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世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

石川辰雄 / NPOレインボーチルドレン代表

石川辰雄 / NPOレインボーチルドレン代表

世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

支援総額

2,054,000

目標金額 1,500,000円

支援者
74人
残り
終了しました
プロジェクトは成立しました!
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2014年11月01日 11:07

スラムプロジェクトの変更について①

※ページの文字数制限の都合で分割投稿となり見づらくなっています。公式サイトにて同じ報告を掲載しておりますので、まとめてご覧いただけます。

→ http://rainbowchildren.holy.jp/archives/3558

 

 

 

レインボーチルドレン(特定非営利活動法人Rainbow Children Japan) は、スラムプロジェクトに於いてスラムでの新しい学校建設の計画を変更し、既存の学校に対する経営支援およびIT教育支援および高等教育支援へとプロジェクトを変更することを決定致しました。「世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設」においてご支援を頂きましたスポンサーの皆様へ、計画変更のお詫びとともにこれまでの経緯、変更の理由、今後の計画についてご説明申し上げます。

 

 

【変更までの経緯】

 

▼緊急SOS
9月にデリーのスラム学校(グジャラティスクール)のネルー校長先生から緊急連絡が入りました。これまで13年にわたり支援を受けてきたベルギーの団体から突然に支援先変更の通知があり、緊急事態に陥っているとのことでした。経営資金が途絶え、既に先生たちへの給与支払いがストップし、10月よりは子どもたちへの給食もストップしてしまうとのこと。グジャラティスクールはこれまで何度も通って絆を深めてきた子どもたちがいるスラムの学校で、ネルー校長先生は今回学校建設計画にあたりメーラトでの建設を推薦した本人であり、現地NGOメンバーとして学校建設計画の中心となっていた人物です。

 

 

▼事前調査
日本からの現地との事実・実態確認のやり取りと並行して、スラム写真家の吉田氏が現地に到着し現状把握に努めました。今回の学校建設着手を目前にしてメーラトとデリーのスラムに関しての総合的な調査をスラム写真家の吉田氏に依頼していたため、我々団体が到着する3週間前より現地に入り約1カ月間の調査を予定していたのです。吉田氏は実際にアジア各地のスラムで現地の家に滞在し寝食を共にしてきたスラムの専門家です。スラムの住人の目線で捉えた吉田氏の現地レポートの結果は、ネルー校長からのSOS内容と同じでした。このままでは廃校に追い込まれる可能性が濃厚だということ、彼が過去見てきた、支援が途切れた後に廃墟となっているアジア各地の学校と同じ道をたどる可能性があるということでした。

 

 

▼問題意識
今回スラムへの学校建設プロジェクトをすすめていくにあたり、日本の慈善団体やNPO・NGOがアジア各地に数千と建設してきた学校で、決して少なくない数の学校が今では単なる集会所となり、物置となり、廃墟となっている事実について当初から問題意識をもっていました。今回メーラトで予定している学校建設に関しては決してそうはなってならないとの思いから、現地が本当に学校建設を望んでいるのか(子ども、大人、地域として)、学校建設が必要なのかを確認するために吉田氏に調査を依頼していました。

 

 

▼視察出発前計画
建設決定の前に現地視察の際に確認したかったのは以下の2点です。1点は、スポンサーの皆さまよりお預かりした学校建設のための資金が、メーラトが本当に必要としている支援となるのかどうか。もう1点は、これまで絆を深めてきたグジャラティスクールが目の前で同じような事態に陥ろうとする時に、別の地で新たな学校建設計画を進めることが正しいのかどうか。このことを現地で確認するために、デリー・メーラト両方のスラムで現地を見て、当事者の話を聞いて、また吉田氏よりの調査結果と併せて現地で判断することにしました。またグジャラティスクールの緊急支援として、ツアー参加者15名より給食代の募金を募り、現地へ届ける準備も並行しました。

 

 

▼現地視察と変更の決定
スラムスペシャルと題して開催された今回のスタディツアー。ファンディング成立後初めての現地視察となった今回のツアーは、一般参加者も含めて10/3から10/14まで12日間を様々なスラムを訪問してきました。メーラト、デリーのスラムは勿論、ムンバイのインド最大のスラム、首都デリーでも別のスラムまで訪問し、なるべく多くの比較対象をもつことでスラム支援の判断材料を整えることが目的でした。またグジャラティスクールの子どもたちが通う公立学校、私立学校も訪問し、校長先生や教師から話を伺い、授業見学も行ってきました。これはスラムの教育支援をする上で、インドの教育事情を把握し、スラムの子どもたちが通っているスラム外の学校を直に見ることは貴重な機会となりました。
それらの判断材料も合わせ、メーラト・デリーの両スラムを視察した結果、メーラトでの学校建設は今回は着手すべきでないと判断、それよりも団体のビジョンを達成するためにはメーラトでの新しい学校建設の計画を変更し、デリーのグジャラティスクールに対する支援へとプロジェクトを変更することを優先すべきだという結論に至りました。

 

 

 

 

【変更の理由】

 

▼事前調査より判明したこと

吉田氏の事前調査で判明したことは、メーラトにはほぼ使われていない学校が二つあり、必要なのは学校という建物ではなく教育に対する親たちの意識改革や啓蒙教育であることが分かりました。教会が建てた学校と現地団体が建てた学校が存在しますが、約300人いる子どもの中で片方の学校に通うのはたったの20人程度であり、1週間メーラトに滞在した吉田氏も、学校はあるにもかかわらず開いているのを見たことがないというのが現状でした。また、ゴミ山に隣接して形成されたスラムのため衛生環境が極端に悪く、水を含めた衛生対策や親を含めたモラル教育が優先項目であるということでした。結果、レインボーチルドレンのプロジェクトとしてメーラトでの新たな施設としての学校建設は不要との調査結果でした。

 

 

 

 

▼メーラト現地視察での判断
学校を見学したところ、机やイスはないが広さは十分確保されており、子どもが来てくれれば教育できる環境は十分にあると判断しました。問題は子どもを通わせるように親たちを説得することです。ただ、ゴミ山で日銭を稼ぐことがこのスラムの形成理由でもあり、説得にはかなり時間がかかると予想されました。また、ゴミ山スラムゆえの衛生問題が大きく横たわっており、水や食べ物からの健康被害やトイレ・下水といった支援に関しては、既存の支援団体やちょうど設立寸前であることが確認できた現地NGOが取り組んでいく方が望ましく、よってメーラトでの新たな学校建設は必要ないと判断しました。必要のない学校施設を作っても使われない可能性が濃厚だということが現地で確認できました。
あと、ネルー校長がなぜこのメーラトを学校建設地として推薦したのかについては、学校建設と水道・電気などのインフラをセットにして地方政府に陳情したことが窺われ、長年デリーにおいてスラム支援をしてきたネルー校長の、デリーより酷い状況であるメーラトに対しての気持ちの現れだと理解しました。それはメーラト現地に行って、目で見て、手で触れて、耳で聞いて、鼻で嗅いで、初めて理解できたものでした。それほどメーラトの状況は他と比べて酷いものであったと言えます。

 

 

 

 

▼デリー現地視察での判断
2000人の子どもたちが住むシャディプールのスラムにおいて現在600名以上の子どもたちをグジャラティスクールで教え、13年間にわたり子どもたちに関わってきたネルー校長と奥様のジョセフィン先生の果たしてきた役割は大きいと再認識しました。文具代が払えないために公立学校へ行けない子どもたちに、マナーを含めた基礎教育と給食を無償で提供し、全てのスラムの子どもたちが初等教育を受けられるように活動してこられました。学校に行かせることが理解できなかった親の説得や、公立学校へ行くために必要なIDの整備、そして過去82名の生徒を私立学校にも送り出してきました。

 

でも問題は今まで経営資金のほぼ全てをベルギーの支援に頼ってきたことだと言えます。前回春に訪問したまではスラム内にもう一つの学校(リトルキングダムスクール)も運営していましたが、今回のベルギー支援打ち切りにより既に閉鎖されていました。そして驚いたのは、スラムからデリー大学に通うある生徒が平日フルタイムで働きながら土日に大学で学んでいるという事実でした。恐らく過去何千人もの子どもたちを教えてきた中でもトップクラスの成績でしょう。将来有望ですが果たしてその環境で十分に学べるのでしょうか。また、グジャラティスクールの子どもたちは設置された4台のパソコンで器用に絵を描いて見せてくれました。でもインターネットが繋がっていない環境で、ただパソコンに慣れ親しむだけという使い方に過ぎないのです。このパソコンが外の世界に繋がったら子どもたちの世界はどれだけ広がるだろうと感じました。

 

 

 

▼公立学校と私立学校見学での判断
インドでは公立学校は授業料・教科書・制服は無料です。IDがあり希望すれば誰でも通うことができます。ノートや筆記用具だけが自己負担となります。公立学校は人口の多さより女子は午前・男子は午後という形態をとっており、十分に学べるか疑問が残るのですが、先生たちは優秀だと感じました。

 

私立学校はそれなりの授業料がかかりますが、午前午後とも授業を受けることが可能です。比較的裕福な家庭の子どもたちが通うこともあり、ほぼ100%が大学へ進学します。あと、公立はヒンディー語での授業、私立は英語での授業という違いがあります。シャディプールのスラムからは資金的な理由から公立学校に通うことになりますが、公立の午前午後のみという授業形態から、グジャラティスクールのような補完的な役割をするアフタースクールが必要だということが理解できました。

 

 

▼そもそもの学校建設までの経緯
年に二回グジャラティスクールの子どもたちを訪ね、授業をプレゼントして絆を深めてきた中で、この子どもたちのためになる支援をしたいと考えたのがスタートでした。現在の小さな小さな二階建ての校舎を増築してもっと多くの子どもたちが学べる環境を作りたいという提案に、ネルー校長は別のメーラトでの学校建設を薦めました。理由は、シャディプールは政府が既に土地の売却を済ませている為いつ立ち退きになるか分からないということ、またグジャラティスクールよりメーラトの方が支援を必要としているということ(この時点ではベルギーの支援は安定して見えました)、でした。レインボーチルドレンとしては相手が望まない支援でなく、広くインドのスラムという問題に対して学校建設という解決方法を選択し、メーラトの学校建設プロジェクトが始まりました。

 

 

▼総合的な判断
今回現地を視察して導かれた結論は、メーラトにおける新たな学校建設は必要ないとの判断です。デリーのグジャラート校の存続危機により、スラムプロジェクトの支援先をデリーのグジャラティスクールへ変更し、継続的な支援をしていくという団体方針の決定に至りました。

 

 

『スラムから大学へ!~レインボーチルドレンの高等教育支援第2プロジェクト』

 

 

 

→グジャラティスクールとの協議決定内容以降を次の「スラムプロジェクトの変更について②」へ。

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リターン

3,000

①【サンクス動画メール】
子どもたちからの感謝の声を動画にしてメールでお届けします。購入者のお名前を書いたプレートを持って、「日本の○○さま、ありがとうございまーす!!」と元気な声で大合唱です。

②【サンクスWEB掲載】
公式サイト「協力企業・団体・個人」ページに、スラム学校建設の協力者として全員のお名前を掲載させていただきます。
コチラ⇒http://rainbowchildren.holy.jp/sponser

支援者
20人
在庫数
制限なし

5,000

上記①+②に加え、

③【最高級チャイのお土産】
インド政府御用達「アパ・キ・パザンド社」は、政府が各国の国賓へ贈るインド最高級国賓紅茶です。紅茶鑑定士のカプール氏が選定する、デリー空港でしか買えないSAN-CHAブランドのチャイをお土産として。

支援者
22人
在庫数
23

10,000

上記①+②+③に加え、

④【地球へのラブレターTシャツ】
スラムの子どもたちが書いた「地球へのラブレター」をTシャツにしてお届けします。かけがえのない地球という星を大切にしたいという想いを、20×20センチの宇宙に描いた、母なる地球へのラブレター。この夏イタリアで展示される作品からデザインをチョイスします。

支援者
17人
在庫数
75

30,000

上記①+②+③+④に加え、

⑤【学校にネームプレート掲示】
完成時の学校の壁面に名前のプレートを設置させていただきます。完成した学校の子どもたちが学ぶ教室の壁面に、購入者全員のお名前を書いたメモリアルプレートが、ステンレス製で半永久に掲示されます。

⑥【キム・スンヨン監督からDVDをプレゼント】
デリーのスラムに行くきっかけとなり、ガイドのサージャン氏を紹介してくれたのがキム・スンヨン監督です。スラムの様子も収録されている「呼ばれて行く国インド」のDVDを提供いただきました。

支援者
21人
在庫数
完売

100,000

上記④+⑤+⑥に加え、

⑦【スタディツアー招待券:現地3日間】
人生を変える感動のスタディツアーで、学校の建設現場視察を含む現地3日間のツアーへご招待します。子どもたちと触れ合い、夢の学校が完成していく過程を一緒に見に行きましょう!毎年3月と9月に実施しています。
(3日間の宿泊費、交通費、世界遺産観光が含まれます。デリー往復の航空代と食費は自己負担となります。)

支援者
1人
在庫数
4

250,000

上記④+⑤+⑥に加え、

⑧【スタディツアー招待券:日本発着10日間】
人生を変える感動のスタディツアーの全旅程へご招待します。学校の建設現場視察に加え、ダラムサラでの教育省ミーティングやチベット学校訪問、奨学生とのミーティングにも参加します。毎年3月と9月に実施しています。
(10日間の航空券、宿泊費、交通費、世界遺産観光が含まれます。食費はご自己負担となります。)

支援者
3人
在庫数
2

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