町の偉人・巽聖歌が著した小学生のための伝記『宮沢賢治』再刊のため

支援総額

590,000

目標金額 500,000円

支援者
33人
募集終了日
2023年3月20日

    https://readyfor.jp/projects/senryu?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

▼自己紹介

 畠山貞子の家は代々、鍛冶屋で日詰で一番古い500年ほど前に掘られた井戸があります。

 貞子が高校3年のとき、最後の馬鍛冶として働いた父は家族のため盛岡で夜勤の仕事帰り居眠りして松の木にぶつかって事故死。私は東京方面に就職しましたが、兄も亡くなり帰郷して、子どもが好きだったので保母になる勉強していたところ、友人から、盛岡のみちのく緑学園という虚弱児施設で、保母さんや看護婦さんの乳幼児をみる職場保育所を作るから、手伝って欲しいと言われ赤ちゃんと1歳児6人を官舎のひと棟をお借りして年配のおばさんに手伝ってもらって職場保育所をやりました。それから、結婚して紫波町に戻ると、町営住宅の集会室をお借りして乳幼児をみる無認可の保育所をやりました。

 多分、それが出来たのは私の母は病弱だったため、12歳年上の満洲(今の中国の北東部)帰りの従姉妹(いとこ)に育てられたからだと思います。それから、やはり鍛冶屋の7番目の子どもで、童謡詩を沢山作った巽聖歌と同じく、井戸の周りでお互いに助け合いながら暮らした子ども時代の幸せな感覚が今もしっかり、残っているからだと思います。75歳になった今、思うことは子どもたちが喜ぶような笑顔になることを、少しでもしたいということです。

 私の人生も50歳ごろまでは苦労の連続でしたが、学びたい!という意欲は失っていず、50歳から働きながら、通信制の杜陵高校で学びました。そして、体を壊して縫製工場を退職してからは、好きだったパソコンで職業訓練校でOAデザインを学び、手作りの物を作って、ネットで売ろうと思いました。それがきっかけで、巽聖歌の顕彰で知り合った人の縁で自作の童話を作ることになりました。そして、75歳になって、聖歌が著した『宮沢賢治』の再編にとりくんだのです。どうぞ、皆さん、子どもたちを愛とやさしさで包む、この伝記が広く読まれるようにご支援下されば本当にうれしいです。どうぞ、よろしくお願い致します。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 畠山が住む紫波町は、北上川と国道4号線を挟んで、町の東西に北上山系の山々と奥羽山脈をのぞむ地にあって、先代の藤原町長の時代から100年後の子どもたちに豊かな自然と共生する町に!という願いから、オガールという(育つ=おがる…という方言)意味が込められたプロジェクトのもとに、みらい研究所をはじめとして、森林を生かした循環型のエコライフに取り組んでおります。

 巽聖歌は日詰の鍛冶屋の7番目に生まれ、その後上京して北原白秋の門下に入り、児童文学の分野で大きな業績を残しました。中でも、新美南吉の上京をすすめ、世話をして、南吉が29歳で亡くなると、その遺言を守り、広くその作品を世に勧めました。

 また、聖歌はふるさと紫波町の名誉町民として顕彰されますとともに、終戦後から晩年まで暮らした東京都日野市では姉妹都市として紫波町と交流をつづけ、日野市の郷土資料館の学芸員の北村澄江さんをはじめ、聖歌の業績を偲んで市を挙げて、毎年のたきび祭などにとりくんでおります。数年前、北村さんからどっこ舎の内城さんのもとに昭和31年、聖歌が児童文学者協会から委託されて取り組んだ小学生のための伝記『宮沢賢治』のコピーが届けられていました。そして、コロナ禍を過ごす中で、そうであればこそ、その作品は子どもたちの希望の光になるのでは

と、内城と畠山が話し合って再刊しよう!ということになりました。

 

▼プロジェクトの内容

 まず、資金集めの方法について協議した結果、実行委員会形式による、郵便振り込みで集める方法と、オガールプロジェクトの大きな推進役となった岡崎正信氏の行ったクラウドファンディングの両方でネット配信で広く、巽聖歌を知らない若い年代にも、訴えたいという願いから、クラウドファンディングで50万、実行委員会で80万の資金を作るということになり、クラウドファンディングの方は畠山が担当することになりました。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 まず、かじやの娘として育った畠山は巽聖歌が残した多くの業績の中で、特に良いと思うのは、職人気質の、簡単にはあきらめない、人にほめられるから…とか、お金になるから…ということではなく、まさにこっそりとした仕事を貫いたことではなかったかと思うのです。その子どもを愛し、人を愛し、むつみ合う心には永遠の価値があります。私はそういう心を広めたいと思いました。

 また、郷土、岩手の盛岡で高校教師の国語教師を務めながら、巽聖歌の弟子として、その教えを受けた小川達雄先生は、教員生活を早めに辞して埼玉県の所沢に移住して執筆活動に勤しみ、2004年から2006年までに宮沢賢治のことを研究した本を2冊、それから2004年から2006年まで盛岡タイムスに256回に渡り【「たきび」の詩人・巽聖歌】を掲載されておりますが、本にはなっておりません。当初は、先生がご存命かどうかも分からなかったのですが、紫波町図書館様の協力もあって、20017年に、お亡くなりになっていることが分かり、その娘さんとも連絡が取れ、その【「たきび」の詩人・巽聖歌】を本にする望みも出て参りました。

 私は盛岡第二高等学校にて、小川先生の教えを受けたこともあって、その巽聖歌を知る第一級の資料でもある【「たきび」の詩人・巽聖歌】の出版も目指したいと望んでおります。

 そして、私は自分のこれからの生き方を子どもが喜ぶようなことをして暮らしていきたい!と願っていて、巽聖歌が作詞した童謡詩には、当時活躍した作曲家が曲を付けたものが沢山あります。今回、最初のトップ画面にあらわした絵は聖歌の童謡詩【くさもちぺったん】から取って学校訪問や支援施設訪問、たきび祭などのイベント、童謡の会やうたごえの会でアコーディオンやピアニカの演奏とともに歌われているひとつですが、これからは日野市のたきび祭でやられている【いもいも音頭】のように、誰でもが、体を動かして楽しめるようにしようと、ヒップホップ風の振りをつけていただいて踊っております。

 最後に、畠山が編集し、橋本和子さんと高野菜美子さんが描き2019年に発行しました『たつみせいかのどうようし百選』の描く、明るく楽しい世界を子どもたちに残すために、私は出来るだけのことはしたいと思っております。どうぞ、みなさま、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
畠山貞子
プロジェクト実施完了日:
2023年4月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

掲載と同時に、友人知人及び地域の方々へインターネットで資金集めのプロジェクトが始まったことを周知するように努める。A5版のチラシを作り、関係先に置いて貰ったり配布する。 4月の初めに本が出来上がったら、10日のリターン発送予定の準備を進める。  資金の使途については、概算、出版社に支払う出版費用100万円、さし絵画家に支払う費用20万円、編集者に支払う編集費用10万円に使う予定。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
もし、必要金額が目標金額を下回った場合は、巽聖歌著 小学生のための伝記『宮沢賢治』再刊実行委員会の会長・内城弘隆が補填することになっています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/senryu?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

 編集者及び実行責任者の畠山貞子は紫波町の日詰の町で一番古い井戸のある鍛冶屋の2女として生まれ育ち、体も弱く引っ込みじあんの子どもでしたが、小学生のときに作文を書いたのが先生にほめられたのがうれしくで、本好きの詩を書くのと、鍛冶屋の娘だったからか、数学が好きな女の子になりました。 50才を過ぎてから通信制の高校に6年通い、体を壊して会社を辞めてからは職業訓練校でOAデザインを学び、自分で手作りしたものをネットで売ろうとホームページも立ち上げました。そして、自分の初めての童話『そんなに古くない昔話 かじやの権三』を発刊したことをきっかけに、歴史と文化についての活動をするどっこ舎(舎主・内城)の舎員として活動をはじめました。巽聖歌が大好きで、子どもが大好きな私の生きがいは子どもとお年寄りの笑顔をたくさん見ることです。 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/senryu?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

10,000+システム利用料


伝記『宮沢賢治』と『たつみせいかのどうようし百選』のセット

伝記『宮沢賢治』と『たつみせいかのどうようし百選』のセット

伝記『宮沢賢治』と『たつみせいかのどうようし百選』セットを18名さま限定で、お礼の手紙とともにお送りする。

支援者
18人
在庫数
完売
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


伝記『宮沢賢治』と『巽聖歌の詩と生涯』のセット

伝記『宮沢賢治』と『巽聖歌の詩と生涯』のセット

2つ目、伝記『宮沢賢治』と『巽聖歌の詩と生涯』のセットを18名さま限定でお礼の手紙とともにお送りする。

支援者
16人
在庫数
2
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


伝記『宮沢賢治』と月刊情報紙「紫波新聞」と藍愛ばなしハガキ2枚を1年間送ります。

伝記『宮沢賢治』と月刊情報紙「紫波新聞」と藍愛ばなしハガキ2枚を1年間送ります。

3つ目に、伝記『宮沢賢治』4月発送と、月刊紫波新聞と手作り藍愛ばなしハガキを2枚、毎月2023年4月から2024年3月までお送りし交流したいと思います。30名様限定です。

支援者
10人
在庫数
20
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


巽聖歌 著 小学生のための伝記『宮沢賢治』をお礼の手紙とともに送ります。

巽聖歌 著 小学生のための伝記『宮沢賢治』をお礼の手紙とともに送ります。

伝記『宮沢賢治』をお礼の手紙とともにお送りします。また、今後の活動報告をメールでお送りします。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

プロフィール

 編集者及び実行責任者の畠山貞子は紫波町の日詰の町で一番古い井戸のある鍛冶屋の2女として生まれ育ち、体も弱く引っ込みじあんの子どもでしたが、小学生のときに作文を書いたのが先生にほめられたのがうれしくで、本好きの詩を書くのと、鍛冶屋の娘だったからか、数学が好きな女の子になりました。 50才を過ぎてから通信制の高校に6年通い、体を壊して会社を辞めてからは職業訓練校でOAデザインを学び、自分で手作りしたものをネットで売ろうとホームページも立ち上げました。そして、自分の初めての童話『そんなに古くない昔話 かじやの権三』を発刊したことをきっかけに、歴史と文化についての活動をするどっこ舎(舎主・内城)の舎員として活動をはじめました。巽聖歌が大好きで、子どもが大好きな私の生きがいは子どもとお年寄りの笑顔をたくさん見ることです。 

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る