると、抗がん剤治療が出来ない回数が増えた事により、腫瘍が腎臓を取り巻く程大きくなり始めていました。抗がん剤治療の限界に。
外科手術の話も出始めましたが、”おみそ”の体調が万全ではないため、麻酔をする事の危険性を考えると、体調が戻らない事には危険すぎると。
まずは体調回復のため、毎日、ステロイド注入の注射や、水分補給の点滴をする為の通院が始まりました。
でも、”おみそ”の体力を回復する事は出来ませんでした。
8月には、余命宣告を告げられた事もありました。でも毎日の治療に頑張っている”おみそ”の姿に、先生も驚いてくれました。
本来のプロジェクトを立ち上げた目的である、抗がん剤治療にて二つの腫瘍を治療し寛解を目指した参りましたが、皆様の寛解に向けての暖かいご支援にお答えする事が出来ず、
2022年9月2日午後15時40分に”おみそ”は天国へと旅立ちました。
私は最期を看取る事は出来ませんでしたが、娘たちの腕の中で息を引き取りました。
車に轢かれそうな子猫を娘が保護し、家族になった”おみそ”
僅か1歳11ヶ月の命でしたが、私たち家族に、笑い・癒し・楽しみ・幸せを与えてくれました。短い間ではありましたが”おみそ”も幸せだったと思います。何故なら私たち飼い主がとても幸せだったからです。
「辛い治療、良く頑張ったね。短い間だったけど、我が家の家族になってくれてありがとう。天国でおもいっきり駆け回って遊んでね。最後の方は熟睡出来ない毎日だったから、遊び疲れたらゆっくりお休み・・・。」
ご支援して下さった皆様、誠にありがとうございました。
皆様からのご声援や温かいお言葉、”おみそ”や私たちへの、頑張れ!!の応援に感謝致します。私たち飼い主の力不足でこのような結果になってしまいました事、お詫び致します。
尚、皆様からご支援して頂きました資金は、資金入金前の治療費補填と、入金後の抗がん剤治療・ステロイド注入・水分補給の点滴治療等・葬儀費用に使用させて戴きました。
誠にありがとうございました。温かいご支援に感謝致します。