難病FIPを発症したサラ(8か月)の治療にご支援お願いいたします

難病FIPを発症したサラ(8か月)の治療にご支援お願いいたします

支援総額

718,000

目標金額 670,000円

支援者
115人
募集終了日
2022年4月20日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

  FIPと闘う力をご助力願います  

 

たくさんのプロジェクトがある中、お目に留めていただきありがとうございます。

初めまして、サラの飼い主の工藤と申します。

2022年1月、突然サラは致死率が非常に高い難病 猫伝染性腹膜炎(FIP)になりました。

初耳の病気に精神的にも金銭的にも用意のない中    サラの病気は進行してしていきます。

どうぞご理解いただける皆さまのご協力でサラの治療に生きる希望のご支援をお願いします。

 

  サラの病気が判明するまで  

 

2021年7月ガリガリに痩せた状態で動物愛護センターに保護されました。

 

     

 

そこから保護猫シェルターに移動し、ご飯と安心して生活できる環境をもらい、

一緒に保護されたきょうだい猫と過ごしていました。保護時は栄養不足で痩せていました。

でも安心してご飯が食べられるようになっても食が細く、そのせいかシェルターの人が

改めて動物病院の先生に相談するほど、小さく、体重の増えない猫でした。

 

      

 

2021年11月9日、我が家にきょうだい猫と一緒にトライアルに来る予定でしたが

前日より猫風邪を患い、瞬膜が赤くなり、投薬治療の為延期になりました。

11月17日21時、ようやくきょうだい2匹揃っての来宅。

愛護センター、保護猫シェルター、慣れた頃にまた新しい家へ引越。

また環境が変わったせいか鼻水が出始めたので、シェルター時代からお世話になっていた

動物病院へ連れて行き、 飲み薬と点眼薬をもらって投薬治療しましたが、

残念ながら目ヤニと鼻水は残ってしまいました。

 

サラは食の細い猫とは聞いていましたが、来宅時の体重1546g。

生後6ヵ月の子猫の参考体重は2.5kg~3kg。

かなり小さく、体重だけで判断するなら生後3ヵ月の重さでした。

とてもビックリ屋さんで、マヨネーズの終わりかけのボスッという空気音にも

飛び上がって逃げるほどです。

そんな性格なので、集団生活の中では誰かにご飯を横取りさてしまい

食べそびれた結果食が細くなって、小さいのかな?等と想像していました。

 

しかし、サラの食の細さは想像以上でした。

トライアル期間は「いかにサラにご飯を食べさせるか努力する」期間でした。

1日に69g食べてほしいドライフードを20g位しか食べません。

 

11月30日、とうとう食べなくなってしまい、排便もしないので

動物病院へ再度連れて行きました。この時は整腸剤を飲ませてもらい、改善しました。

そしてよっぽど病院が嫌だったのか、食欲が出てきました。

 

食欲が出たといっても    朝夕2回、1回分(ドライ17.5gとウェット42.5g)を

6時間かけて半量食べれば上出来な食欲でした。

その後も味を変えたり、混ぜ物を変えたりと試行錯誤をしながら

「ご飯食べたら、抵抗力がつくんだよ。抵抗力がついたらお風邪も治るよ。

目ヤニも少なくなるかもよ。鼻水も止まるかもよ。」と

甘え抱っこをしてもらいにくるサラを励ましていました。

 

12月中旬のある日、サラのお腹が大きくなって見えました。

それは気のせいではなく、ほぼ横這いだった体重が増えたのです。

12月22日 1860g  12月29日 1920g  1月5日1970g

避妊手術の基準としてよく見かける2kgもようやく見えてきました。

1月12日 2120g  1月19日 2225g

これなら先生に手術してもらえるだろうと自信の持てる安定の

2kgという体重に達成感と満足を感じました

またマイクロチップ登録証明書も同じ頃に届き、公式に我が家の猫だよと

2匹に報告して更に喜びを感じる時期でもありました。

 

マイクロチップ登録も来たからペット保険に加入して

サラの避妊手術をして傷が治ったら 飼い主としてやるべき最初の色々も一段落だ、

そんな気持ちでした。

 

     

 

動物病院へ避妊手術の相談に行きましたが先生は怪訝な顔でお腹を触診。

「これね、腹水かもしれませんね。病気が…」と言われました。

最近、こんなに食べる量が増えてきたのに?

きょうだい猫とこんなに走り回っているのに?

とりあえず積極的治療が病気への勝つ闘い方という体験が有ったので、

その場で血液検査をお願いしました。

 

帰宅後、「腹水、コロナ」で検索すると

猫伝染性腹膜炎(FIP)」が検索結果にでてきました。

治療法がない」「対症療法」「生存期間〇日」といった言葉ばかりが見えました。

加入を検討していたペット保険も時既に遅く、FIPではどこにも入れないのです。

 

1月26日、最悪の電話がかかってきました。

コロナ 陽性   炎症反応 6400  体重増加の要因は 腹水 によるもの

 

え?この子が死ぬの?  やっとご飯食べ始めたのに?

こんなに元気なのに?  まだ8ヵ月なのに?

頭はパニックを通り越してクラクラです。

 

ただシェルター時代の動物病院を引き続き利用していた為

早くにシェルターからお知恵をいただくことができました。

でもその知恵には明暗両方の情報が含まれていました。

 

・一刻を争う病気であること

・専門病院があること

・治る見込みのある薬が存在すること

・治療費にざっくり100万円はかかること

 

猫2匹飼うことに勇気のいる経済状況の我が家です。

人並みに住宅ローンも抱えています。

そんな私達に助かる見込みという光明と

100万円という大金を天秤に乗せて差し出されたのです。

 

一刻を争う重病、100万円、サラのいない人生、私達の老後

頭はクラクラするばかりで、まともな思考はできませんでした。

そして夫婦で一生懸命話し合い、治療することに決めました。

 

シェルターに紹介していただいた動物病院へ行き検査。

残念ながら、やはりサラはコロナ陽性でした。

白血球数も多く、炎症反応数値はとても高く、

そして抜いた腹水はFIP独特の金色のドロッとしたものでした。

 

  

  

  

 

2回の診察を経て、検体検査と腹部エコー、リンパ節の観察から

サラは FIPのウェットタイプ前期 と診断されました。

 

  FIPの治療方法  

 

以下は、私がネットで調べた情報です。

参照元:猫との暮らし大百科 > 猫のケガ・病気 > 「猫伝染性腹膜炎(FIP)」ってどんな病気?

    日本ペット診療所 > FIP治療について

 

日本ではまだ猫伝染性腹膜炎(FIP)に対する治療法は確立されていません。

現在、動物病院で行われている治療は、ステロイド薬で炎症を抑える、

インターフェロンの注射でウイルスを抑える、「オサグレル」で血管炎を抑える、

「シクロスポリン」で免疫を抑制するなどの対症療法です。

これらは、症状の改善や延命の効果があるだけで完治はしません。

 

そんな中、FIP治療にとても効果があるという薬が論文発表されました。

しかし諸事情が有り製品化できず、日本では未認可の薬となっています。

治験もなく、効果の保証もなく、副作用もまだまだ不明なことが多く、

病気の特性上急変してしまうこともあります。

しかし、FIPという何もしなければ確実に近いうちに亡くなってしまう絶望的な病気で、

確立された治療法が存在しない以上、そのような信頼性に欠けた薬であっても

そこに一縷の望みを持つしかありません。

 

紹介された病院は、そんな薬の数少ない協力病院として300例以上の診療実績をお持ちでした。

 

・薬は体重に合わせて増薬していくこと

        1.8kg~2.3kg 200mg

        2.3kg~2.8kg 250mg      これはウェットタイプの場合です。

        2.8kg~3.3kg 300mg      ドライタイプ、混合タイプでは

        3.3kg~3.8kg 350mg      また投薬量が変わってきます。

        3.8kg~4.3kg 400mg   

・その為に毎日体重を量ること

・服薬の2時間前から食事は与えないこと

・投薬はできる限り毎日同じ時間にすること

・投薬後60分経過したら食事や他の薬を与えても良い

 

この約束の元、84日間の投薬治療と適宜検査が行われます。

 

副作用として判明しているものに「顔周りの脱毛」を言われました。

投薬を中止すれば戻ることもあるし、そのままなこともあるそうです。

またサラの場合、FIPの子によくある消化器官の動きの悪さを指摘され、

突発的なイレウス(一部あるいは広範囲に、腸管が麻痺または痙攣を起こし、

内容物の流れが止まってしまう状態)による急変でどうしようもなくなることが

あるかもしれないという説明も受けました。

そして、完治ではなく寛解であり、再発もあり得ることの説明を受けました。

 

  プロジェクトの内容  

 

目標金額 を 670000円 とさせていただきました。

ALL or Nothing方式なので、成功した際にいただけるのは

670000円から手数料と税金を引いた 581560円 になります。

 

現在サラは約2.1kgで200mgの投薬を既に20日間しています。(2月14日現在)

腹水もだいぶ減り、減少していた体重も増加傾向へと変化しつつあります。

今のところ1日平均20gずつ増加しています。この数値から単純に計算しますと

200mg投与期間 23日間 × 5280円

250mg投与期間 25日間 × 6600円

300mg投与期間 25日間 × 7920円

350mg投与期間 11日間 × 9240円

 

581560円 をこの 薬代合計 586080円 に充てさせてもらいたいのです。

 

  

  

  

 

この他に診察費、検査費用、随時必要になる薬代がかかります。

その分に関しては予想していた時期よりは早めに必要となりましたが

動物を飼う上で覚悟していた治療費として自分達で懸命に工面します。

どうかこの高額なお薬代について、皆さまのお力添えをいただけませんでしょうか。

 

  プロジェクトの展望  

 

1月27日(1回目の投与の翌日)、子猫としては反応の鈍かったサラが

単なる紐が垂れているものに、激しく楽しさを感じている姿を見せました。

11月17日に我が家に来てから初めて見る姿でした。

 

     

 

飼い始めた当初は、子猫としての反応があまりにもきょうだい猫と比べ鈍すぎるので、

何か感覚機能か神経機能に問題があるのでは?と考え、ペット保険が有効になったら

健康診断に連れ行こうと思っていました。

それほどサラは大人しく、争いにはことごとく競り負け、オモチャへの反応が鈍い子でした。

 

1月30日(4回目の投与の翌日)には、競り負けるのが定番のサラが、

体重差2倍のきょうだい猫から水飲み場を勝ち取りました。

1月31日(5回目の投与の翌日)には、布の下の隠れた獲物を狙う遊びをしました。

日に日に、サラが「初めて見る子猫」のように活発な子猫になっていきました。

 

       

 

2月2日(7回目の投与の翌日)の診察、腹部エコーに映る腹水は

思いのほか早く減り始めていました。

リンパ節の腫れも初診時より目立たず、混合タイプの心配がなくなり、

ウェットタイプと診断されました。

ありがたいことにサラに薬は効いてくれているようです。

このまま84日間きちんと薬を飲ませ、寛解を目指したいと思います。

 

ただ生あるものの病だからこそ、まだ経験したくもない結果も無視できません。

 

万が一亡くなってしまった場合、既に購入済みの薬代だけ私達はちょうだいして

残額はサラ達と出逢わせてくれた保護猫シェルターである

一般社団法人Animals Life Saves に寄贈し、

シェルターにいる猫達の為にお役立ていただきたいと思っております。

また、その旨お願いいたしましたところ

「万が一には絶対ならないと信じています」という応援の言葉をいただき、

寄贈先となる事をご了承いただいております。

 

 

  リターンについて  

 

ご支援いただいたお金は全額サラのお薬代に充てたいと思いますので

費用の掛からないリターンとすることをご理解いただければ有難いです。

せめてもの気持ちとしてサラの画像を準備しておりますので

ご希望の方は「支援(画像付き)」をお選びください。

 

  サラに未来を与えてください  

 

サラは生後2ヵ月で保護され、生後6ヵ月で家猫になりました。

本当に食の細い子で、我が家に来た時も小さく警戒心の強い子でした。

それが1月になって初めて撫でられてゴロゴロいうようになり

サラにとって安心で幸せ感じる家になったのだと感涙したばかりです。

やっと8ヵ月になって落ち着いた生活を掴んだばかりです。

もっと遊ぶことの幸せや、いたずらする楽しさを知ってほしいです

 

正直、たかがペットにそこまでする必要はあるのか!と叱責、批判を受けたことが有ります。

でも子どものいない夫婦である私達にとってサラ達きょうだい猫は

ただのペットと割り切れない愛おしい存在です。

1匹居れば良いなんて、それぞれ代わりがある存在ではありません。

 

どうかサラに未来を与えてやってください!お願いします。

私達にもっとサラを愛する時間を与えてください。お願いします。

 

慣れないながらもTwitterを始めました。

サラ&リオン ( @happysara10lion )

サラときょうだい猫との生活がこの先も続くようにと

FIP闘病に特化した物ではなく、それも過去の1つの出来事となるよう発信しています。

どうぞそちらでもサラの元気になっていく姿を見守ってください。

 

最後に、猫を飼われている飼い主様、予定のある御方へ

 

FIPの元凶は、猫達の多くが感染しているありふれた猫コロナウィルスです。

それがある日突然変異して猫伝染性腹膜炎(FIP)として発症します。

猫の変調に気が付いたら、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。お願いします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ーーーーーーーー
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:Twitter ( https://mobile.twitter.com/happysara10lion )

READYFOR事務局:ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
▶︎ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え(https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/
ーーーーーーーー

プロジェクト実行責任者:
工藤 守
プロジェクト実施完了日:
2022年4月19日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

投薬治療の規則を守りながら84日間きちんと薬を飲ませ、寛解を目指したいと思います。 支援金は全額薬に充てさせていただきます。 また、差額が出た場合は検査費用に充てさせていただきます。 万が一、治療の継続ができなくなった場合には既に服用済みの薬代だけいただき、 残額は一般社団法人Animals Life Savesに寄贈したいと思います。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
治療費として診察料、検査料、他の投薬費、寛解後の経過観察まで含むと、必要金額は目標金額よりも多くなります。 このプロジェクトでは治療薬にのみご支援いただき、差額については自己負担いたします。

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プロフィール

2021年11月に保護猫シェルターよりきょうだい猫の里親になりました。残念ながら子どもに恵まれなかったので、夫婦揃って猫好きな私達は溺愛しながら、2匹と2人で心豊かな生活を過ごせるようにしています。

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リターン

500


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サラに未来を!500円支援

ご支援への感謝のメールを送らせていただきます。

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

1,000


サラに未来を!1000円支援(画像付き)

サラに未来を!1000円支援(画像付き)

ご支援への感謝のメールをサラの画像付きで送らせていただきます。

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

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12
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制限なし
発送完了予定月
2022年4月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

2021年11月に保護猫シェルターよりきょうだい猫の里親になりました。残念ながら子どもに恵まれなかったので、夫婦揃って猫好きな私達は溺愛しながら、2匹と2人で心豊かな生活を過ごせるようにしています。

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