市電の歴史を紡ぐ史電プロジェクト〜市電を活躍したふるさとに戻したい

市電の歴史を紡ぐ史電プロジェクト〜市電を活躍したふるさとに戻したい

支援総額

4,930,000

目標金額 4,600,000円

支援者
302人
募集終了日
2022年4月10日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 角川幸治といいます。

 建設会社の二代目社長として15年経営してきた52歳です。札幌市北区の北23条で生まれ育ち、父が経営する建設会社の事務所と自宅が現在の北区役所の南側にあって、幼少から札幌市電の鉄北線と幌北電車庫を見てきておりました。

 また、1976~1985年まで、すすきのから教育大学前まで小学校・中学校の通学で市電・山鼻線を利用してきました。この間に、すっかり札幌市電のファンとなって現在に至ります。

 

 

 1985年以降は石狩市に住所を移し、石狩青年会議所や商工会議所の役員として地域活動も行なってきております。2010年からは、北海道のご当地ヒーロー「サーモンファイタールイベ」をプロデュースし、当時のローカルヒーローブームに乗って、TV出演や雑誌、新聞等で全国に紹介されました。

 

 

「248」を幌北電車庫跡跡地に戻して永久保存したい!

 これまで60年間、現役車両として札幌市民の足として頑張ってきた札幌市電248号と213号を永久保存すべく、資金を集めていきます。

 248号については、1974年まで市電の車庫「幌北電車庫」があった北24条の札幌サンプラザ前に保管し、幌北電車庫の歴史を今に伝えるべく、街のシンボルにしていきます。

 

 また、将来的な目標として、鉄北線当時の所謂「赤帯」のフォルムに戻すことも見据え、当時の記憶を後世へ永久保存していくように考えています。そのための第一歩として、当クラウドファンディングを計画いたしました。

 

△鉄北線時代のフォルム(出典:ただいま鉄道写真スキャン中

 

 

■みんなで一緒に市電を守り、活用していきたい!

 北24条の札幌サンプラザ前に保管する248号を、市電ファンや地域の方々、商店街の方々などの交流拠点として活用していきたます。

 また、そういったみなさんと一緒に活用のアイディアを考えたり、イベントをして楽しんだり、保存の活動をしたり「みんなで一緒に市電を守っていきたい」と考えていますので、わたしたちの仲間になっていただければ嬉しく思います。

 

 

 

■それぞれの保存場所

【248号 ▶ 札幌サンプラザ(北24条商店街振興組合)】

 248号は札幌市内の北24条商店街振興組合に寄贈し、地域の行事や市電ファンの集いの場として活用します。すでに北24条商店街振興組合への譲渡に向けた協議を進めており、札幌市にもご協力を仰ぐべく懇談の場を設けさせていただきました。

△札幌市役所でのプロジェクトの説明

 

【213号 ▶ 屯田】

 213号は当初、石狩市の角川自宅敷地に保管して、市電ファンや鉄道ファンの憩いの場所として使っていただくように考えていましたが、敷地の関係上、札幌市屯田にある「株式会社 北創」の敷地内に設置致します。

△札幌市屯田設置予定地 

 

■活用方法案

【248号(北24条に設置)】

・定期的に鉄道ファンに開放

・商店街の会合やレクリエーションに

・北24条の歴史パネル写真展など 

 

【213号(石狩市に設置)】

・各種市電グッツなどの展示

・鉄道模型(Nゲージ)のレイアウト設置(走行会の開催)

 

 

 

■主催者からのメッセージ

 

 

 

▶ 動画再生はこちら ◀

 

 

 

 60年以上もの間活躍してきた札幌市電の古参車両が、新型低床車両との入れ替えで次々と廃車になっています。

 人気車両であるM101は交通資料館で静態保存させることになりますが、同年代に頑張ってきた他の車両は、順次廃車・解体されることを知った私は、交通局に直談判して、せめてオークションにかけて一般販売して欲しいとお願いしました。

 

 

△新型低床車両とM101号

 

  結果、一般競争入札で2両の市電を落札出来ました。ただし、一台あたり200万円近くかかってしまう運搬・据付費や屋根保管の問題もあり、市電ファンや商店街の皆様のお力を借りて、歴史的資産の保管と管理をしていこうと思い立ちました。  

 

 

■札幌市電の歴史

 1918年(大正7年)8月〜9月に開道50周年を記念して北海道大博覧会が開催さ れることになったのを機に、馬車鉄道を路面電車化しようという動きが高まり、1916年(大正5年)10月には「馬車軌道」から「電気軌道」へ社名を変更されました。改軌および電化の工事は1918年(大正7年)4月から始められました。

  1927年(昭和2年)12月1日に路面電車が市営化された際の総延長は16.3km、保有車両数は63両と最盛期を迎えます。その後も路線の拡充は続き、1931年(昭和6年)には鉄北線を除くすべての路線が全線開通しました。

  札幌オリンピックの招致とともに開通した地下鉄南北線に合わせて、北24条以南の路線が廃止され、その後3年ほどで、離れ小島のように残されていた鉄北線の残り(北24条~新琴似駅前間)も廃止されました。

 2015年12月20日、西4丁目〜すすきの間が開業しループ化、同時に狸小路停留場が開業しました。

△最盛期の札幌市電路線図

 

 

 北24条で生まれ育った私は、北24条の活性化に非常に価値を感じています。特に、長年地域のランドマークであり、市民の足である市電の基地であった「幌北電車庫」には、非常に思い入れを感じています。

 

△幌北電車庫(出典:ただいま鉄道写真スキャン中

 

 幌北電車庫跡地に建っている札幌サンプラザ前には、北24条商店街の皆様が冬になるとイルミネーションツリーを設置されるのですが、その骨組となる単管設置を角川が代表を務める会社で行なってきました。

 

△札幌サンプラザ前のイルミネーション

 

・市電譲渡費用(官公庁オークション)=  210,000円(2両分)

・市電運搬及び設置費        =    3,360,000円(2両分)

・架線工事費(搬出時)       =  400,000円

・クラウドファンディング手数料   =  600,000円

 

 

 

 

■小泉 詔信さん / 北24条商店街振興組合 理事長

こんにちは。

北24条商店街振興組合 理事長の小泉 詔信です。

かつての幌北電車庫の膝下に繁栄していった北24条商店街に、当時の車両を里帰りさせる当プロジェクトのお話をいただき、商店街としてもこれらの歴史を守り地域の方々とともに継承していくことなど、協力させていただくこととなりました。

 

歴史資料の展示・活用や関連イベントの開催などによる地域活性化をを図るとともに、電車ファンお皆さまを商店街に迎え入れ、商店街や地域の方々など、この車両を核とした多くの方々が集うコミュニティが形成されることを期待しております。

 

角川さまの地域愛に感謝するとともに、多くの皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

■小関 剛さん / 映像クリエイター

いつもお世話になっている角川さんのプロジェクトということで応援しています!

自分自身市電には詳しくありませんでしたが、お話を聞いていてとてもワクワクしました。

街のシンボルになることを願っています!

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
角川幸治 (市電の歴史を紡ぐ「史電」プロジェクト実行委員会)
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

3月下旬までにそれぞれの車両を移動させます。 市電運搬及び設置費 3,360,000円 搬出時架線工事費 400,000円

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プロフィール

札幌市北区の北23条で生まれ育ち、当時の自宅が現在の北区役所の南側にあったため。幼少から札幌市電の鉄北線と幌北電車庫を見てきておりました。 また、1976~1985年まで、すすきのから教育大学前まで小学校・中学校の通学で市電・山鼻線を利用してきました。 この間に、すっかり札幌市電のファンとなって現在に至ります。

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リターン

3,000+システム利用料


248号オリジナルキーホルダー(現行カラー)

248号オリジナルキーホルダー(現行カラー)

現行カラーの213号車両のオリジナルキーホルダーをお送りいたします。
また、車内に支援者様のお名前を掲示いたします。

申込数
85
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


248号オリジナルキーホルダー(旧カラー)

248号オリジナルキーホルダー(旧カラー)

旧カラーの213号車両のオリジナルキーホルダーをお送りいたします。
また、車内に支援者様のお名前を掲示いたします。

申込数
106
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


248号オリジナルキーホルダー(現行カラー)

248号オリジナルキーホルダー(現行カラー)

現行カラーの213号車両のオリジナルキーホルダーをお送りいたします。
また、車内に支援者様のお名前を掲示いたします。

申込数
85
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


248号オリジナルキーホルダー(旧カラー)

248号オリジナルキーホルダー(旧カラー)

旧カラーの213号車両のオリジナルキーホルダーをお送りいたします。
また、車内に支援者様のお名前を掲示いたします。

申込数
106
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 20

プロフィール

札幌市北区の北23条で生まれ育ち、当時の自宅が現在の北区役所の南側にあったため。幼少から札幌市電の鉄北線と幌北電車庫を見てきておりました。 また、1976~1985年まで、すすきのから教育大学前まで小学校・中学校の通学で市電・山鼻線を利用してきました。 この間に、すっかり札幌市電のファンとなって現在に至ります。

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