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【酒田市美術館】収蔵品をもっと身近に!アートカード制作プロジェクト

【酒田市美術館】収蔵品をもっと身近に!アートカード制作プロジェクト
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支援総額

846,000

目標金額 2,500,000円

支援者
49人
募集終了日
2022年5月31日

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プロジェクト本文

 

酒田市の芸術・文化を未来につなぐための挑戦です!

 

山形県にある酒田市美術館には、約850作品もの酒田市ゆかりの作品が収蔵されています。
しかし、財政状況が厳しい中、当館ではそれら多くの収蔵品を来館者の方々に観ていただくための事業予算が十分に確保できていないのが現状です。


コロナウイルス感染症をめぐる社会問題、目まぐるしく変化する世界情勢など、様々な問題を抱えるこの時代において、今後、芸術・文化にかけられる予算の確保はより一層厳しくなることが予想されます。

 

そんな中、酒田市の芸術・文化に係る当館の職員である私たちが未来に残せることは何か?と考えた時、第一には、来館者と作品が出会うきっかけを作り続けることであります。出会わなければ、気持ちも行動も起きません。酒田市には美術館という芸術・文化を発信し続ける場所があることを知ってもらい、そして、収蔵品という地域の宝を未来に守り伝える事こそが今の酒田市美術館に求められている役目だと思います。

 

今回の挑戦でつくろうとしている収蔵品アートカードは、だれもが鑑賞学習の教材としての利用、そして展示時期に関係なく収蔵品を観ることができます。アートカードとは、ゲーム要素を含み、こどもから大人まで、コミュニケーションをとりながら作品に親しむことができる美術鑑賞教材として全国のミュージアムでも普及してきています。

 

地元の子どもたちをはじめ、多くの方に酒田で育まれてきた文化・芸術、そして作家たちの歩みを知ってもらい、次世代へと酒田の宝をつないでいってもらえたらと切に願います。

 

ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。
 

酒田市美術館

 

 

 

-----アートカード制作の流れ-----

 

① アートカードの作品選定を行います。
・学芸員と教育関係の方々との検討会を経て、32作品を選定
・ポジフィルムがない作品の撮影

② アートカードの各作品に思わず作品をじっくり見てしまうようなクイズやコメントを付けます。
・学芸員と教育関係の方々との検討会で、どんな言葉やクイズが適切か検討

③ ゲームのルールブックをつくります。

④ デザインが出来上がれば、印刷をして完成です。


 ◎アートカードの仕様
内 容:1セット32種
サイズ:A5 

素材:ホワイトエクセルケント菊〈153〉
備 考:付録とケース付き


 

 

アートカード制作を目指すまでの道のり

 

令和3年度より酒田市教育委員会と連携した新たな取り組み「スクールプログラム」が始まりました。スクールプログラムとは、市内の小中学校の授業の中で当館や土門拳記念館の作品を鑑賞し、芸術に親しんでもらうことを目的とした事業です。

 

すでに700人を超える市内の小中学生がスクールプログラムに参加し、「美術館がこんなにおもしろいところだと思わなかった」「スクールプログラムをきっかけに切り紙作りに興味を持った」など、大変好評をいただいています。

 

(みんなで楽しい時間を過ごすために、最初に美術館でのマナーや過ごし方を学びます)
(本物の作品を前に、子どもたちは大興奮!たくさんの発見があるのが、美術館で授業をする魅力です)

 

一方で、当館は特別展示が主体の美術館であるため、収蔵品を展示する機会が限られています。そのため来館者の皆さまにとって「収蔵品と触れる機会が少ない…」という課題を抱えています。

 

そこで、だれもが「鑑賞学習の教材としての利用」、そして「展示時期に関係なく収蔵品を周知できる」アートカードを作るプロジェクトを立ち上げました。できあがったアートカードは、市内の小中学校に配布、また美術館では一般貸出用として活用していきたいと考えています!クラウドファンディングを活用し、ぜひ多くの皆さまに収蔵品とアートカードについて知っていただき、ご支援を通じて参加していただきたいと思います。

 

 

上記のアートカードは、酒田市美術館での特別展、令和2・3年度市町村立美術館活性化事業 第21回共同巡回展「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナスー画家たちの交差点ー」で、出展品を中心に一度作成したものです。実際にスクールプログラムでも先生や子どもたちが活用しました。
 

<アートカードの遊び方の一例紹介>

①あなたに贈るこの一枚

家族や友達にプレゼントするとしたら、どの作品が良いかを考えてみよう!

 

②名探偵ゲーム

作品について質問しながら、細かく見たり比べたりしながらの作品当てゲーム!

 

③ようこそ!〇〇〇展へ

自分たちだけの展覧会を作成!

 

「アートカードって何だろう?」初めて聞く言葉に不安げな先生や子どもたちでしたが、実際に使ってみるとこれがとっても盛り上がるんです。ゲーム感覚で触れ合うアートカードを手にし、美術館内や学校の授業で生き生きとする子どもたちの姿を見て、当館の学芸員たちは「これだ!!」と思いました。
 
酒田の宝である収蔵品をどんどん発信して、より多くの人に見て、関心を持っていただきたいのが酒田市美術館の思いです。とくに地元の子どもたちに、酒田で育まれてきた文化・芸術、そして作家たちの歩みを知ってもらい、次世代へと酒田の宝をつないでいってもらえたらと切に願います。

 

 

皆さまからいただくご支援でできること

 

酒田市美術館の収蔵品でアートカードをつくり、酒田市の子どもたちや多くの方に酒田の宝である収蔵品を知ってもらったり、親しんでもらうことを目的としたアートカード制作を目指しています。

 

酒田市美術館の収蔵品は、冬期のみに開催する収蔵品展や、常設展示室・彫刻回廊などで行う常設展示など、お見せできる時期やスペースに限りがあります。


また、直近のコロナ禍での影響や苦しい状況下で、お客様の減少傾向も著しく、収蔵品を活かした催しのための資金繰りが困難である運営面での問題も抱えています。そのため、酒田市美術館独自の子どもたちに対する教育普及事業もできない状況にあります。

 

目標金額と実施のスケジュールについて

 

◆目標金額:250万円

 

◆資金の使い道:

① アートカード作成費用(収蔵品撮影費等)
② クラウドファンディングの実施に係る諸経費(リターン作成・送付含)

 

※作品の選定は6月中、権利者からの許諾は7月末に完了予定です。制作は8月開始予定です。

※複製画を含めた作品リターンについては、権利者の許諾を得ています。

 

本来、収蔵品は地域の宝、そして自分が生まれ育った、あるいは生活をしている地域を知るきっかけを与えるものであり、さらには一人一人のアイデンティティでもあると思います。「自分が生まれた場所、育った場所、住んでいる場所には、こんなに豊かで素晴らしい作品がたくさんあるんだ!」「自慢の美術館があるんだ!」と思っていただけたら幸いです。

 

その気持ちが人と地域を結び付け、将来の芸術文化の継承につながるのではないでしょうか。だからこそ、多くの人の力を借りながらでも、美術館として収蔵品を広く発信し、守り、次世代につなげていく必要があります。

 

 

酒田市の芸術・文化を未来に残すために「今」できること

 

酒田市にある芸術作品やゆかりの作家たちを多くの人に知ってもらいたいと考えております。当館にはすでに800点を超える作品が収蔵されています。洋画・日本画・彫刻……ジャンルはさまざまです。

 

「なぜこの作品が酒田市にあるんだろう?」「なぜこの作家さんはこんな作品を残したんだろう?」「どんな画材を使って作品をつくったのだろう?」「この作品を見ているとなんだかほっとする」など……作品を鑑賞していると、さまざまな疑問や気持ちが浮かんできます。

 

地域とのつながり、作家との関係、作品への興味、出会いのきっかけは色々なところにあるでしょう。美術館ではそういった人と作品をつなぐ活動を大切にしていき、より多くの方へ芸術を発信していくことを目標に、展覧会の企画やイベント運営、事業の展開をしていきたいです。

 

 

出来上がったアートカードは、市内の小中学校に配布し、美術館では一般貸出用の備品として設置をします。学校の授業はもちろん、さまざまな場面で気軽に使ってもらうことができるよう、使用方法例やゲームの仕方を記載した説明書も付録として付ける予定です。

 

こうしてアートカードを通して、地域の宝である美術作品に触れてもらい、郷土の芸術文化に親しんでもらうとともに、美術館へ行くきっかけにつながればと考えております。

 

 

クラウドファンディングの準備期間を通して、地域の美術館の役目や必要性など、多くのことを考えさせられました。文化芸術の予算がどんどん減っていってしまうこのご時世において、美術館に関わる私たちが未来に残せることは何か?自問自答を繰り返してきました。

 

そのひとつが、「作品との出会いのきっかけを作る事」なんだと思います。出会わなければ、気持ちも行動も、何も起きません。美術館という場所を、収蔵品という地域の宝を、発信し続ける事こそが今の酒田市美術館に求められている役目だと思います。

 

ぜひ、酒田市美術館に関わるメンバーのひとりとして、本プロジェクトにご支援をお願いいたします。一緒に、地域の文化芸術を盛り上げ、次世代にこの思いをつないでいきましょう!何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

地元作家さんからのメッセージ

 

飯野 高拓 様|写真家

 

 

私たちはアートから生まれたものに常にふれて生きている。これは間違いないことです。

 

アートによって磨かれた感性で作られたものは世の中に沢山あります。

絵画や美術品などの美しいもの。お洋服や小物やアクセサリー。住宅や建築物。音楽やミュージックビデオ、アニメ、ドラマ、様々なエンターテインメント。どれも生活の彩りと楽しみにつながるものばかり。

 

思い出してみてください。世界が大変な昨今、私たちは何を求めていましたか?そして、何に心の安らぎや、楽しみを感じていましたか?アートの感性から創られた、何かだったのではないでしょうか。これからの自分たちの生活をより豊かにしていくために、アートに触れる機会を増やすことは大変有意義なことだと思います。

 

私は高校生のころ、土門拳記念館で写真をみて大きな刺激を受けました。今の写真家として誰かを楽しませる写真を撮ることができているのは、間違いなくその時の感動や衝撃です。土門拳記念館を造り、管理してくだった皆様には本当に感謝しております。

 

アートを伝えて感性を磨くとういことは、間違いなく自分たち、子供たちの未来につながります。私は身をもって体験しております。

 

いろいろ書きましたが、皆様が純粋にアートを楽しむ。そんなシンプルな行為がきっと豊かな人生につながります。大人も子供もアートを楽しんでいきましょう!

 

佐藤 真生 様|画家

 

 

若い時にはなかなか気づかないことでしたが、私の作品の中には生まれ育った故郷酒田の文化・風土が今も脈々と息づいています。世界中、経済的状況や人口規模の大小にかかわらず文化を大切にしている町は大変魅力的だと思います。酒田は江戸時代から港町として栄えました。大きな富とともに北前船が運んできた新しい都の文化は、土着の文化と融合し全国まれにみる豊かな文化を生みだしました。


しかし文化は大切に育てないとすぐに枯れてしまいます。一度枯れてしまった文化の花を咲かせることは容易なことではありません。いつの時代も質を高め、人に広がり、次の時代に受け継がれていくように努力をしないといけません。


今、人類は歴史的な困難に直面しています。武器の使い方を学べば子どもはやがて兵士となり、豊かな文化を学んだ子どもは、優しい心を大切にする大人になるでしょう。この度、酒田市美術館では子どもたちのためのスクールプログラムを充実させるためにクラウドファンディングを行います。酒田の文化のためにぜひご協力をお願い申し上げます。

 

 

酒田市美術館 芸術家のご紹介

 

森田 茂

 

森田茂 《黒川能 石橋》 1993年

 

 

プロフィール:
1907(明治40)年、茨城県真壁郡下館町に生まれました。1924年、茨城県師範学校に入学し、この頃から油彩画を描き始めました。卒業後、郷里の小学校の教員となりました。森田は1966年に山形県羽黒山にて、黒川能と出会いました。この能は地元の農民たちの手によって農作業の節目に神に奉納されているもので、モチーフに土俗的なものを求めていた森田の創作意欲を大いに刺激しました。以来、森田は自らのライフワークとして黒川能を描き続け、画壇で高い評価を得ています。1976年日本芸術院会員、1982年日展顧問、1992年には下館市名誉市民、翌年文化勲章受章、茨城県名誉県民、1994年、豊島区名誉区民になりました。

 

《黒川能 石橋》は、黒川能の中でも最も勇壮で豪華な演目で、文殊菩薩に仕える霊獣の獅子が牡丹に戯れる姿を豪快な舞で見せるというものです。赤獅子を鮮やかな色彩で表現していますが、背景との対比で躍動感のなかにも緊張感のあるひきしまった画面に仕上げています。

高橋 剛

 

高橋剛 《稽古場の踊り子》1985年

 

プロフィール:

高橋剛(1921~1991)は酒田市出身の彫刻家です。1946(昭和21)年東京美術学校彫刻科を卒業後、翌年に日展初入選以来、主にバレエダンサーや裸婦像を主要なテーマに制作活動を行ってきました。気品漂う作風と、内から湧いてくる、張りのあるフォルムは高い評価を得て、1986年には日本芸術院賞・恩賜賞を受賞、翌年には日展理事に就任し、国内の彫刻界を代表する彫刻家の一人として活躍されました。
1991年には、故郷の芸術文化の振興にと、彫刻作品の石膏原型178点が酒田市に寄贈されました。現在、酒田市美術館には高橋剛の作品が、日展内閣総理大臣賞受賞作品《房総の女》やバレエダンサーのほか、様々なテーマの作品が石膏やブロンズ・木彫含め合わせ、約200点収蔵されています。

 

《稽古場の踊り子》
1985(昭和60)年、第17回日展に出品された本作は「健康で強靭な肢体が無駄のない肉付によって比例均等を得た」との理由で同年度の日本芸術院賞・恩賜賞を受賞しました。
高橋剛彫刻の頂点をなす代表作です。

佐藤 真生

 

佐藤真生 《黄昏漁之譚》 2000年

 

プロフィール:

佐藤真生(1963年)は酒田市出身の作家です。1990年に東京学芸大学大学院美術科在学中に目黒区立美術館で初個展を開催。同年の第8回上野の森美術館絵画大賞展にて佳作賞をはじめ数々の受賞、1993年には、若手作家の登竜門とも言われる安井賞展賞候補に選出されました。2009年には酒田での初個展「潭海への招待」を本間美術館で開催、2016年には酒田市美術館で特別展「佐藤真生の世界展 間(Ma)」を開催し、その後も酒田市主催のアートマルシェに参加するなど、地元酒田での活動を継続的に行っています。また、2018年上野の森美術館で「作家の視展2006」など数多くの個展を開催し、現在も国内外問わず個展や作品の発表を精力的に続けています。近年では「コンパスヨコハマ2019」や鐙屋で庄内ゆかりの現代美術家6人で「あぶみあーと」を開催するなどアートディレクターもつとめる。
作品は油彩画や立体作品を中心に混合技法などを用いて制作を行っており、長年年月を経て風化したような絵肌や色彩、浮遊する人物像、故郷酒田の風景からインスピレーションを得た作品からは、過去の記憶の原風景から現在、そして未来へとつながる世界観が感じられます。一方で、代表作としてしばしば紹介される《アマビエさま》や《夢見る金魚》は、見た人が思わず口角をあげてしまうような愛らしい姿で描かれており、ジャンルや手法にとらわれない佐藤真生が持つ多彩な才能をうかがわせます。

 

《黄昏之漁之譚》
日本海を背景に、新田川でイトヨ釣りをする人物が描かれています。かつてイトヨは新田川に数多く遡上し、イトヨ釣りは酒田における春の風物詩でした。人物の衣裳にはかつての酒田の市章が模様として描かれ、背景には鳥海山や花王の工場等が描かれ、作者が思い描くふるさと・酒田のノスタルジックな世界が表れています。

 

《夢見る金魚》
いつの頃からか作者の心の中に住み着いていた金魚のイメージを立体化した作品。大きな瞳にブルーのまつ毛、ちょっと困り顔なところが愛くるしい。身体部分の着物は酒田の古布を使用しています。本作をはじめとする「夢見る金魚」は立体、絵画、アニメーションと幅広くシリーズ化され、今や作者の代表作ともなっています。
酒田市美術館のオリジナルトートバックやキーホルダーのデザインにもなっています。

 

 

酒田市美術館とは

 

酒田市美術館は平成9年10月3日、鳥海山、最上川、そして山形県酒田市の市街地を一望できる小高い丘に開館しました。敷地面積約3万平方メートル、施設面積約3千平方メートルと、広大な敷地内にゆったりと立つ景観を生かした美術館です。

 

2021年6月には近隣施設の土門拳記念館と財団が統合し、新たな一歩を踏み出しました。

 

 

常設の柱となるのは日本洋画界の巨匠、文化勲章受章者である森田茂氏の作品、日本芸術院会員の洋画家、國領經郎氏の作品、酒田市出身の洋画家、斎藤長三氏の作品と、彫刻家、高橋剛氏の作品です。

 

また、当館では年間を通して6回ほど特別展を開催しており、さまざまな作品と出会うチャンスがあることも魅力のひとつです。

 

 

館長からのご挨拶

 

石川 好|酒田市美術館 館長

 

 

いつも酒田市美術館に足をお運び頂きましてありがとうございます。昨年より当美術館は、土門拳記念館と経営的に統合いたしました。その結果従来では出来なかった合同企画展等が開催できることになり、個性的な二つの美術館を持つ酒田市は文字通り、文化芸術の市へと発展しつつあります。

 

これを更に強化するため、心ある皆々様に、さらにご支援をお願いしたく、今般クラウドファンディングすることにいたしました。

日本の市民社会にも、ようやく寄付文化が定着しつつあります。酒田市美術館は、更なる内容の充実と、美術芸術文化を発展させるため、広く多くの皆様からのご支援を頂きたく、このような酒田市美術館の為の「クラウドファンディング」を始めることになりました。

 

どうぞよろしくご支援頂きたくお願いする次第でございます。

 

 

プロジェクトメンバーより

 

井上 瑠菜|酒田市美術館学芸員

 

 

酒田市美術館学芸員の井上瑠菜です。

酒田市美術館では、酒田の宝である収蔵品を今後どのように守り伝えていくのかを考えてきました。現在、収蔵品の調査・研究やアーカイブの公開工夫を凝らした収蔵品展を開催、ギャラリートークの実施、研究論文の執筆など、収蔵品を活用した取り組みをどんどん拡大させていく途中にあります。そのひとつとして、クラウドファンディングを通して多くの方に活動を発信するとともに、皆様のご支援のもと事業を展開させていきたいと考え、進めて参りました。今回製作しようとしているアートカードは、収蔵品を紹介するだけでなく、ゲームの要素を取り入れるなどして作品に親しんでいただき、鑑賞を深めてもらうことを目指しています。


生涯学習や教育、芸術に関心をお持ちの皆様、さまざまな形で酒田市美術館に関わってくださる皆様に、どうか酒田市美術館の活動主旨をご理解いただければ幸いです。また、今回のクラウドファンディングではここでしか手に入らない&体験できないリターン品もご用意し、参加くださる皆様と楽しみながら、熱い気持ちを持って取り組んでいきたいと思っております。このプロジェクトだけでなく、今後も芸術や文化を未来に守りつないでいくために、酒田市美術館ができることを増やし、頑張って参ります!

 

 

留意事項

 

▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

▽ご支援付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。


▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前・コメント掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
酒田市美術館(理事長:村上幸太郎)
プロジェクト実施完了日:
2023年1月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

公益財団法人さかた文化財団酒田市美術館は、収蔵品の撮影等を含めたアートカード制作の資金として活用いたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
アートカードを作成するための収蔵品の選定は6月中、許諾は7月末までに完了し、アートカード自体は8月に制作開始予定です。

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プロフィール

酒田市美術館は平成9年10月3日、鳥海山、最上川、そして市街地を一望できる小高い丘に開館しました。敷地面積約3万平方メートル、施設面積約3千平方メートルで、広大な敷地内にゆったりと立つ景観を生かした美術館です。2021年6月には近隣施設の土門拳記念館と財団統合し、新たな一歩を踏み出しました。

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リターン

5,000+システム利用料


酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(小)

酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(小)

●感謝のメール
●アートカード付録にお名前掲載(希望者)
●プロジェクトの報告レポート(PDF)
●オリジナルグッズ福袋 (小)(上記写真のうちいずれか5点をお送りします)
●酒田市美術館ご招待券(2枚)※1

===
※1. ご招待券の有効期限は発送予定の2023年1月から1年以内です。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

10,000+システム利用料


酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(大)

酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(大)

●感謝のメール
●アートカード付録にお名前掲載(希望者)
●プロジェクトの報告レポート(PDF)
●オリジナルグッズ福袋 (大)(上記写真のうちいずれか3点をお送りします)
●酒田市美術館ご招待券(2枚)※1

===
※1. ご招待券の有効期限は発送予定の2023年1月から1年以内です。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

5,000+システム利用料


酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(小)

酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(小)

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●アートカード付録にお名前掲載(希望者)
●プロジェクトの報告レポート(PDF)
●オリジナルグッズ福袋 (小)(上記写真のうちいずれか5点をお送りします)
●酒田市美術館ご招待券(2枚)※1

===
※1. ご招待券の有効期限は発送予定の2023年1月から1年以内です。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

10,000+システム利用料


酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(大)

酒田市美術館オリジナルグッズ福袋(大)

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●プロジェクトの報告レポート(PDF)
●オリジナルグッズ福袋 (大)(上記写真のうちいずれか3点をお送りします)
●酒田市美術館ご招待券(2枚)※1

===
※1. ご招待券の有効期限は発送予定の2023年1月から1年以内です。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月
1 ~ 1/ 16

プロフィール

酒田市美術館は平成9年10月3日、鳥海山、最上川、そして市街地を一望できる小高い丘に開館しました。敷地面積約3万平方メートル、施設面積約3千平方メートルで、広大な敷地内にゆったりと立つ景観を生かした美術館です。2021年6月には近隣施設の土門拳記念館と財団統合し、新たな一歩を踏み出しました。

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