親の育ちの重要性を発信するために「親育白書2024」を作りたい

親の育ちの重要性を発信するために「親育白書2024」を作りたい

支援総額

538,000

目標金額 500,000円

支援者
75人
募集終了日
2023年11月6日

    https://readyfor.jp/projects/oyaiku-hakusho2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
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プロジェクト本文

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▼自己紹介

こんにちは、NPO法人親育ネットワーク代表理事の黒田忠晃と申します。

 

私たちは、保護者や子どもに関わる大人を対象に、

新しい時代の価値観や子育てに関する知識や情報を発信する「親育」を行う個人や団体を繋ぐために、

2015年にNPO法人を設立しました。

 

 https://www.oyaiku-net.org/ 

 

私たちはこれまで、毎月1回「子ミュ力Ⓡゼミナール」と題して、

子育てに関する講座の開催や、親子で学ぶ機会を創って参りました。

 

しかし、より広く「親育」の意義や必要性を社会認知させていくためには、

それらを定量化して、発信していくことが必要であると考え、

内部で「親育研究会」を立ち上げ、正会員の有志で議論を重ねました。

そして、400名ほどの方にアンケート調査を行い、2021年に「親育白書」を作成いたしました。

 

前回の白書を作成する過程でもクラウドファンディングを実施し、

73名の方に418,000円のご賛同をいただきました。誠にありがとうございます。 

 

 

https://readyfor.jp/projects/oyaiku

 

 

 

この「親育白書」は、一般市民の方、正会員の剤先する愛知県、三重県、東京都の各市町村の子育て関係の担当課、

内閣府にお届けしました。また、福祉の分野においても、「親育」の重要性を感じ、事業に携わる方達に

啓発をしてほしいというご依頼も受け、講座や研修をさせていただきました。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

前回の白書を作成する中で、子どもの声を反映させてほしいという意見が寄せられました。

活動の中でも、子どもは大人が思っているよりもしっかりとした自分の意見を持っており、

その声を広く集めて発信することの必要性を感じています。

 

そこで、「親育研究会」を昨年末再始動し、新しい正会員の有志も交えて、

議論を重ねて参りました。そして、アンケート項目を作成するにあたり、

子ども・若者の声を聴こうという話になり、

今年の4月に愛知県日進市、7月に東京都小平市、北海道小樽市で

「親(大人)に届けたい声を聴く」ワークショップを、

各地域の教育委員会の後援を頂き、開催しました。

その中で、

 

「大人の言うことは正しいのですか?」

「子どもだと思ってバカにしてる?」

「大人だって悪いと思ったらごめんなさい!だよね」

 

など、ドキッとするような本音をいただき、

今を生きる大人へ是非考えていただきたい問いかけをたくさんいただきました。

   

 

 

また、千葉県野田市では、福祉、教育関係者等にご参加いただき、

大人対象にワークをさせていただきました。

ここでは、ご自身の子どもの頃を振り返る中で、

今まで声に出せなかった想いを出すことで、涙される方がいらっしゃいました。

 

ここまでのワークショップを踏まえて、今回のアンケート項目が決まり、

子どもから大人まで回答頂けるものになりました。

 

現在、このクラウドファンディングと同時にアンケート「親(大人)に届けたい声を聴く」を実施しております。

アンケートは1000件以上集めたいと思っておりますので、

アンケートにご協力いただける方は下記サイトからご回答いただけますと幸いです。(回答時間の目安10分)

 

【アンケート「親(大人)に届けたい声を聴く」回答期限は2023年11月6日(月)まで】

●大人向け

https://forms.gle/Sq361LEJ7QhEdzr5A

●子ども・若者向け

https://forms.gle/kYaDUZJVuZfnFiPz6

 

 

▼正会員の声

子育てで悩んでいたお母さん達が、NPO法人親育ネットワークの月1講座「子ミュ力Ⓡゼミナール」等に参加してくださって、生き方や子育ての在り方に変化が生まれ、悩みが解消されたという声を伺うことも増えました。そして、私たちの仲間になってくださった方もいらっしゃいますので、お二人のメッセージをご紹介いたします。

 

松本紀子さん

子育てに悩み、カウンセラーの資格を取ったり、コーチングの資格を取ったり思い付く限りいろいろやりました。

 

長くピアノを教えて来て、もっとうまく我が子の子育てが出来る予定でした。

よそ様のお子さんと接して教えることと、我が子の子育ては全く別物で、

我が子の子育ては人生で1番の大仕事だったと、今でも感じています。

 

我が子とは、夫婦同様人生共同体。つい力が入ってしまいます。

今にして思えば、もっと力を抜けば良かったと思います。

 

『親育』が、立ち上がり、ネーミングを見て、なんか上からな感じだなーと、違和感を持ちました。

そのため初期からのメンバーではなく、しばらくしてから正会員として参加させていただいています。

 

今の日本に感じることは何でしょう?

 

物価がどんどん上がり、税金はいつの間にか上がり、知らない内にひっそりといろんな法律が変わって、

賃金は上がらず、非正規労働者は増え、先行きが本当に不安。わたしはそう感じています。

今の社会を作ったのは、わたし達世代かそれより上の世代だと思います。

 

そんな今だからこそ、大人が自分を見つめ直す。

 

誰のせいでもなく自分が自分の世界を作りあげて来たのですから。

子どもの声を真摯に聞き、一人一人が自分を振り返るそんな機会になればと心から思います。

 

磯畑香苗さん

「親育」という考え方に出会ったのは今から7年ほど前です。

子どもを授かって「親」にならせてもらいましたが、当時は自覚なく、自分が親からそのように育てられたように

「子どもが『いい学校』に入ること=子育て成功」という価値観を持っていました。

 

長女は幸いにして、小さな頃から自分をしっかり持っていましたが、

幼い頃は私の価値観を押し付けがちで娘も健気にそれに応えようとしてくれていました。

今では本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

そんな私に天からの「戒め?」いえ、今考えると「プレゼント」が届きました。

それが「親育」という考え方との出会いです。

代表の黒田さんにお会いして、お話ししたことが、よい意味で「目からウロコ」でした。

 

「親育」の考え方を知ってから、子育てに対する向き合い方が変わり、

長女は、自分を偽ることなく、まっすぐに育ってくれました。

彼女らしさを失わずに成長することができたのは、「親育」の影響がとても大きいと思っています。

長女を通して、私もいつしか「親育」という考え方と真剣に向き合いたいと思うようになりました。

 

今では当たり前に思うけど、子育ては「親の理想をかなえる」ものではなくて

「子どもがありのままの自分を認め、自分で人生を築いていくことをサポートする」

ことなのかなと思っています。長い人生の中で、ずっと付き合っていくのは「自分」です。

その自分を認めてあげられないと、ずっと苦しくて辛いです。

親も含めた、他人に合わせて偽っていくのは本当に苦しい。実体験として私は痛感しています。

 

そんなお子さんが一人でも減ってほしい。

 

そのためには、保護者の方、いえ、むしろ親になる前からそういう考え方になっている必要があると思います。

でも大人になっても、考え方を変えるということに遅すぎることもないということも実感しています。

私がそうだからです。冒頭で書いたように、昔の私と今の私では考え方がまるで違います。

私は、親とか大人というよりも、一人の人間としてどう在るべきか、自分が生きている間に社会に対して何ができるか

ということを意識して進んでいきたいです。 

 

これからの社会は、これからを担う人たちによって作られていきます。

どのような社会になっていくかは、今の連続です。未来を見据えて、今やれることをやっていく。

地道かもしれないけれど、とても大切な一歩一歩をひとりでも多くの方と歩み進めていきたいです。

 

 

▼プロジェクトの内容

今回のプロジェクトでは、

現在NPO法人親育ネットワークが実施しているアンケート「親(大人)に届けたい声を聴く」をまとめ、

来年4月に「親育白書2024」を1000部発行したいと考えています。

 

今回は「子どもの声を聴く」をテーマに、

 

「親(大人)に聞いてみたいことは何ですか?」

「親(大人)に言いたいことは何ですか?」

「どんな親(大人)になりたいですか?」

 

の3つの質問を中心とした白書を作成する計画です。

 

■親育白書2024目次

第1章 今の自分について 

第2章 子どもの頃について 

第3章 親(大人)について

第4章 生きる意味について  

 

■費用内訳

・「親育白書2024」制作費

  印刷製本費 230,000円(1000部相当) 

  通信運搬費 70,000円

  雑費 5,000円

 →合計 305,000円 

 

・シンポジウム開催費 (4カ所:北海道、東京、千葉、愛知を想定)

  交通費 120,000円

  賃借料  35,000円

  講師謝金 40,000円

 →合計 195,000円 

 

総合計 500,000円

 

■白書を読んでいただきたい人

・子育てに携わっている親や祖父母

・子育てに携わる仕事をしている方

 保育士・支援センター職員・教諭・塾講師など

・教育機関 

 教諭・大学等で教育の研究をされている方

・行政職員の方

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今まで親の在り方に重きを置いた調査はあまりありませんでした。

前回の白書でも今子育てに携わる人に求められているものが少しずつ明らかになりましたが、

今回は子どもの声を反映させることで、親の視点と子どもの視点から子育てのヒントを見つけ、

子育てに悩む人の困りごとを解決する新しいアイデアに繋げる白書にしたいと思っています。

 

親育白書をきっかけに子育てに不安を抱える人、悩んでいる人を一人でも多く救うシステムが作られ、

親育の重要性が社会に認知されることを目指します。

 

2024年4月には白書を元にしたシンポジウムを開催予定です。

白書と合わせ、シンポジウムの様子を報告書として、こども家庭庁や地方自治体などへ渡します。

また、複数の自治体へ政策提言をし、親を育む行政サービスが整う社会が実現するよう働きかけを行います。

 

▼代表理事 黒田忠晃のご挨拶

 

 

▼親育研究会メンバー

岩渕優子

NPO法人親育ネットワーク副代表理事 ふぁみりぃぐっど🄬合同会社 代表 フリーランス保育士 発達障害児/保護者支援相談員 巡回訪問支援相談員 しつもんキッズインストラクター

生き辛さを抱える子ども達と支える保護者に寄り添い、関わる教育現場と共に活きていこうと活動しています。

 

岩附あずさ

NPO法人親育ネットワーク理事。

親育ネットワークのビジョンに共感し、親育の考えを伝えるべく、立ち上げ時から役員として関わっています。 時代が目まぐるしく変化する現在は、親自身も自分の考え方をアップデートし、視野を広げていく必要があると感じています。前回も白書作成に携わりましたが、今回の白書では子ども達の生の声をお届けできるのを楽しみにしています。

 

太田秀樹

現在は、愛知県名古屋市にある電機メーカのエンジニアとして従事する一方、地域やPTA活動など子どもとの関わり、地域社会への参画にも力を入れております。またコーチングを学ぶ中で、親子のコミュニケーションの大切さを実感し、広めていきたいと考えています。子どもの未来を明るくする活動を推進して行きたいと思っています。

 

岩渕賢次

皆様、いつもありがとうございます。親育の活動に携わらせて頂き、まだ年数は浅いですが、地元の東京都で20年以上、地域の自治会、中高のPTA、市の青少年育成組織等で、『大人も子どもも楽しもう』と活動を続けています。85『毎日いっぱい笑う』『あたりまえに感謝する』『ありのままの自分を信じる』ことを、日々、自ら実践しながら、周りの方々にも楽しんでもらえるようにとの想いを、親育の活動にも活かしていきたいと希っています。このアンケートを通じて、大人と子どもの笑顔の和が広がることを信じています。

 

松本紀子

音楽教室でピアノを35年教えてきました。1人の子どもと長く付き合う仕事の為、性についての問題が起こることが何度もありました。 生まれて生きて死んで行く中で性の問題は大事なことだと思います。今後も伝え続けて行きたいと思います。

 

磯畑香苗

現在、小学校、中学生、高校生の4人の子育て中です。子育ては気づきの連続で、すべての経験が糧になっています。今回、初めて親育白書の作成に関わらせていただいております。実際にワークショップにも参加し、この活動の意義を再認識しております。このアンケートを通して1人でも多くの方の声を拾って、今後に活かしていきたいです。

プロジェクト実行責任者:
黒田 忠晃(NPO法人親育ネットワーク)
プロジェクト実施完了日:
2024年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

製作物:親育白書2024 出版完了予定日:2024年4月1日 著者:NPO法人親育ネットワーク 発行部数:1000部 ・シンポジウムの開催 開催予定:2024年4月~7月 開催予定地:愛知県日進市、東京都小平市、千葉県野田市、北海道小樽市 主催:NPO法人親育ネットワーク ※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
・シンポジウムの開催会場は、今後決定 ・天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりシンポジウムが会場開催できなかった場合は、zoomオンラインで開催いたします。

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プロフィール

学生時代に務めた学習塾での講師経験、大学院修了後の携帯電話の通信サービス会社、大手学習塾での経験から、時代に必要な教育を追求。2008年3月、自分の教育観との相違から、大手学習塾を退職。現場を離れ、さまざまな業界の方と関わる機会を持ち、自分を見つめ直すことを通して「自分の人生=教育」を強く感じ、2009年1月、愛知県日進市で数学コーチングスクール(現LaCLo)を設立。自らも主体的市民を目指すとともに、主体的市民を育む役割を果たし、共育に生きる社会起業家として、数学と総合共育の実践、子育て世代を対象に全国で講演・講座も行う。2015年2月、同じ志を持つ仲間とNPO 法人親育ネットワークを設立、代表理事に就任。一般社団法人にっしんエデュケータス代表理事、特定非営利活動法人Earth as Mother理事、愛知県青少年育成アドバイザー会監事。共育共創家、キャリアコンサルタント、NLPコーチ。

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リターン

3,000+システム利用料


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【3,000円】全力で応援コース

●お礼のメッセージをお送りします。
●支援者の名前をホームページに紹介します。

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

3,000+システム利用料


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3,000円コース

●白書PDF概略版
●支援者の名前を白書に記載

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

3,000+システム利用料


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【3,000円】全力で応援コース

●お礼のメッセージをお送りします。
●支援者の名前をホームページに紹介します。

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

3,000+システム利用料


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3,000円コース

●白書PDF概略版
●支援者の名前を白書に記載

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月
1 ~ 1/ 11

プロフィール

学生時代に務めた学習塾での講師経験、大学院修了後の携帯電話の通信サービス会社、大手学習塾での経験から、時代に必要な教育を追求。2008年3月、自分の教育観との相違から、大手学習塾を退職。現場を離れ、さまざまな業界の方と関わる機会を持ち、自分を見つめ直すことを通して「自分の人生=教育」を強く感じ、2009年1月、愛知県日進市で数学コーチングスクール(現LaCLo)を設立。自らも主体的市民を目指すとともに、主体的市民を育む役割を果たし、共育に生きる社会起業家として、数学と総合共育の実践、子育て世代を対象に全国で講演・講座も行う。2015年2月、同じ志を持つ仲間とNPO 法人親育ネットワークを設立、代表理事に就任。一般社団法人にっしんエデュケータス代表理事、特定非営利活動法人Earth as Mother理事、愛知県青少年育成アドバイザー会監事。共育共創家、キャリアコンサルタント、NLPコーチ。

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