
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 252人
- 募集終了日
- 2023年11月30日
水夫は各地へ、浦島太郎は何処へと(荘内半島〜笠岡諸島 / 原隊長の手記 前編)
本プロジェクトをご支援いただき、ありがとうございます!
★支援率が目標額の60%を達成しました!本当に嬉しい限りです。All or Nothingですので、なんとしても100%を超えて、150%を目指したいと思っています。どうぞよろしくお願いします
原隊長の手記をお送りします。

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瀬戸内海の真ん中で潮を分けるように海に突き出した荘内半島(しょうないはんとう:香川県三豊市)は、瀬戸内の航海で重要な役割を果たした場所ではないかと海図を眺めながら思っていました。
航海の神様として崇められた金比羅大権現、優れた海員を多く輩出した粟島の国立海員学校は日本初の村立で開校した史実。ここを中心として西や東へと多くの船が島々へ、そして外洋へと旅立っていったのだろう、と想像できます。皆さんお馴染みの浦島太郎、その浦島伝説にまつわる地名はこの荘内半島に多く残っています。
半島の先端のほど近くに、関の浦という小さな浜辺がありました。気を付けなければ見逃してしまいそうなその浜に上陸すると、古井戸や小道が山の上まで続き、その先にはよく手入れがされた三崎神社が建っています。かつては通行税を徴収した関所があったのではないかと考えられ、西の下関に対してここは上関と呼ばれていたのではないかという説もあるほどです。
そびえ立つ紫雲出山に登ると、西も東も陸も全てが見渡せることもでき、かつての水軍にとっては絶好の要衝だったことが見てとれます。浦島太郎はいったいどこの竜宮城に旅立っていったのでしょうか?
恵美ケ浜という砂浜の奥にある小さな集落にあるteboro造船所へ足を運ぶことに。10m級の大きなダブルハルカヌーの建造を続ける須恵洋輔さんからお話を伺いました。

瀬戸内海の浜の重要さと、港湾ではなく砂浜をつないで家族で海旅が出来る手段として、ダブルハルカヌーの建造を選択されたそうです。シーカヤックの考え方と同じ、かつての瀬戸内の小型木造船も同様でしょう。レッドシダーのスプリットプランキングで作り上げられたカヌーの完成は来年の春頃になるとのこと。この船が進水したらまた一つ瀬戸内海に面白い動きが出てきそうだと期待できます。
そうこうしている内に、荘内半島出身である民族学者の白川琢磨先生に駆けつけていただき、小さなトークイベントを開くことに。私が気になっていた多くの質問にも丁寧に答えて頂きこの地域の歴史への理解が深める機会をいただきました。消えた大伽藍船積寺の逸話を聞きながら、寺というのは信仰でもあり、地域の産業でもあり、生業ともなり得た重要な役割を果たしていたのだと感じました。来場者の方からもカンパを頂きました。ありがとうございます!本当に暖かい場所でした。
荘内半島からは隊員は3名となり、六島(むしま:岡山県笠岡市)へ。クラフトビールがあるということで楽しみに上陸しましたが、お休み。大潮ということもあり適当なキャンプ地がなく再び東進して佐柳島(さなぎじま:香川県多度津町)へ。上陸すると何十匹もの猫がワラワラと寄ってきます。

すり寄ってくる猫やテントにおしっこをかける猫。これはたまりません。猫の島で有名になったことでホステルはいつも賑わっており、併設されているカフェも満席という盛況ぶり。キャンパーにとってはよい砂浜もあるのですが、猫の襲来を受けるとなると、なかなかしんどい場所かもしれません。
島のことなら住職に聞けと言われたため、集落の南側にある乗蓮寺の松原住職を訪ねることに。住職からは、島の昔のこと、真言宗の教え、島の未来や両墓制のお墓の埋葬の様子なども詳しく教えていただいた上、島にまつわる詳しい資料も貸与して頂けました。島に戻る理由ともなる嬉しい申し出でした。
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手記は後半に続きますよ!
リターン
5,000円+システム利用料

クルーメンバーコース
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
●書籍(2025年発行予定)
※瀬戸内の過去と未来を形にし、皆様のもとへお届けします。
●書籍にお名前掲載(希望制)
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●公式HPにお名前を掲載(希望制)
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

クルーメンバーコース
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

書籍コース
●書籍(2025年発行予定)
※瀬戸内の過去と未来を形にし、皆様のもとへお届けします。
●書籍にお名前掲載(希望制)
●お礼のメール
●瀬戸内カヤック横断隊クルーメルマガの配信(希望制)
2023年末まで行われる瀬戸内カヤック横断隊の旅のメルマガを配信します。週一回の配信でリアルな海旅の様子をお届けします。
●公式HPにお名前を掲載(希望制)
●瀬戸内の残したい風景ポストカードセット
●プロジェクトクルーカード
今回のプロジェクトにご賛同いただいた証として、クルーカードを作成してお渡しします。
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月

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