お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
 
プロジェクトの支援募集終了まで、いよいよあと9時間を切りました!
本日23時にはプロジェクトの募集が終了いたしますが、当館のプロジェクトはまだまだ続きます!作業の進捗はこの新着情報でお知らせして参りますので、プロジェクト成立後も、どうぞ当館からのメッセージと新着情報のチェックをお願いいたします!

 

さて、今回の新着情報、ここからは、
「実践!組上燈籠(絵)組上げ作業『一の谷』篇 その1」です!


復刻印刷を予定している『組上燈籠絵』について、手元のデジカメで撮影した画像をもとに試作品を作り、実際に組上げ作業を行って手順を探ってみようというこの企画、前回は『石橋』の試作に取り組み、これまで4回に亘って新着情報でご報告してまいりました。

 

実践!組上燈籠(絵)組上げ作業 その1 切り始める前の確認
実践!組上燈籠(絵)組上げ作業 その2 切り出し作業
実践!組上燈籠(絵)組上げ作業 その3 貼り付け作業
実践!組上燈籠組上げ作業 その4 組み立て完成!

 

そこで、プロジェクトも募集終了間近になってまいりましたが、今後進める復刻作業の手掛かりに、今回は、復刻印刷を予定している1枚ものの『新板飾立一の谷の図』(歌川芳藤作 樋口銀太郎発行)の組上げ作業を始めることにしました。
 

『新板飾立一の谷の図』(歌川芳藤作 樋口銀太郎発行)
試作品が目指すはこれ! 玉川大学教育博物館「鈴木コレクション おもちゃ絵の世界」展(2010年)にて展示された
組上燈籠『新板飾立一の谷の図』復刻版 組立て完成形

 

 

その1:「組上燈籠絵」のコピーをとっておく
切り出す前に、まずは前回の作業で学んだ「組上燈籠絵」のコピー作業から。 

コピーをしておけば、万一手がすべって切り出しに失敗しても、パーツの補充が出来ますし、うっかり指示書きを切り落としてしまっても、どこに付いていたのかコピーで確認する事が出来ます。

 

その2:「出来上がり図」を確認する
今回も切り出す前にまず「出来上がり図」を確認します。


「出キ上リ図(出来上がり図)」 (右は切り出したもの)

 

『一の谷』の「出来上がり図」は、前回の『石橋』のように額縁状の枠は描かれておらず、パーツの隙間に小さく描かれています。小さいながら人物や馬、船や木々に至るまでかなり緻密に描かれています。この「出来上がり図」と各パーツを見比べて、配置などを確認します。


その3:「合印」や指示書きを確認する
切り出す前に、合印や指示書きを確認します。


ハサミの先にそれぞれ▲が二つ重なったような図形が描かれています。そこで、この二つのパーツが、「▲▲」の図形の部分でつながる事がわかります。これが合印です。

 

各パーツの確認ができたので、次はいよいよ切り出し作業です!

以下、次回の実践レポートに続きますので、これからもどうぞ当館のプロジェクトをお見守り下さい!

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