
支援総額
目標金額 850,000円
- 支援者
- 112人
- 募集終了日
- 2023年2月6日
白井氏活動報告(6月)
日本も夏本番という天気になってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
6月の活動報告を皆様に共有させて頂きます!
今回の報告では、皆様が普段あまり見る機会が無いような海老の生態についての写真も添付させて頂いています。お時間がある際にご一読頂けますと幸いです。(桜井)
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白石悠 活動報告
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今回、バリ島におけるもっとも重要なミッションは、養殖業者のウィラさんハウスでの本格的なオニテナガエビの種苗生産です。
現地での問題はこれまでにもお話ししたことがあるかとは思いますが、今回はラボで実験養殖した数をはるかに上回る2万匹の生産を目指します。

私が訪れる数日前に、オニテナガエビの養殖業者であるウィラさんの自宅横のスペースにIBCタンク3つ(水量1トン)と60cmのガラス水槽を4つ設置しました。IBCタンクは元々液体を運ぶためのものですが、東南アジアを中心に養殖で再利用されています。
ガラス水槽は餌の開発や観察用などに使います。水温は年間28度前後とオニテナガエビを飼育するには最適な環境といえます。

IBCタンク内にはエアーやスポンジフィルターがはいっています。生まれて数日間は遊泳能力がなく、フィルターに吸い込まれてしまう恐れがあります。しかし、エアーやフィルターを弱めてしますと今度は酸欠で弱ってしまいます。
絶妙なバランスに調整するのがこの飼育の最も重要なことと言っても過言ではありません。

生まれた直後は水質変化に弱いので、時間が空いている時には必ず水質チェックをします。
慣れてくると泡の様子や水色、匂いなどである程度わかるようになります。
この、言葉では表現できない感覚を早く見つけることが養殖には必須です。
夜中にライトで照らすと観察がしやすい。オニテナガエビは夜行性なのでこの時にえさを食べているのかも同時に観察します。

飼育のやり方や注意点など事細かく説明します。ウィラさんはオニテナガエビの中間養殖技術は僕以上の知識を持っていますが、種苗生産となると全くわからないといいます。種苗生産と中間育成は全く別物です。
また、閉鎖循環の中でやるとなると難易度は跳ね上がります。

生まれて18時間のゾエア幼生。この頃はまだえさを食べません。あと数時間で変態します。

帰国前に撮ったゾエア幼生。だいぶ大きくなりました。このサイズになると餌のブラインシュリンプを1日で20匹近く捕食します。真ん中の赤くなっているところが胃袋で尻尾から下に向かって飛び出ているのが排泄物です。

また。今回、ラボで飼育していた個体を養殖池に1000匹放流しました。大きさは3cm程度。これから5〜6ヶ月かけて出荷サイズに成長させます。池に放流する前の水あわせは慎重に行なっていました。この手間が大きく健康に育てるための秘訣です。
滞在期間は最長の3週間と長かったですが、オニテナガエビの赤ちゃんが生まれてから数日の難しい時期の飼育方法を教えることができて本当によかったです。
飼育の基本は観察すること。そして、気になって覗いた時などは100%の状態に飼育環境を整えてあげることが重要です。いきもの、特に魚介類はエアーポンプ一個止まっただけで全滅してしまいます。観察はえさの食べ具合や状態、何が良くて何がダメなのかを全てえびが教えてくれます。本当に大変ですが、手間をかければかけるだけ生存率は上がっていきます。
今回の渡航で100%教えるのは困難でしたが、失敗と成功を繰り返しながら数年後には僕以上の知識を身につけてほしいと願っています。
リターン
3,000円+システム利用料
感謝のメール
〇感謝のメールをお送りします。
〇活動報告をお送りします
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
5,000円+システム利用料
オリジナルエコバック1個 +感謝のメール
◆サンバル シュリンプのオリジナルエコバックをお送りします
◆感謝のメールをお送りします
- 申込数
- 43
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2023年3月
3,000円+システム利用料
感謝のメール
〇感謝のメールをお送りします。
〇活動報告をお送りします
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
5,000円+システム利用料
オリジナルエコバック1個 +感謝のメール
◆サンバル シュリンプのオリジナルエコバックをお送りします
◆感謝のメールをお送りします
- 申込数
- 43
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2023年3月

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