
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 80人
- 募集終了日
- 2019年5月7日
#2 〜私たちは、忘れない。〜 本多貴久 (企画課)
企画課 本多貴久
過去の派遣先:東日本大震災
平成28年熊本地震
【私たちは、忘れない。】
日赤が「私たちは、忘れない。」というプロジェクトを立ち上げたのは、東日本大震災から5年ほど経過したときでした。世間では“風化”という言葉も使われるようになり、被災地の様子を伝えるメディアも減ってきている現実がありました。「私たちは、忘れない。」このシンプルなメッセージを見たとき、とても時代背景に整合していて分かりやすいなと思った反面、このメッセージが持つ意味をしっかりと伝えていかなければならないと感じたのを覚えています。
今なお復興に向けて進んでいる被災地の方々を支援すること。例えば義援金を寄付する、現地を訪れて復興を支える、現地のお店などでお金を使うなど、直接的にできることはたくさんあります。これも非常に重要な支援と言えます。
それと併せて、もう一つの「忘れない」という意味を多くの方々にご理解いただきたいと考えています。それは、「忘れずに、未来につなげること。」
過去の災害において、「もっと備えておけば…」と後悔される方や「大切な人を守れなかった」とご自身を責める方もいらっしゃいます。そういった方々の「この教訓を活かしてほしい」という思いに応え、過去を思い出すだけではなく、未来に起こりうる災害に対して学び備えることこそが「忘れない」というメッセージの本質だと考えています。
私にとって東日本大震災での「忘れられない」エピソードは、「避難所の食事」です。
発災二日目に巡回診療で訪れた避難所(小学校)は、まだ支援物資が十分に届いておらず、食事も津波で流されるのを免れた家々からかき集めた食材だけで運用されていました。その日も少ない食材をやり繰りして配給が行われていましたが、受け取って戻ってくる方々が手にしていたのはスチロール皿に載ったわずかな白米だけでした。それでも「みんな同じ状況だから」と言ってきちんと整列して順番に配給を受け取る方々の姿を今でも鮮明に覚えています。

また、臨時救護所での診療が終わったあと、避難所の運営者の皆さんから食事をしていくよう勧められました。先ほどの状況を見てしまったらとてもいただくわけにはいかないとお断りをしたところ、「今はこれくらいしかお礼の気持ちを表せないし、この避難所全員の気持ちなのでぜひ食べていってほしい」とのお言葉をいただき、数に限りがある缶詰まで出していただきました。ランタンで照らされた薄暗い教室の中でいただいたこの食事は一生忘れることのできないものになりました。

当たり前のことですが、災害の規模が大きければ大きいほど被害を受ける方は増える。
それと同じで、これから起こりうる災害に対して備える人が多ければ多いほど、救われる命も増えるということをメッセージとして伝え続けていくことが私たちの責務であると考えています。一般的に言われている「自助」や「共助」が重要という話は、理屈としては浸透してきているのかもしれませんが、実際に行動に移している人はそれほど多くないという現実を変えていかなければならないと強く感じています。
日本人の規律性や忍耐強さなどが取り上げられることもありますが、その根底となるものは「他人を敬い、思いやる気持ち」だと思っています。この助け合いの精神は、災害時に大きな力になる。これも過去の災害で学んだことのひとつです。だから私たちは「忘れない」ことを未来の防災・減災につなげて一人でも多くのいのちを救いたい。
その思いをヒタムキな姿勢でジミチに広めていきます。
ギフト
1,000円
1,000円:あなたと同じ気持ちが集まれば、大きな力に!
■領収証の送付
■お礼状の送付
■減災セミナーにご招待
(日程や場所は別途お知らせいたします。)
■感謝状の送付
*口数は自由にお選びいただけます。募集期間中に複数回、ご寄付が可能です
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 予定数終了
- 発送完了予定月
- 2019年7月
3,000円

【A】3,000円:あなたと同じ気持ちが集まれば、大きな力に!
■領収証の送付
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■減災セミナーにご招待
(日程や場所は別途お知らせいたします。)
*口数は自由にお選びいただけます。募集期間中に複数回、ご寄付が可能です
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年7月
1,000円
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- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年7月

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