このリターンは「あなた」若しくはしっぽちゃんをモデルにしたシーサー(小サイズ・大サイズ)です。

 

 

まずはじめに、シーサーについてお話させていただきますね。

 

皆さんはシーサーって何かご存じですかぁ?

 

[シーサーの原型]

シーサーの原型と言われているのはライオンです。

ライオンは百獣の王と言われるように力、強さの象徴です。

元々はエジプトの金持ちたちの間で、ライオンの石像を自宅や墓などに置き

<自分はこれだけ凄いんだぞ!力を持っているんだぞ!>と

自分の権力を誇示するためのものでした。

それが巷で流行りだし、エジプトの王様がエジプト王は地球上で一番ということを示す如く、地球一の頭脳を持つ人間地上一のライオンそして上空で一番の鷲を合体させたスフィンクスを造りエジプト王の凄さを示したとされています。そのような金持ちや権力者内での流行りが、シルクロードを経て各国に伝わっていくうちに守り神や、魔除けの効果もあるとなり、実際にライオンを見たことのない国ではどんどん形を変え伝わっていったとされています。まぁ、昔は歩いて貿易していたので、伝言ゲームのチョー長い版でして、自国に到着するまでに色々くっついて伝わっていきました。

 

[一番近いシーサーの親戚

日本にもシーサーの親戚狛犬がいますが、狛犬は昔は「高麗犬」と書きました。高麗から伝わってきた犬という意味です。

高麗とは外国という意味で使われ、現在使われている獣編に白と書く「狛」も同じく外国という意味です。原型は同じライオンなのですが、ライオンを知らない日本人には犬に見えたそうです。

 

[シーサーの語源]

沖縄のシーサーはなぜシーサーと言うと思いますか?

諸説ありますが、シーサーは中国から琉球に伝わってきました。中国ではライオンのことを「獅子」と書き、「SHI-SHI」と発音するとかで、その時聞いた琉球人が、「シーシー」を琉球なまりで「シーサー」と伝えたとされています。他にも説はありますが私が生徒さんに伝えるときにはこちらを伝えているのでこちらだけ書きます。

 

[シーサーの口の開閉の意味]

これに関しても諸説ありますが、こちらはつくる職人さんの考えで変化が出てきます。

今はシーサーといえば対が当たり前になっていますが、中国から伝わってきたものは最初は1体だったのです。もともと権力を誇示するためでしたのでモデルにするのはもちろん♂。そして口を開けている顔が強くてかっこいい!それが仏教という宗教の考えが入り、阿吽「生死」や「静と動」で開閉で1対のタイプが出たとされています。

ただ、沖縄のやちむんシーサーはシーサー職人の中で、開閉で1対として販売すると人気が出て、対が流行っていったとされそれが始まりとも言われています。

 

そこで問題です。シーサーの口の開閉にオスメスがあるの知ってますか?

もしご存知ならどちらがオスで、どちらがメスだと思いますか?

 

答えは、どっちも!です。

 

大半の地域では口を開けて外からやって来るマジムンに威嚇し家を守っているのがオス若しくは父ちゃん口を閉じて今ある幸せが外に逃げていかないように包み込んでいるのがメス若しくは母ちゃんとされています。

しかし、ウミンチュ(漁師)の糸満では逆です。

糸満では、男は寡黙で黙々と漁をします。なので口を閉じているのがオス、若しくは父ちゃん女は父ちゃんが釣ってきた魚を声を出して売ります。口がうまくないと魚は売れません。なので、糸満の女はよく喋るというところから来ているらしく、口を開けているのはメス若しくは母ちゃんなのです。

 

こうやってみるとシーサーって面白くないですかぁ?

 

 

 

[リターンのシーサーについて]

通常、私の作るシーサーは口を開け威嚇しているのが父ちゃんで、口を閉じ幸せを守っているのが母ちゃんという意味合いで作っています。

 

しかし今回のリターンのシーサーはお写真を元に「あなた」若しくはしっぽちゃんをモデルにしたシーサーをつくります。ですので、女性でも口が空いていることもあります。

開閉のご希望があれば教えて下さい。その時はご希望に沿った形でシーサーを制作します。

 

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