お散歩は犬も人もスタート時の心の状態が大切！

お散歩タイムはレーベンっこがとても楽しみにしている時間です。

基本的に成犬は2頭引きで行き、穏やかに歩いてくれる犬達は５頭引きでも行きます。お散歩デビューしたばかりのパピーなどは1頭で歩きます。成犬達もたまには1頭でゆっくりとお散歩してあげたいのですが、時間も人手も足りないのです。

お散歩のスタートは玄関先で犬達の名前を呼ぶことからです。

犬達は自分の名前を理解しており、ボラさんが呼ぶと自ら玄関に向かいます。（賢い！）

名前を呼ばれるまで大人しく待てる犬もいれば、我先にと玄関に行ってしまう犬もいます。

フライング組の常連は良（よき）。

呼ばれてもいないのに玄関に行きますが、ボラさんの「よき！戻れ！」の指示でしぶしぶ室内に戻っていきます。指示を無視して強制退出させられる時もありますが（笑）

心之助もフライング組のメンバーです（笑）

おまけに高い声を上げて外に行きたいアピールも！ボラさんはせかされる気持ちを抑えて素早くハーネスなどを装着します。

外に出たい衝動を抑えきれないレーベンっこ達の気持ちも理解できますが、興奮状態の時に玄関を開けてはいけません。首輪やハーネスがきちんと装着されているか確認し、落ち着かせた状態で扉を開けます。外では他の犬と鉢合わせして吠えてしまったり、車や自転車が通って危なかったり、いろいろな場面が想定されるからです。

外に出た時に犬達が再度興奮してきた場合でも興奮につられないことが大切です。ボラさん達は心を落ち着かせてからお散歩をスタートさせます。ハンドラーが焦っていたら犬に伝わってしまいます。犬達の好きに歩かせるのではなく必要な指示に従わせる練習をしながら歩きます。

多頭引きで難しい部分はありますが、危険やトラブルを回避しながらレーベンっこ達がお散歩を楽しんでくれるようにボラさん達は常に気を配っています。

譲渡会の時にみなとみらいをお散歩しました。

いつものお散歩コース以外を歩くのは犬達にとっていい経験になります。

どんな場所でもダブルリードは忘れずに！

ボラさん達もいい笑顔です。