作・編曲家／福田洋介様より応援メッセージ到着！

いつもオオサカンを応援いただきまして誠にありがとうございます。

プロジェクトも3日目に突入したところで、70名ほどの方々からご支援をいただいております。
ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。

たくさんの方々からご支援と応援コメントをいただき、大変勇気づけられております。

さて、オオサカンとしても大変お世話になっております福田洋介様より応援メッセージをいただきました！
オオサカンとしても胸が熱くなるメッセージをいただきましたので、どうぞご覧ください。

 

▼メッセージは動画でもご覧いただけます！▼

動画メッセージはこちら

 

作編曲家の福田洋介です。

この度、オオサカンの皆様の活動支援クラウドファンディングへのチャレンジとのお話を聞き、オオサカンに大変ご恩を感じている身として見過ごせないことであると思い、ずっと感じていることをメッセージさせていただきます。しばしお付き合いください。

 

不要不急のことには身をつつしむように。

 

たしかにこのコロナ禍を切り抜ける策として、一定の効果はあるのは理解できます。しかしながら、娯楽やアートを休止することにより、経済的な損失だけでなく、実は人々の心のケアが不充分になっている現実については、皆様言うまでもなく実感されていることと思います。
苦しい境地を切り抜けるために、音楽が必要不可欠と、様々なシーンで音楽が活用されてきました。その効果についてもたくさんの実績があります。
もちろんインターネットの革新的な発達によって、コロナ禍になってからの音楽配信コンテンツの充実は目覚ましいものがあります。この1年で創意工夫された音楽のアーカイブがたくさん展開されたのは、素晴らしいことです。

 

しかしながら、これもまたたくさんの皆様が気付いてしまったと思うのですが、やはり、ライブパフォーマンスが良い。演奏者から届けられる生々しい音楽を受け取り、感激の証に熱い拍手をそのままお届けする。コンサート会場でのその手を取り合って音楽を共有する感覚。いつかまたその普通は戻ってくることでしょう。

 

しかし、それも、お互いに生きていれば、の話です。

 

その普通が戻ってきた時に、存在がなかったら、音も響かない、聴いてもくれない、となってしまえば、先程のような共有は生まれないわけです。

 

不要不急、の、キーワードのもと、世界中の音楽アーティストがライブ演奏の機会を失っています。
私自身もたくさんのステージを降りるハメになりました。実に悔しく理不尽な現実です。しかしながら、いつかまたステージが平常に戻った時に、立てるようにしたい。その為の努力と、身の安全を惜しまないようにするのが、実際には精一杯かもしれません。

 

活動20年のオオサカンの皆様とは、楽団がデビューして少し経った頃からのお付き合いをさせていただいております。いつも聡明で快活な演奏を繰り広げてくださり、先日のレコーディングもとても熱量の高い充実したセッションとなり、とても心から嬉しく、また心を燃やす思いをしました。

 

オオサカンの音楽は常に「人に寄り添う音楽」と私は感じています。その優しさと力強さは、音楽による社会貢献、というキーワードを正当に示すものです。
この情勢だからこそ、オオサカンの音楽がたくさんの皆様の心の拠り所になるのも間違いないと思います。
そして、オオサカンの皆様が、そんな社会的なリターンを保証してくださると信じ、また、心から応援いたしております。

 

オーケストラを支えることが、実は社会を支えることにもなると思います。
いち音楽人として、私からもどうかご支援の程、よろしくお願い申し上げます。