スタートしてから1か月。みなさまのご支援に感謝です。KDPのドッグランオープンデイに参加しました。

先日は、三浦半島の自然の中にあるふだんから協力しあって活動している保護団体KDPさんの、ドッグランオープンデイのイベントに参加してきました。

 

KDPさんは、テレビなどで取り上げられた際にご覧になった方もおられるかもしれませんが、大型の野犬などの保護にも力を入れていて、山間部の地形を生かした広い施設内に犬達の暮らすエリアや身体を動かして遊ぶエリア、ドッグランなどを持っておられます。今回は卒業生を含む一般の方と犬達にもドッグランを解放していただけ、食事や野菜の販売などもされるという、とても魅力的な企画でした。

 

レーベンからは、4人のスタッフと選ばれし3頭のわんこ、良（よき）、ちゃこ、リーバが参加しました。

どこに行くのかなー、わくわく。

 

当日は、30人を超える参加者があり、初対面の犬達がまずは挨拶をすることに。レーベンから卒業していった家庭犬も参加していました。

 

傾斜や樹木、そのままの土の地面なども広がり、犬達には魅力がいっぱいの広さ。

 

レーベンのボラスタッフとしては、人の整備によるドッグランでの様子や馴染みのある犬同士の過ごし方のイメージはあったものの、今日連れて行った3頭が他の犬と仲良くできるのか、不安をもった者も事前にいました。慣れたボラにはフレンドリーだけど、譲渡会で来場した人や犬に強く吠えることもあったし、どうなるんだろう。

 

でも、何しろ会場な雰囲気があたたかい。犬を愛する方達がたくさんいて、今日はのびのび走り回っていいと言われている。日常の生活で人と犬との信頼関係がしっかりとあり、犬にしっかり伝わる指示が出せるリーダー感のある飼い主さん達の集まり。それが犬達にもわかるようです。ワンプロもちょうどいい盛り上がり方、お互いへの関わりも身内へのそれよりも少し丁寧な、落ち着いたやり方で。

 

人にとっては、この広い場所でたくさんの人の中で自分が呼びかけた犬が遠くから呼び戻しで走ってくることに、とても嬉しさを感じました。

ちゃんとわかっていて、できるんだなぁと。

いつも羽目を外してご注意を受けることがあっても、出るところに出ればできるんじゃないのー！

 

さて、良もちゃこも写真に写っているが、リーバはというと。

 

あ、居た。嬉しそうに他の犬や人の動きを見ています。しかし周りは壁？動くよりも、眺める方が好き。ザ　マイペース。走りに行かないの？

 

良が様子を見に来ました。さすが、面倒見がいい。誘っていましたが、リーバはこれでいいようです。

 

この辺り、そんなに楽しいかしら、とちゃこも戻ってきた。わたしにはよくわからないわぁ。

 

犬にも個性があるのですね。思い返せばリーバは、レーベンハウスでも周りの様子を見るのが好き。喧騒からちょっと離れるタイプ。

 

ま、リーバがいいならいいか。

 

かなり以前に卒業したけれど、ちゃんとレーベンのことは覚えているらしく、ご無沙汰してます、の挨拶。在籍中よりもリラックスしていて、他の犬ともふれあった経験からの成長を感じます。おう、元気にしてた？

 

それぞれが好きなスタイルで楽しめばいい、素敵なイベントです。それにしても可愛い🩷

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は記念撮影。

じっとしていることも、他の犬と距離が近いことも大変だと思うのに、ちゃんとできるみなさん、とてもすごいです。

 

この犬はこんな犬、と毎日の生活の中でイメージを決めてしまわないことって大切なんだなぁ、と思いました。場所など設定が違うとこんなこともできる、とまた違った様子が見られる。こうでなければならない、と制約のある場所よりも、好きなようにできる場所で得られたリラックスした姿。とても勉強になる1日でした。KDPのみなさま、参加されたみなさま、ありがとうございました。