支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 308人
- 募集終了日
- 2022年7月29日
緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,020,000円
- 寄付者
- 143人
- 残り
- 65日
膵がん早期診断へ向けた、血液を用いる新たな診断法の開発
#医療・福祉
- 現在
- 2,462,000円
- 寄付者
- 44人
- 残り
- 80日
緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 810,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 65日
「とりだい病院サポーター」の活動にご支援をお願いします!!
#地域文化
- 現在
- 583,000円
- 寄付者
- 66人
- 残り
- 65日
元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。
#地域文化
- 現在
- 4,215,000円
- 支援者
- 183人
- 残り
- 34日
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 19,319,000円
- 寄付者
- 378人
- 残り
- 34日
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
#国際協力
- 現在
- 5,252,000円
- 支援者
- 246人
- 残り
- 6日
プロジェクト本文
終了報告を読む
達成のお礼とネクストゴールについて
ご支援者の皆様
昨日、無事1,000万円のクラウドファンディングを達成することができました。本当にありがとうございます。
始まった当初は、賛同が得られるのか、支援が集まるのか不安が多くありました。毎日応援いただけること、ご支援いただけること、募金活動を通じて暖かな声をいただくことが心の支えとなって、今日まで進むことができました。このクラウドファンディングを通じて、応援されること、人に支えてもらえることが、日々の活力になることを私たちは改めて身をもって体感しました。
このクラウドファンディングの達成はもちろん終わりではなく始まりです。苓北医師会病院が地域医療に貢献し続けられるように、しっかりと運営していくことがご支援いただいた皆様に対して、最も重要であると考えています。
そして、残り3日間という期間ですが、ネクストゴールを1,500万円として設定しました。
白内障手術装置の更新費用は、当初の目標金額+500万円ですので、ネクストゴールまでのご支援についてはこれまで支援いただいた用途と同様に使わせていただきたいと思っています。
<資金使途概要>
白内障手術装置の更新費用 1,500万円
あと500万円あれば、自己資金で補填することなく装置の更新が可能になります。
それが叶えば、補填に活用する予定であった資金を、老朽化した建物の補修や医療機器等の整備に利用することができ、一層院内の環境整備を進められます。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に関わらず、白内障手術装置の更新は必ず行います。
小さな町の小さな医療機関ではありますが、地域医療を守るという大きな使命を果たすために、皆様からのご支援により大きな力をいただきました。
皆様からの思いを無駄にしないよう全力で取り組んで参りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2022年7月26日 追記
天草郡市医師会立苓北医師会病院
豊かな森や海に囲まれた熊本県天草郡苓北町。人口 6,700名*余りの町は、高齢化の一途をたどり、どうしても健康な体の方ばかりではありません。
当院が立地する苓北町、隣接する天草市五和町、天草市天草町にて、現状白内障の手術をできる病院は数が少なく、もし手術ができなくなると車で40分ほどかけて別の病院に行かなければなりません。
病院に通う高齢者の方にとっては、移動することも一苦労となり、地域の人々が暮らす身近な病院の医療資源をなくすわけにはいきません。
今回皆様にご支援を募らせていただくのは、「白内障手術装置の更新費用」となります。
どうか天草の地域医療の一端を担うためにも、皆様のご支援のご協力をお願いいたします。
一般社団法人 天草郡市医師会立 苓北医師会病院
*熊本県天草郡苓北町の人口は2022年1月末現在の統計をもとにしております。(参考:https://reihoku-kumamoto.jp/)
天草の自然や家族の笑顔を
生涯、見続けるために
ページをご覧いただきありがとうございます。苓北医師会病院 病院長の島田 政博です。
当院は、豊かな自然と歴史をもつ熊本県天草に立地しており、昭和41年に開設され、天草北西部の地域医療を担ってきました。
現在は、病床数50床で内科・外科・整形外科の常勤と眼科・小児科・循環器内科の非常勤を中心に活動しています。整形外科、外科、内科それぞれ一人ずつで15年目を迎えますので、苓北地区の住民の皆様には馴染まれた病院だと考えております。
当院が立地する苓北町は、天草諸島西北に位置し、熊本市から車でおよそ3時間を要します。
数年前に苓北町にある西海岸のバス路線が廃止となり、高齢化率は43%(令和4年1月末現在)と、2065年に38.4%に達すると言われている全国平均を大きく上回る高齢社会地域でもあります。
*参考:内閣府 令和3年版高齢社会白書
そのため、高齢者、その中でも75歳以上の後期高齢者が多く、持病が一つではなく複数抱えた方も少なくありません。
職員一同、患者さんが安心した生活をする手助けになればと接しており、一人ひとりから挨拶の声が出る明るい病院を目指しています。
今回、クラウドファンディングを用いて、「白内障手術装置の更新費用」を募らせていただきます。
白内障の手術には高額な手術装置が必要です。
現在の装置は平成23年に購入し、10年以上が経過したため更新の時期にありますが、院内の眼科手術に関わる人員不足から手術数の増加は難しく、更新費用の捻出は厳しい状況にあります。
しかし、地域で手術を待つ患者さんは現在でも多くいらっしゃる中、地域の高齢化を考えると今後10年程度は白内障手術の対象患者さんは増加するものと考えられ、ニーズに応えるために、手術装置の更新はなんとしても行わなければなりません。
また、全国的に年々厳しくなる病院経営において、経営改善は必須で当院も例外ではありません。
コロナ禍以前から、人員の高齢化は問題で、地域の労働人口の減少と天草諸島の西北端という病院の立地の問題もあり、看護職員を筆頭に新規雇用は年々難しくなり、採用コストや人件費が増加しています。
また、医師不足も問題でしたが、2024年4月から始まるであろう医師の働き方改革により、さらに深刻になることが予想されます。
病院機能の分化・強化・連携が叫ばれるなか、かかりつけ医としての機能、一般的な入院機能、寝たきりの患者さんが療養する機能などを広く浅くもつ当院は、人員を必要としながらも、安定した収入は少なく、現状の医療提供機能のままでは、コロナ禍以前から続く赤字は、なかなか黒字にすることが難しい現状です。
現在、経営改善プロジェクトの途上にありますが、クラウドファンディングという目標を達成することで、病院として成功体験を得て、経営改善を推進する力をいただき、今後も地域にとって必要な医療提供体制を継続していきたいと考えています。
経営が厳しいため今回の白内障手術装置だけに限らず、積み立てをすることは困難でした。そのため、建物や設備、医療機器の更新も滞っているものもたくさんあります。たとえば、老朽化による雨漏りの修繕、臨床検査システム、照明のLED化、働き方改革に対応するための勤怠管理システムの導入、リフト車両の購入などがあります。
日々診療する中で優先されるべき箇所に今ある資金を投じていく必要があり、今回クラウドファンディングで皆様のご協力をいただき、ご支援を募らせていただくに至りました。
一人でも多く、天草の自然を見ていただくことや家族の笑顔を生涯見続けるためにも、白内障手術の機械の更新が必ず必要となります。
皆様のご支援のご協力、何卒よろしくお願いいたします。
患者さんの見る世界が少しでもはっきり見えること
一人でも多くの方が目に不安を覚えないでいただきたい
当院は、地域で希少な眼科白内障手術を提供しています。
当院が立地する苓北町、その隣町である天草市五和町、天草市天草町には白内障手術をできる病院は数が少なく、手術を行うクリニックは天草市中心部にありますが、車で40分ほどかかります。
白内障とは目の中のレンズの役割をしている水晶体が濁り視力が低下する病気です。
白内障の症状が出ると、ぼやけてしまったり、暗く、あるいは眩しく見えてしまったりします。白内障になる原因はさまざまですが、最も多いのは加齢により引き起こされてしまうことです。
そのため、50代以上の中高年層が発症しやすいとされ、60代で70~80%、70代で80~90%、80歳以上の場合はほぼ100%の確率で白内障の症状が見られるようになります。白内障の治療方法は、主に点眼治療と手術の2つになり、進行スピードなどによりどちらの治療法を行うか検討していきます。
点眼治療は、日常生活への影響がない初期に行われる治療方法で、水晶体が濁るスピードを抑制します。ただし、あくまでも白内障の進行を遅くすることを目的とするため、点眼治療で水晶体を透明に戻すことはできません。白内障を根本的に治すためには手術が必要となります。
参考:白内障LAB
厚生労働省のデータを見てみると、白内障手術を含む「水晶体再検術」件数として、2017年度1,481,505件、2018年度1,591,084件、2019年度1,682,536件*となり、手術件数は当院でも年間約60〜70件(2015年度65件、2016年度76件、2017年度74件、2018年度67件、2019年度63件、2020年度70件、2021年度75件)ほどの手術を実施します。
(*参考:厚生労働省 NDBオープンデータ 第4回、第5回、第6回 医科診療行為 都道府県別 算定回数 「水晶体再建術」「短期滞在3(水晶体再建術)」より抽出)
手術でしか治らない症状に今後も向き合っていくため、皆様から頂いたご支援で、白内障手術に不可欠な手術装置の更新を行います。
手術装置の更新ができなければ、当院での白内障手術ができません。
白内障手術装置も、機種はさまざまありますが、ご支援達成後はこれまでと同等性能のものを購入し、地域の皆様が安心して、手術ができる環境整備を図りたいと考えております。
今回購入する手術機器に関しまして
日本アルコン(株)CENTURION VISION SYSTEM
手術困難例が出た場合、紹介先が熊本市内の医療機関となり、移動に車で3時間かかるため、現行機種と同等のものでの更新が必要と判断しました。
当院では、週に一度、2件ほどの白内障手術を実施しております。上記でもお示ししたように過去7年間(2015年4月〜2021年3月)では、490件の手術を実施してまいりました。
手術件数だけ聞くと少なく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この手術があったからこそ、患者さんが「自分の目ではっきりものを見る」ことを当たり前だと思わずに過ごされている方もいらっしゃいます。
4-5年前から医師会の眼科の先生に手術を勧められていたけど、老眼用をかければ見えていたので断っていてね。1年前に近くのクリニックの先生から手術した方が見えると聞いて、紹介してもらって手術することにしました。
先生、看護師さんにはよくしてもらった。本当に感謝してます。私は幸せ者です。
70歳の時に免許更新に行ったときに、視力の低下を指摘されていました。もうすぐ75歳になりますが免許更新の時期が近付いてきたので、その前に手術したいと思っていました。
医師会病院に決めたのは60代の時に整形外科でお世話になったことがあり、その時から眼科があることは知っていました。自宅は医師会病院から距離はあるが、本渡に行くよりは、昔から知っている医師会病院しかないと思っていましたよ。
クラウドファンディングについて話を聞いた上で、いろんな人に声掛けして、支援を集めるのは大変だろうけど、いい取り組みだと思いますよ。
僕は今回手術を受けることができてとても感激しましたし、これから受ける人たちも同じ気持ちを感じてほしいと思います。
白内障は、よほど進行が悪くならない限り失明することはありません。
しかし、患者さんの見る世界が少しでもはっきり見えることや、一人でも多くの方が目に不安を覚えないでいただくことこそが、当院で天草という地域で手術を行う理由の一つであると考えています。
天草の地域医療を担う病院として
更なる貢献を目指します
前述しましたが、病院としての施設の老朽化、職員の高齢化、コロナ禍以前から続く経営改善プロジェクトの道半ばとなり、今回の白内障手術装置だけに限らず、積み立てをすることは困難でした。
だからこそ、今回皆様からご支援を募らせていただくクラウドファンディングに挑戦を行うに至りましたが、地域医療の一端を担う事業とはいえ、当院自らの意思で取り組んでいるため、ご支援金という形でご協力をお願いすることに対して、ネガティブなご意見をいただくことも頭をよぎりました。
それでも今回クラウドファンディングに挑戦したのは、クラウドファンディングには資金調達という効果だけでなく、多くの方々の激励・応援を実感でき、医療スタッフのモチベーションをより一層高める効果もあると考えたためです。
質の高い医療を提供するためには、設備・機器も必要ですが、それらを駆使して患者さんと真摯に向き合う医療者の存在が不可欠です。
白内障の手術は命の危機に直結する手術ではありません。日々業務を必死にがんばっている職員にも、支援していただいた皆様からの声や想いが、そして応援の熱量が届くことにより、職員の日々の活動への活力向上、そして、やりがいや達成感を味わって欲しいと考えております。
今回いただく皆様の応援を力に、そしてご支援を大切に使用させていただき、引き続き地域医療の一端を担うためにも、何卒ご理解、応援のほどよろしくお願いいたします。
資金使途
目標金額:1,000万円
資金使途:白内障手術機械の更新のため、1,500万円かかるうちの一部費用を募ります。
目標金額達成後、必要金額と目標金額の差額は、自己資金で対応し、補填をすることで白内障手術装置の更新をいたします。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に関わらず、当該活動を行います。
応援メッセージ
酒井一守 様
天草郡市医師会 会長
苓北医師会病院は、開設以来天草西北部の地域医療を担ってきました。私も開院から間もない昭和45年から約6年半、病院長を務めた病院です。少子高齢化の地域において、病院運営は益々厳しくなっていますが、今回のクラウドファンディングへのチャレンジを通して、白内障手術の継続だけでなく、地域にとって最適な、そして持続可能な医療提供体制の構築を図る一歩になればと思います。がんばってください、応援しています。
注意事項
・本プロジェクトはAll-in形式のため、目標金額の到達有無にかかわらず当該活動を行います。
・ このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのご支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。
・ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
・ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
本プロジェクトページ掲載に係る内容に関してのお問い合わせ
本ページの記載内容に関して、ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
一般社団法人 天草郡市医師会立 苓北医師会病院 福島宛
電話:0969-35-1133
メール:info@reihoku-med-ass-hosp.office.ne.jp
- プロジェクト実行責任者:
- 病院長 島田政博(天草郡市医師会立苓北医師会病院)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
眼科の白内障手術装置の更新費用
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は、自己資金で対応します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
快水浴場百選の富岡海水浴場、日本の夕日百選の天草西海岸、世界遺産の﨑津集落、800年前から湧出する下田温泉、豊な自然と歴史をもつ熊本県天草に立地。昭和41年に開設され、会員医師が自由に利用できる開放型病院、共同利用型施設として天草北西部の地域医療、二次救急医療を担っています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
3000円のご支援
■ 感謝のメール
- 申込数
- 97
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
1万円のご支援
■ 感謝のメール
■ ホームページへのお名前掲載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 104
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
3,000円+システム利用料
3000円のご支援
■ 感謝のメール
- 申込数
- 97
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
1万円のご支援
■ 感謝のメール
■ ホームページへのお名前掲載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 104
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
プロフィール
快水浴場百選の富岡海水浴場、日本の夕日百選の天草西海岸、世界遺産の﨑津集落、800年前から湧出する下田温泉、豊な自然と歴史をもつ熊本県天草に立地。昭和41年に開設され、会員医師が自由に利用できる開放型病院、共同利用型施設として天草北西部の地域医療、二次救急医療を担っています。