243号車の外観は、60年の間にこのように変化しました。

　昔札幌にお住まいだったという方から「旧型電車なのに、見た目が昔の記憶と違う」と言われました。確かにおっしゃる通り。リバイバル塗装を目指す243号車をはじめ、昭和30年代に製造された13両の旧型電車（札幌スタイル車両）は、60年の間に何度か改造や塗装変更を受けてきました。

　今回のクラウドファンディング達成時に実施するリバイバル塗装では、形は現在のまま、塗色を上の図の1986年頃に近いイメージ（ワンマンカー白帯入り）にします。前照灯が2灯横並びなるなど、正面の「顔」が当時とは大きく変わっているので、完全に当時の復元というわけにはいきません。でも、約30年ぶりにツートンカラーに戻してあげることができたら、243号車もきっと喜んでくれると思うのです。

　クラファンは現在1,403,000円（目標額の25%）。118人の方からご支援をいただきました。本当にありがとうございます！ 残り39日！
https://readyfor.jp/projects/sapporo243