フェイスガード

　とうとう今日フェイスガードをして練習しました。今年、伴奏の音楽よりも早く踊ったり、歌ったりして、「もっと音楽に合わせて！」と指導しているのですが、原因がはっきりしました。マスクを着けて練習しているので、酸欠状態なのです。ですから声を長く伸ばすことができず、次のフレーズが早く出てしまうのです。

　今日はその対策としてフェイスガードでやってみました。こちらはこちらで問題があり、まずガードに自分の声が跳ね返って大きな声が耳に入ってきます。また、マスクと違って自分にピッタリと装着できているわけではなく、とれるのを気にしながら動いているので、所作がぎこちなくなります。

　口元だけのマウスガードでしたら、「あ」の口をカバーできません。普段の会話なら問題ありませんが、演技となると滑舌よくしゃべるために大きく口をあけるからです。なかなか難しいですね。

　あの時はこんな苦労もあったなと笑って思い出せるように、ただひとつひとつ課題をクリアするのみです。