無尾翼はロマン。それでも僕らは尾翼のない飛行機で戦いに挑む!

寄付総額

1,074,000

目標金額 450,000円

寄付者
76人
募集終了日
2020年2月19日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

2ndゴール達成のご報告と、3rdゴール挑戦について

 

2020年1月15日から開始したクラウドファンディングは、開始わずか3日の1月18日には1stゴールの45万を達成し、そして2月12日、2ndゴールの100万円を達成することができました!

 

クラウドファンディングを開始する以前は成功するか不安でいっぱいでありましたが、皆様の温かいご寄附のおかげで2ndゴールまで達成することができ、部員一同なんと感謝を申し上げればよいのかわかりません。本当にありがとうございます。皆様よりいただいたお金は試験飛行を通じた機体の調整・および部室の環境整備に大切に使わせていただきます。

 

2ndゴールの達成を受けて、クラウドファンディングの終了日(2月19日23時)までに130万円の3rdゴールを設定することを決定しました。皆様からのさらなるご寄附は、さらなる試験飛行に必要な運営費・部室の環境整備および機体の材料費に使わせていただきます。

 

人力飛行機の製作・運営・調整には、多大なお金がかかります。私たちが作製する機体には多くのカーボン等の軽量素材が使われています。それらの素材は非常に高価であり、本団体の支出の大部分を占めております。テストフライト運営費が余れば、新たな軽量素材を購入する資金として活用させていただきたいと思っております。現状、私たちは部員でお金を出し合い、そのお金はアルバイトなどで賄っておりますが、それでも限界がございます。皆様のお力をお借りして、琵琶湖の空を飛べることをメンバー一同願っております。
 
残りの日数も少なくなってまいりましたが、3rdゴールを達成するために、皆様の引き続きの応援をよろしくお願い致します。


2020年2月13日
大阪大学飛行機制作研究会albatross 一同

 

尾翼のない無尾翼飛行機でも

空を飛べることを証明したい

 

ページをご覧いただきありがとうございます。大阪大学飛行機制作研究会albatross(アルバトロス)、2020年度代表の橘川武知です。2005年の創立以来、私たちがこだわりを持って挑戦し続けていること、それは、数ある人力飛行機の中で世界でも類を見ない「無尾人力翼飛行機」での安定飛行です。

 

みなさんは、「鳥人間コンテスト」をご存知でしょうか。日本全国の鳥人間たちが人力飛行機を製作し、その飛距離を競う大会です。私たちはこの大会へ出場して成績を残すことをひとつの目標として、日々、飛行機の研究・製作に取り組んでいます。


albatrossは過去に7度、鳥人間コンテストへの出場を果たしています。しかし記録は最高でも659.49mと、まだまだ安定飛行には程遠い状況です。教授陣からは例年「無尾翼という方針を変えてはどうか」、という厳しい意見をいただきます。しかし、無尾翼機特有のメリットがあることも事実です。私たちはこの「無尾翼」の良さを最大限に生かした機体で、その可能性にかけてみたいのです。

 

 

超難問の

「無尾翼」にこだわる理由

 

現在、鳥人間コンテストに出場するチームの多くが「ダイダロス型」というスタイルで機体を設計しています。これは、1980年代にマサチューセッツ工科大学で開発された型で、現代の人力飛行機の基本形となっています。

 

一方で私たちは、「無尾翼」という全く異なる形状の機体にこだわってきました。「無尾翼飛行機」とは、水平尾翼(飛行機の後ろに主翼と同じ向きについている小さな尾翼)がない飛行機です。軽量化が可能なことや、運動性能が高いことなど、ダイダロス型の機体にはない特徴があります。その反面、設計がむずかしく、機体の安定性が低いという難点も併せ持っています。

 

左:マサチューセッツ工科大学のダイダロス/右:albatrossの無尾翼飛行機


私たちがそれでも「無尾翼」にこだわるのは、空気抵抗が少なく効率が良いとされる機体に、長距離飛行達成の可能性があると信じているからです。albatrossの創立メンバーは、「世界的にも例を見ない飛行機で、長距離飛行を実現してやろう」というチャレンジ精神で、無尾翼機を製作する道を選びました。現在のメンバーもその意志を受け継ぎ、先輩たちが目指した飛行機を実現できるよう、取り組んでいます。

 

どうすれば短所を克服できるのか、模索する面白さを感じています
どうすれば短所を克服できるのか、模索する面白さを感じています
どうすれば短所を克服できるのか、模索する面白さを感じています

 

「無尾翼飛行機」と共に歩んだ

albatrossの歴史

 

私たちはこれまで計7回、鳥人間コンテンストへの出場を果たしてきました。その歴史は2006年の初出場からはじまり、2012年には人力ディスタンス部門に初出場。2013年には、世界初となる「人力無尾翼機の定常飛行」についに成功、審査員特別賞も受賞しました。

 

強豪チームに比べると歴史が浅いものの、これらの大会を通して私達が得たものは測り知れません。少しずつですが、確実に実績を積み重ね、パワーアップしてきました。

 


 

昨年、私たちはこれまでの機体から設計を大きく変更し、機体を一から全て製作するという挑戦をしました。2018年の9月頃に設計が仕上がったのち、約半年間を機体の製作に費やしました。しかし機体が完成した直後、鳥人間コンテストの大会本部から届いたのは、書類審査落選の通知でした。多くの時間を注いできた機体を琵琶湖で飛ばせないやりきれなさと、チームの力不足を感じ、私達は次回大会でのリベンジを心に誓いました。

 

 

機体を飛ばす機会が、

圧倒的に不足している

 

人力飛行機の製作プロセスでは、必ず試験飛行(テストフライト、TFとも呼びます)を実施します。機体を飛行場に運搬し、組み上げ、少しずつ飛ばすのです。この試験を繰り返すことによって、離陸時の挙動を読みとり、機体の改善点を見出すことができます。また飛行試験は、安定飛行およびパイロットの操縦の習熟にもつながります。できるだけ試験飛行の回数を増やすことが、ベストな状態で本番に臨むための鍵なのです。

 

私たちの抱える課題、それは他のチームと比べて試験飛行の機会が圧倒的に少ない、ということです。大阪大学の近隣には私たちが使用できる飛行場がほとんどなく、他県にて飛行実験を実施しなければなりません。機体の運搬代やメンバーの遠征費、飛行場の使用料などを含めると1回の試験飛行に約12万円の資金が必要です。この資金は、メンバーのアルバイト代などで賄っていますが、やはりそれだけでは限界があります。

 

機体の完成度を上げるために必要不可欠な試験飛行が、資金面の問題から満足に実施できない。これがalbatrossの現状なのです。

 

現在は岡山県と三重県の飛行場を使用しています
現在は岡山県と三重県の飛行場を使用しています
現在は岡山県と三重県の飛行場を使用しています

 

 

過去最高の完成度で、

大舞台に挑みたい

 

私たちは、昨年の落選の原因のひとつが、この飛行実験の不足にあるのではないかと考えています。昨年は書類審査の前に飛行実験を行うことができませんでした。もし機体の安定飛行が可能であることを証明できていれば、出場できたかもしれないー。そう考え、今年はより試験飛行の機会を増やしていきたいと考えています。

 

既に機体はほぼ完成しており、12月中に2回、試験飛行を実施しました。昨年惜しくも出場を逃した悔しさをばねに、現在も機体の調整を続けています。このあと、2月末の書類審査を経て、7月の鳥人間コンテスト本番に挑む予定です。今年の目標は、albatrossの最高記録659.49mを超える、1kmの飛行を実現することです。

 

そのためには、1回でも多く試験飛行の機会をつくることが不可欠です。そこで私たちは今回こうしてクラウドファンディングに挑戦し、皆さんにご協力をお願いすることにしました。皆さんから寄附いただくお金は、機体の完成度を高めるための、試験飛行の実施費用として使用させていただきます。

 

今年の機体製作の様子

 

 

皆様の温かい応援とともに。

albatrossは大空へ挑みます!

 

私たちメンバー全員、大阪大学に入りalbatrossと出会えてよかった、この大切な時間に夢中になれるものに出会えてよかった、と心から思っています。先輩方が積み重ねてきた歩み・失敗・功績を大切に、実績をのこし、次の世代につなげていきたいです。

 

2020年、私たちは鳥人間コンテストに出場し、「無尾翼」の機体で皆さんをあっと言わせるようなフライトを目指します。日頃からたくさんの助言やサポートをいただいている大学の先生方、そしていつも支えてくれている家族や友人の皆さんのためにも、後悔がないように、完成度の高い機体を作りたいと思います。

 

ぜひ試験飛行を行う資金をご支援いただき、私たちの夢の実現に向けて背中を押していただけませんか。皆様、どうか応援のほど、よろしくお願いいたします!

 

 

メンバーの意気込み

 

橘川武知/理学部化学科2年
このプロジェクトを通じて僕はモノづくりの苦しさや大変さ、それを上回る仲間たちと協力して一つのものを作るという喜びを学んできました。そして僕はこのクラウドファンディングで資金を集め、飛行機の調整をして、学生生活の集大成とも言えるこの飛行機が大空を飛んでいる姿を見たいです。今まで支えてくれたOBの方々、家族に胸を張れるような結果を残したいと思っています。そのためにこのクラウドファンディングを成功させるべく全力で頑張ります。よろしくお願いいたします。

 

廣川正太郎/工学部地球総合工学科2年 

クラウドファンディングの経験は初めてですが、機体の完成度を高め、来年には大きなフライトを実現できるよう、チーム一丸で全力を尽くしていきます。何卒よろしくお願いします。

 

江口優人/理学部化学科2年

長距離飛行が可能な無尾翼機の制作は、当サークル設立当初から掲げている最大の夢であり、目標であります。皆様のご支援で、私たちはその目標に大きく前進することができます。このクラウドファンディングの成功は、私たちの大きな支えになります。ご支援よろしくお願いします。

 

井口颯太/工学部応用理工学科2年
機体の製作だけでなく、パイロットとしてのトレーニングも欠かさず、目標とする記録を出せるよう頑張ります。

 

高山隼人/経済学部経済経営学科2年
100分の1ミリ単位まで拘った精度の高い駆動パーツをつくってチームに貢献しようと思います。

 

 

特定寄附金による税制優遇について

 

大阪大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

 

<個人の皆様>

■所得税の軽減

大阪大学への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)として 財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額を所得から控除することができます。

 

■住民税の軽減

大阪大学への寄附金を個人住民税の控除対象としている都道府県・市区町村にお住まいの皆様は寄附金税額控除の適用を受けることができます。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に対し、以下の率を乗じた額が、翌年の個人住民税額から控除されます。

  ・大阪市:10%(府民税2%+市民税8%)

  ・吹田市・豊中市・茨木市・箕面市:10%(府民税4%+市民税6%)

  ・堺市:2%(府民税のみ)

  ・上記以外の大阪府下の市町村:4%(府民税のみ)

 

大阪大学への寄附金は、例えば以下の都道府県・市区町村の個人住民税控除対象となっております。

 

【具体例】

・吹田市・豊中市・茨木市・箕面市にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に10%(都道府県民税4%・市区町村民税6%)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。

 

・大阪府(個人住民税控除対象外の市町村)にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に4%(都道府県民税)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。

 

<法人様>

大阪大学への寄附金は、法人税法上の指定寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の全額を、一般の寄附金の損金算入限度額と別枠で、損金算入することができます。

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大阪大学飛行機制作研究会albatross 2020年度代表

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お気持ち応援コース

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申込数
18
在庫数
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発送完了予定月
2020年8月

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albatross純粋応援コース・ブロンズ

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