支援総額
目標金額 350,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2014年9月26日
【カカオの乾燥について】
日本の皆様こんにちは。
ガーナより、代表の野呂です。
難しい知識とサイエンスが絡んだ発酵の過程も終わり、次はカカオ豆を乾燥させます。
カカオの乾燥方法は一般的には天日干しで乾燥させますが、地域によっては熱風を当てて乾燥させるところもあうようです。
ガーナでは天日干し乾燥が一般的です。
写真のような乾燥台にカカオを広げます。
※写真のカカオは今回のプロジェクトのものではなく、オフアセ村のとある農家さんのものです。
乾燥台が高く設置されているのは空気の通りをよくするためと、ヤギにカカオ豆を食べられないようにするためです。
余談ですが、ガーナではいたるところでヤギ、ニワトリ、イヌ、ネコ、トカゲを見ることができます。
このうちヤギとニワトリは家庭が放し飼いをしています。ネコはペットでしょうか。
乾燥は初日が大切です。
発酵を終えてバナナリーフからカカオ豆を取り出し乾燥台に乗せても、実は発酵は続いております。
ですので、乾燥初日にいかに日光に当てられるかが重要なのです。
均一に日光に当てるために乾燥初日と二日目は2時間おきに豆全体を撹拌しました。
あとはひたすら快晴が続くこと、豆がきちんと乾燥することを祈るのみです。
ガーナはこの時期雨季に入っており、突然雨が降ってくることが多々ありました。
乾燥はひたすら天日干しにすればいいんだ、と思いがちですが、この季節は本当に大変です。
ガーナではカカオ農家はプランテーションのような大規模に農場を経営しているわけではなく、一家庭である程度の農園を管理しています。そんな小さなカカオ農家がたくさん集まっているのです。
カカオ農家は兼業農家がほとんどで、カカオと同時にいろんな作物を栽培しています。また農家だけではなく、テイラーであったりする農家もいます。
そんな中、お家で乾燥しているカカオが突然の雨に打たれたら、せっかくの換金作物が台無しです。
カカオの管理は本当に大変です。
このような形で、カカオだけでは収入が足りないのが生産地の現状で、実際に農家さんと一緒に住んでいると様々な問題点が見えてきました。
今回のカカオ豆、乾燥に7日もかかりました。
この後はこれらのカカオをカカオマス(カカオリカー)という状態にして日本に輸送です。
私もどんな風味になるのかとても楽しみです。
より多くの皆様にチョコレートを口にしていただきたいと思います。
READYFORのご支援(1万円以上)をしていただくか、11月1,2日の東京チョコレートサロンにお越しいただくか、で味わっていただけます。
目標金額まであともう少しです。
引き続きのご支援、ご協力どうぞよろしくお願います。
遠く離れたガーナより
代表 野呂謙友
リターン
3,000円
①活動報告書
②サンクスレター
③ガーナで販売されているチョコレート(今回のプロジェクトで製作するチョコレートとは異なります。)
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
引換券#1に加えて、
①帰国後(10月以降)に開催するカカオ豆からチョコレートを作るワークショップのご招待。
※場所は未定
②制作したチョコレート1枚。
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
引換券#2に加えて、
①11/1(土)、11/2(日)に横浜赤レンガ倉庫で開催予定の「東京チョコレートサロン2014」のご招待と弊プロジェクト主催セミナーのご招待。
②「東京チョコレートサロン2014」で配布するパンフレットの弊プロジェクトページに、スポンサーとしてお名前を記載。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 5