齋藤です。
このプロジェクトの募集残り時間は12時間、
できることはほぼ、やり尽くしました。
まだ流動的な部分が多いですが、プロジェクトが成立する可能性も残されており、結果を待ちたいと思います。

 

東大先端研4号館、しろやぎ誕生の地
東大先端研4号館、しろやぎ誕生の地。当時の研究室はなくなり、その名前「人工生体機構」を私たちが秋田県立大学で引き継いでいます。

 

さて、日本の科学研究が失速しているという話題で、昨日は科学技術系関係者の嘆きがいろんなところにあふれてました。

 

短期雇用の研究者が大幅に増え、若い研究者が厳しい状況に直面している等々、僕も一年~数年契約の博士研究員や特任教員、時には産学連携支援者として、その現場や周辺で見てきましたので、それは失速すると思います。
任期切れで無職になるリスクにさらされ続けた日々は、思い出したくありません。

 

それでも、職がないなら創ってしまえ、という志向は頭に染みついています。
それは80年代、愛読誌のライターが、自作のゲームから一つの大きな産業分野を創る過程をリアルタイムで見ていたこと(ドラクエの堀井雄二「ゆう坊」です)。さらに90年代、旧東ベルリンの医療機器ベンチャー企業で一年、インターンシップを行い、敗戦後の日本復興を参考にしてるんだという博士(経営と技術)たちの奮闘ぶりを学んだこと。そういう見本を示されれば、自分が無力とたそがれている場合ではありません。

 

ビジネスの現場の方には甘い企画と笑われるかもしれませんが、そういった事業化のための細胞改変技術(本業)であり、各種ロボット群であり、これまでの不安定雇用の中でも特許だけは何とか形にしつつ今に至ります。
(ただしそれは、雇用する側の意向を半ば無視して、なのでいろいろご迷惑をかけまくりました。念のため。)

 

秋田県立大学の准教授として、多少落ち着いて研究開発できるようになった今でも、雇用創出に繋がりそうな企画には、後先あまり考えずに積極的に関わってしまっています。

 

この「動物型ロボットかかし」も、「屋外作業ロボット産業の拠点化」への発展を意図した企画です。

 

なお秋田県は小中学生の成績が高いことで全国的に知られていますが、もうすぐ県民人口が100万人を割る状況です。せっかく勉強しても、それに見合った付加価値の高い、魅力的な職が少なく、若手が秋田の外に流出したまま戻ってこないからです。

 

人口減少対策は、企業誘致で済むのか?長期戦略として、市場創出型の良質な企業を創る必要があるのでは?

秋田県を日本と言い換えても、時間差があるにせよ状況は同じです。

 

プロジェクトが成立したら儲けもの、程度で構いません。
このような思いにご賛同頂ける方、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

「何事にも最初はある」 from 王立宇宙軍

 

齋藤 敬

秋田県立大学

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