空きスペースについて

今日は、広小路サロンにメンバーが集まる日。

今日ここ飯能市では雨がぱらつき、あいにくの天気です。
この時間でも空はどんより、あたりもうす暗いです。
今日、水曜日はメンバーが集まる日で、スペースの活用方法であったり
今後の計画を話しあっています。

 

まずは掃除と片付けから。倉庫となってしまったスペースを復元させる。

週一回ですが、今日はメンバーが揃うので、まずは要るもの、要らないものを分け
処分しています。椅子やテーブルなど家具もあったのですが、なくなく処分したり
他の部屋へひとまず移動させたりして、なんとかスペースを作り出していきます。

空いたスペースに、プロジェクト概要でも一枚だけ外からの写真をのせていますが、
私が作ったテキスタイル（織物）を展示させていただいています。
どんな空間にしたいか、すべきか、の計画や絵も大事なのですが、
まずはトライ＆エラーで物を入れてみようということになったのです。

什器や服、小物なども入れてみて雰囲気の変化や印象を見て、次を考えようと
みんなで決めました。

 

写真の奥にあるのは本棚です。しかも３つも。
ここを空けられれば、すこし広々するし、服と本のマッチングも気にならなくなるのですが。ただ元々は本棚も本も散在していて、ここまで整理するのでも大変でした。

床はご覧のようにコンクリートで、色もグレーです。

なんとかご支援をいただき、その一部を使わせて頂いて、木目を生かした
やわらかな雰囲気の木の床に仕上げたいのです。

 

 

こちら、真ん中に写っているのは反物ラックです。
１６０cmの反物が４本収まります。
これも木で作ってあるので、床と合わせれば、良いかなと考えているところです。

ただ、今の時点では、ご覧いただいている通り、となりには大きな机がありますし
ポスターやカレンダーだけでなく、元々の造作や絵もあります。
これについても上手く共存させるとか、調和を取りたいとは思うのですが。
（ポスターやカレンダーははがせば良いですね、ラックの前には芋…畑作業の活動の収穫物です、これはこれで大事な活動の成果、捨てるなんてもったいない）

ご覧の通り、まだまだお店にはほど遠い空間です。
そして、どのような空間にするか、空間デザインのコンセプトも今練っています。

なにか、今のこの空間には、現在の混沌としたみんなの意見がそのまま出ているようです。
早く意見をまとめ、空間に反映させなければいけません。

 

ここが小上がりの畳の間です。８畳ほどの広さがあります。
今は話し合いと掃除の合間なので雑然としています。

ここは畳のポジティブな面であるところに着目し
体操やベビーマッサージなどできたらいいと思っていて、意見も出ています。

ですが、この状態にするだけでも時間と労力を必要としました。

畳の間がある、すこし変わった空間

畳はきれいに掃除し、コンクリートの床も吹上げ、
事務所および倉庫だったのこの畳の間をコミュニティースペースにするべく
物を減らしました。

写真の奥にある棚や壁もすこし何か塗る、色を変える、掲示物は極力しない
など工夫が必要なのかもしれません。

以上が今の空きスペース、広小路サロンの様子です。

傷みや老朽化はさほどなく、まだまだ使えます
今までも多少使ってはいましたが
誰もが集まれるコミュニティースペースとはなっていませんでした。

ここを、心の病いを持つもの自らが改装して、働く場所にしたい。

まずは、ここを訪れたいという場所に変えること
そして、居心地の良い、と思っていただけるスペースにする
それが目標です。

支援頂いた、支援金は主にこの空間の改装に使用させていただきます。

そして、そこでショップを運営して、この小上がりの間をみんなが休める
場所にしたい、それがさらなる目標です。