プロジェクト概要

タイ・ミャンマーの国境の町サンクラブリ。

 

日本を含む先進国の開発により、豊かな森を奪われ、差別と貧困、無国籍問題にあえぐ山岳少数民族の暮らす町。

 

ここに、日本人の夫婦が運営する、児童養護施設 学校があります。

 

 

「虹の学校」。10年に渡り、未就学児童や孤児、貧困家庭の子どもたちを受け入れ、育ててきました。

 

しかし今年3月、土地所有者の都合で突如退去を迫られ、いま活動継続が困難な状況に陥っています。

このままでは子どもたちの就学機会、ともに働いてきたスタッフの就労機会、そしてこれまで築きあげてきた虹の学校の全てが失われてしまいます。

 

でもこの学校を守りたい。どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

《達成のお礼、そしてネクストゴールへ!》(追記)

 

2018年7月29日、274名もの皆様から温かいご支援を頂き、目標金額の700万円を達成することができました。


たくさんの皆様に活動をご理解頂き、ご支援・ご声援頂きましたことを心より御礼申し上げます

 

第一目標に設定しておりました700万円を達成したことで、土地購入資金の目処がたち、一同喜びと共に、皆様からの応援により気が引き締まる思いです。

 

挑戦期間は8月31日まで。今後は土地購入後の施設建設費のため、ネクストゴールを1200万円に設定し挑戦を続けて参ります。

 

期間終了までどうぞ応援宜しくお願い致します!!

虹の学校 校長 片岡朋子

 

 

 

「虹の学校」ってどんな場所?

 

初めまして、虹の学校の校長・片岡朋子、そして相談役の田村恵です。

 

虹の学校とは

 

タイ南西部・カンチャナブリ県にある児童養護施設 兼 学校で、タイ・ミャンマー国境にまたがって暮らすモン族やカレン族の子どもたち(未就学児童、孤児、貧困家庭)を受入れています。

 

ここで6年間の学習を終えた子どもたちは小学校課程を修了することができ、その後は虹の学校を宿舎としながら、近隣の公立中高や定時制の中高に通い、学業を継続します。国籍を持たない子どもたちのID取得を目指したサポートも行っています。

 

2008年から活動を開始し、2013年にはタイ政府公認の学習センターとして登録されました。

 

 

運営を担うのは、日本のNPO法人「虹の種」(理事長:玉城秀大)。いま校長を務める片岡は、もともと東京やバンコクで働いていましたが、都会での消耗的な生活に苛立ちと焦りを感じていた折、玉城氏と出会い、「ちょうどここで学校を開く計画があるので、校長をやってみないか?」とオファーをいただいたのです。

 

思い切ってこの土地にやってきて7年。困難なことも多々ありましたが、「私たちが」「この地で」やることの意義を信じて、ここまで続けてきました。

 

▲タイのロックバンド「コレステロール」のプロモーションビデオ。虹の学校が登場しています。移転前の学校や子どもたちの様子を、とても素敵に撮っていただきました。

 

どんな子どもたちを受け入れている?

 

この地はタイとミャンマーの国境で、国籍のない少数民族が多く住み、紛争や貧困などで親を亡くしたり家庭崩壊したりする家族が多く存在します。虹の学校では、主に両親のいない子ども、親はいても収入が少なく十分に育てて学校に行かせられない子どもたちを受け入れています。

 

ほとんどは、スタッフや知人のつてで虹の学校にたどり着きます。

 

たとえ親がいても、彼らはタイ語ができず、タイで十分な収入を得られる仕事には就けません。我が子と離れて暮らすのは辛いけれども自分の子供にはそうなってほしくない。学を得て良い仕事に就いてもらいたい。そういう思いで虹の学校に預けてくれるのです。

 

状況は子どもたちによってさまざまではありますが、同じ地球に生きる子どもたちに違いはありません。いまは33人の子どもたちが一緒に生活しています。

 

どんな教育活動をしている?
:ネイティブアメリカンの発想にならった、ユニークなカリキュラム

 

虹の学校では、タイで定められているカリキュラム(普通科目)に加えて、以下のような「独自の教育活動」も大切にしています。

 

●実践から学ぶ課外活動

「村人たちと行う伝統的な“稲作”」「山岳民族の森での暮らしを学ぶ“森合宿”」

 

●「村人から学ぶ伝統文化と暮らし」(伝統工芸や山菜、薬草、農機具の使い方等)

 

●「虹の学校に訪れた方々の得意分野を教わる“Rainbow class”」

(語学、美術、歴史、音楽、天体観測、ダンス、野球、サッカー、体操、手品等)

 

■虹の学校、唯一無二のミッション:虹色の架け橋で美しい地球を未来につなぐ

 

ネイティブアメリカンには「七代先の事を考えて生きる」という考え方があります。
経済偏重でいたずらに地球を蝕むのではなく、先人の謙虚で聡明な生き方を見習い、美しい地球を未来につないでいくこと。私たちは、自然とテクノロジーと共生し、「良き循環」をする生き方を模索・実践することにもこだわっています。

 

授業の様子。日本語、英語、算数、美術、音楽、体育を担当する片岡校長の授業の様子。他にも5名の現地の先生がタイ語、理科、社会、家庭科、仏教、農業、テクノロジーなどそれぞれの教科を受け持ち授業をしています。

課外活動 [稲作]。稲刈り後、稲を運ぶところ。田植え、稲刈り、脱穀すべてが手作業でおこなわれます。村には機械を使う人たちも増えてきていますが、虹の学校と共同で稲作をしてくれている村人たちは伝統的な手作業での稲作。毎年大変な作業ですが、村人達は「手づくりの方がおいしいお米ができるんだ」と誇らしげに語ってくれます。

課外活動 [森合宿]。年に2回、乾季・雨季におこなわれる森合宿。鍋と米と調味料、最低限のものだけを持っていき、山菜や魚、カエル、鳥などは現地で調達する山岳民族の森での生活を学びます。大工さんたちが主体となって行なわれ、約1週間の間に体を使ったアクティビティや竹籠づくり、キャンプファイヤーなども催されます。

村人から少数民族伝統の機織り(腰織り)を習います。一本一本の糸を織ってできる機のように、少しずつ文化を未来へと繋いでいけるような環境づくりを目指しています。

少数民族の暮らし [籾摺り作業]。機械化で使われなくなった木摺臼(きずりうす)〈写真右上〉を譲ってもらい、村人に教わりながらみんなでつくったお米の籾摺り。おいしい玄米ができあがります。農機具の保存・活用・継承も虹の学校の活動の一部です。

Rainbow classの成果 [ミュージカル]。ボランティアのプロダンサーの方と片岡校長の二人から2ヶ月間みっちり指導を受けて昨年12月に完成した虹の学校オリジナルミュージカル「虹の戦士」のひとコマ。舞台は学校のシンボル建築「天翔る方舟」。衣装は再利用の布で手づくり。歌にダンスに演技を頑張って練習して大きな成果を得られたみんなの大切な作品です。

虹の学校の1日は5:30の鐘の音で始まります。 早朝のお祈りと瞑想を終えたあとは、料理・薪割り・畑のお手入れ・掃除・鶏の世話など仕事をみんなで分担して行います。 共同生活の中でそれぞれの役割をしっかりとこなし、ときには助け合うことで自律心を育みます。

 

 

これらの活動はNPO法人 虹の種で集められた日本での寄付金、タイ国内また世界各地からの寄付金によってコツコツと続けられてきました。

 

他にも、虹の学校のこれまでの活動内容はFacebookページ「虹の学校 フェアライフ」にて詳しくご報告させていただいています。

 

 

虹の学校、過去最大の危機。

 

2018年、虹の学校は、急遽移転を余儀なくされました。

 

というのも、3月に土地のオーナーからの通達があり、学校がある土地の返還を余儀なくされました。それと同時にタイ政府公認の学習センターとしての登録も解除されてしまいました。

 

少しずつ作りあげてきた竹の宿舎や教室。子どもたちの生活と思い出がたくさん詰まった場所でした。写真は宿舎解体後、再利用できない部材を焼却処分しているところ。

 

すでに、これまでの施設は解体されました。

 

数年かけて少しずつ建設してきた施設も、この4月末には全て解体されました(再利用可能な資材は新天地にて活用できるように、搬出しました)。

 

もともとの場所からも退去し、現在は、近隣の地主さんのご厚意で建家付きの土地をお借りして、とりあえずの生活と教育活動の場は確保しています。

 

また、政府公認の学習センターとしての登録を外されてしまったので、この1年間は近隣の小学校に協力いただき、一時的に子どもたちの学籍を入れてもらうことになりました。

 

5年前に完成した学校のシンボル建築「天翔る方舟」。この完成とともに虹の学校は大きく前に進みだしました。そして子どもたちにとっても毎朝の瞑想・お祈り、遊びにミュージカル、語り尽くせない程の思い出がたくさん詰まった、まさにシンボル建築でした。写真はその解体現場を見つめる片岡校長。

 

 

しかし、仮住まいも長くは続けられません。

 

5月からは、「仮住まい」で何とか生活しています。

 

しかしあくまで今の仮移転先は、近隣の方のご厚意でお借りしている場所です。このままここに留まり続けることはできませんし、敷地も前の1/5程度で平地のため、これまでのように森で遊んだり、畑作をするのは難しく、100%の活動再開とはいきません。

 

やはり正式な移転先を見つけることは急務です。

 

仮住まいへの引越を終えて向かえた新学期、中庭で最初の朝礼がおこなわれました。

 

現在(6月初頭)、私たちは新天地の土地探しを進めていますが、一方で大きな課題となっているのが資金です。土地取得に加え、施設建設費、移転費など多大な費用がかかります。

 

急場の現在、私たちだけでは到底まかないきれない金額ということもあり、皆様にお力添え賜りたくクラウドファンディングに挑戦させていただくこととしました。

 

活動が始まってから10年。施設も充実し、掲げたミッションに向けて活動が本格化してきた矢先の出来事で、私たちも当初は大きなショックを受けました。

 

しかし、嘆いてばかりもいられない。子どもたちの就学機会や、ともに働いてきたスタッフの職を、これからも守っていくために。みなさんのご支援が必要です。

 

もし私たちの活動に共感いただけましたら、どうかあたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

正式な移転が叶ったら……。〈ただ土地にいられなくなったから〉ではなく〈前向きに発展的な移転〉を。


無事移転先が見つかり、資金も確保できたあかつきには、まずは今年度解除されてしまった「学習センター」再登録を目指します。そのために、土地購入と必要な施設整備(教室・宿舎・水回りなど)を進めて行きます。


また、少しずつですが伝統工芸工房やヨガ・瞑想空間、ゲストハウス、薬草園などを整備していき、子どもたちだけでなく、より多くの方々の学びの場を作っていきたいと思っています。

 

そしてゆくゆくは、ご支援に頼らなくても良い運営・雇用の創出を目指して、よりよい「虹の学校」のあり方を模索してきます。

 

▼これまでの活動に加えて……こんなこともできる場に!

→→世界中からゲストを受け入れ、「良き循環」をする生き方を学べる場所へ

 

[学習センター]子どもたちはもちろん近隣の方々含め、すべての人に開かれた学習センター兼 図書館。eラーニングを利用した総合学習ができる場をつくります。[ゲストハウス]世界各地から訪れてくださる方々のための 宿泊施設。竹や木、草屋根などの自然素材と現代の工法を組み合わせた独自の宿にご宿泊いただけます。

[薬草園]少数民族に伝わる薬草を栽培する薬草園。村の長老から知識を受け継ぎ、子どもたちや近隣の 方々への処方も行います。[ヨガ・瞑想 空間]心身の調整・統一のための静寂な空間をつくります。毎朝の瞑想・お祈りはもちろん来訪者の 方も利用できるよう開放型の空間です。

[伝統工芸工房]少数民族伝統の竹細工、織物や木工、小物、草木染めふんどしを製作販売したり、ワーク ショップを開催したりします。[サバイバル森ツアー]少数民族の大工さんや子どもたちと行く 森ツアー。魚やエビ、山菜を採ったり、森を散策したり、山岳民族の森での暮らしを体験できます。

[野外劇場]ミュージカルやダンス、コンサートができる野外劇場。子どもから大人まで、さまざまな 表現活動の発表の場となります。[循環シス テム]虹の学校を含めた範囲で自然に対して低負荷の循環システムを構築することで、 地域・地球にとってのロールモデルとなることを目指します。

 

構想・アイデアは尽きません。これを機に、より多くの皆様に私たちの活動をご理解頂き、新しい「虹の学校」に向けてご支援頂けたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します!

 

 

「虹の学校」応援団

 

●田村恵さん

 


虹の学校相談役の田村恵です。東京でプロコーチをしています。

 

私が初めて虹の学校を訪れたのは2013年の秋でした。1週間ほどの滞在でしたが、虹の学校に流れる穏やかな空気、瞑想空間での凛とした静寂と包まれる感覚、子供たちみんなの真っ直ぐさ、村の人々の誠実さ、そのすべてに感動したことを今でもはっきり覚えています。

ご縁を頂き相談役を務めさせて頂くことになった後、毎年一度は日本人を案内する機会を設けています。訪れた日本人の方々は異国での慣れない生活に少々戸惑いながらも、子供達や現地スタッフの皆さん、村の人々と過ごしていく中で、それぞれが自分の強みを発揮して、「それまで以上に活き活きし始める」そんな姿を幾度となく目撃してきました。


虹の学校は現代を生きる我々にとって、とても良い刺激となる“何か”を醸し出している希有な場所なのだと思います。かく言う私自身も虹の学校を訪れて、とても大きな影響を受けた一人です。

そんな虹の学校が現在窮地に陥っています。この素晴らしい学校を失くすなんて!地球の損失!くらいの想いでこのクラウドファンディングに取り組んでいます。


是非、虹の学校の存続に手を貸して下さい!そして学校に来てください!何かが変わります。ほんまです!!

 

 

●松本武士さん

 

 

私はイギリスに在住している、コンテンポラリーダンスアーティストです。

 

虹の学校は、母の友人を通して知り、毎年年末年始にボランティアをさせていただいております。ダンスを通した虹の学校の子供たちとの交流は至福の時間です。

 

私が今回のこのプロジェクトを応援する大きな理由は、イギリスでも日本でも実現の難しい教育を虹の学校は実践しているからです。7世代先まで考え生きるというアメリカンインディアンの理念を実践している虹の学校は、自然と環境と共生していて、そこで育つ子供たちの放つエネルギーは本当に特別で、生き抜く力に溢れています。

 

この虹の学校を存続していくことは、子供たちだけではなく私たちの環境や地球にとっても大きな意義があると強く信じます。

 

ひとりひとりの小さないのちが、大きな強いひかりとなって虹をかけていける未来のために、皆さまどうぞご支援宜しくお願い致します!

 

 

●吉澤裕子さん

 

ヤマトナデシコ in Thailand バンコク代表の吉澤裕子です。

 

ヤマトナデシコ in Thailandはバンコクを拠点に活動する日本人女性のコミュニティで、虹の学校やタイと日本の災害孤児の支援活動をさせて頂いています。

 

数年前「ここには本物の豊かさがある」そう語った学生の話を聞いた時、私も虹の学校に行ってみたいと思いました。


実際に訪ねてみて、そこで出会ったのは土の上を裸足で歩き、軽々と木に登り、崖から川に飛び込み、重い荷物を背負ってどこまでも歩く。寒ければ焚き火をし、助け合いながら薪を割り、火をおこして食事を作り、きらきらと輝く目で笑う虹の子どもたちでした。 私は子どもの生きる力を随分と見くびっていたんだと知らされました。


私にできることがあるならと思いここまでやってきたけれど、救われたのはまったくわたしの方でした。


この美しく豊かな人たちが暮らす虹の学校が、続いていくことを切に願います。

 

 

●NPO法人 虹の種 玉城秀大理事長からのごあいさつ

 

虹の学校が始まって10年。

その間、いろんなことがありました。


あそこであちらを選んでおけばとか、あの時に上手く話していたらとか、自分の能力の足りないことを何度呪ったか分からない。社会の仕組みに悔しい思いをしたことや、理不尽に傷付けられたこともたくさんありました。

それでも、子どもたちは相も変わらず輝いている。子どもたちを支えるスタッフのみんなもよりよくなっている。素晴らしい人間関係の輪が大きく広がりながら、たくさんの方々に人生を見つめる良い場所になってきているという確信もある。

きっとまだまだ時間はかかると思う。
これを読んでくれている人が、生きている間に達成できるとも思えない。
ただ、いつか「全てのいのちが尊重される世界」になるまでやり続けます。

今回の出来事を大きな原動力に変えて、再び未来に向けて歩みを進められるよう、皆様にご支援頂けたら幸いです。

 

 

皆様からのご支援金の使い途について


《土地と必要最低限の施設整備を行う場合》
①土地取得費用(面積1.6ha)  :521万円
150万THB=521万円(2018.4月現在1THB=3.47円)
②電気・給排水衛生設備工事費用:60万円 

③クラウドファンディング手数料:17%

 

目標金額=(①+②)÷③=(521+60)÷0.83≠700万円

 

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《本格的な活動再開に向けての施設建設を行う場合》
①土地取得費用(手数料込)  :521万円
②電気・給排水衛生設備工事費用:60万円
③施設建設費用        :700万円
(教室×6・宿舎×4・食堂・台所・風呂トイレ×10・体育館・グラウンド・音楽室・工房・瞑想空間等)

④クラウドファンディング手数料:17%

 

目標金額=(①+②+③)÷④=(521+60+700)÷0.83≠1543万円

 

 


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