障害の有無に関わらず、その人の夢に寄り添う。職業支援の場開設

私というペルソナがpieceLabという場所で何をするか、どんなことを実現するか

 

オープン時間は７：００～２１：００です。

まずは私というペルソナがどんな１日をpieceLabで過ごすのかお伝えします。

 

ペルソナのpieceLabでの過ごし方

７：００

オープンして数分後、pieceLabに到着。

 

 

コーヒーの香りがしたので、自分も飲みたいなぁと思った。

スタッフ（以下ス）「おはよう、昨日はよく眠れた？」

ペルソナの私（以下ぺ）「早めに布団に入ったけど、まだ眠い」

ス「コーヒー入れたんだけど、一緒に飲む？」

ぺ「ならいただこうかな」←自分から言えなかったから流れ的によかった

 

なかなか自分からお願いできないので、気にかけて声をかけてくれるとありがたい。

 

７：３０

地下の集会所エリアが空いているのでストレッチ。

倉庫から座布団を出して１０分仮眠。

スタッフさんが地下に行ったのを見計らって、だいたい仮眠が終わる頃に声をかけてくれる。

自分の朝の行動パターンを理解してくれているのがありがたい。

朝は起きてからもしばらく眠気が取れないのでそうさせてもらっている。

起きてから私の体調を毎日のように聞いてくれる。

 

８：００

仕事開始。開始したらしばらく集中。他の人の様子はこの時シャットアウトし、自分の世界にこもって仕事をする。

↓

周りが気になり始めたので一旦休憩。

縁側エリアで裸足になってくつろぐ。

右下の縁側エリア

 

数分後、隣に誰かが来たけど、空気のようにその人も何も言わず座っていた。

同じ空間にいても無理に話さなくていいから気持ちが楽。

多分、何回か会っているうちに話すようになるかもね。

↓

仕事再開。

 

１２：３０

お腹が空いたので、近くのお店へご飯を食べに行く。

「らぁめん寸八」は混んでるかな。

それともイタリアンで「キッチンおりべ」もいいかな。

天気がいいからコンビニでおにぎりを買ってあがたの森で食べるのもいいなぁ。

あがたの森公園

 

１３：３０

戻って来たけど、眠すぎて仕事にならない。

地下に行って昼寝します。

 

１５：００

仕事再開。

スタッフさんがござのところでお茶とお菓子を用意してくれた。

この時間にいる利用者さんと一緒に仕事のことについて話す。

自分の今の仕事の状況について話すと、他の利用者さんが「知り合いを紹介する」と言って連絡を取ってくれた。私の仕事を進めるためのヒントになりそうだからありがたい。

自分で探すのはなかなか大変だから、何気なく話した時に誰かが名乗りをあげたり紹介してくれたりは本当に助かる。

 

１６：００

先ほど紹介してくれた人にメールを送った。

電話で一から話すのは苦手なので、要件を先に伝える。

極力メールがありがたい。話すのは慣れてきてからでないと正直ドキドキしてしまう。

どこかの企業の人がスタッフさんに相談に来た。製造業らしい。新規事業のアイデアをもらいに来たと言っていた。「障害者に優しい製品づくりをしたい」と話していた。

先日は別の企業の人がいて、「障害者雇用をしているが、本人が安心して働くにはどうしたらいいか」と聞いていた。今度その企業に行って直接様子を見に行くらしい。

企業の出入りもあるなぁ。

 

１７：３０

再び疲れたので仮眠。

起きてから、家に帰って食事の準備をする気にならなかったのでもうしばらくpieceLabで時間を過ごす。

気になっていたボードゲームがあったので、スタッフさんが他の利用者に声をかけてくれて一緒にやった。

一人だとこういうことしないから、誰かがいるっていいなぁ。

今日縁側で隣に座ってた人とも普通に話してた。

 

１８：００

地元の高校生が勉強しに来た。どうやらテスト前だけど、家だとやらないから来たと言う。

スタッフさんの中には教員免許がある人がいるから、塾とまではいかなくとも、必要に応じて分からないことを質問しにくる子がいる。

気づけば色んな高校の子が一緒に勉強していた。青春だな。

 

１９：３０

今日はこれにて終了。

明日も朝７時に来たい。でも、できなかったからといってダメではないから、気楽な願望として毎日持っておく。

やりたいことが今日来た人のおかげで少し進んだ。

スタッフさんが自分の仕事について紹介する掲示を作って貼ってくれた。

ここからまた広がってくるといいな。

明日も楽しんで仕事しよう！

 

ここでどんなことを実現するか

 

【こちらは他のコワーキングと同様だと思います】

・自分のやりたいことを発信できる。

　スタッフがやりたいことをリサーチするだけでなく、途中経過も発信する。

・利用者同士の交流を生む。

 

【pieceLabならではのこと】

①「pieceLabでの約束ごと」によって、人との関わりに不安を感じている人も利用しやすくする。

②室内のエリアの区分け。干渉されたくない時の休憩場所、交流できる場所、疲れた時に休める場所・・・と、エリアごとの目的をはっきりさせることによって、利用者が混乱することなく、なおかつ自分のペースで利用できる。（場の構造化）

③スタッフの絶妙な距離感。必要な時を見極め支援するが、べったりにもならない。本人が快適な状況が最優先。その上で、本人のやりたいことを引き出していくさりげない状況づくりをする。

④様々な年代の、色々な立場の人とさりげなく同じ空間を過ごし、必要に応じて交流ができる。仕事だけでなく、自習室の役割も担う。

⑤企業に対しては、「障害者への合理的配慮」という点で、「障害者に関する」新規事業のアイデアに繋がる情報の提供や、障害者雇用の環境の最適化へのお手伝いができる。（色んな障害種の人達との関わりからさりげなく出せるので）

⑥（今後視野に入れたいこと）テレワークを利用して、過ごし方とともに、多様な働き方に対応する。

 

※④に関しては、いよいよ来年東京パラリンピックが控えているので、この分野に関しての事業を行うタイミングとして最適だと感じています。「おもてなし日本」のおもてなしの事業として、世界に名を広げるチャンスとも考えています。

 

自分の凸凹に不安を感じている方も安心して来てください。

pieceLabにいる間は、どうあってもスタッフはあなたのことを受け止めます。

 

もし、他の場で心がポキっとして働けなくなりそうな人も、癒されに来てください。

 

言葉がなくても通じ合える。

ぜひ、７月にオープンするpieceLabにお越しください。

あなたに会えることを楽しみにしています。

 

pieceLabオーナー

まるまるプラザ代表　笹崎典子

 

pieceLab Facebookページ