支援総額
目標金額 470,000円
- 支援者
- 35人
- 募集終了日
- 2020年8月5日
CRAFT MILK をつくりたい!街の牛乳屋が乳業メーカーに挑戦
#地域文化
- 現在
- 564,000円
- 支援者
- 40人
- 残り
- 32日
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 56人
第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ
#環境保護
- 現在
- 4,040,000円
- 寄付者
- 316人
- 残り
- 17日
鳥サポーター募集中|鳥と人の共生を目指す活動にご支援を!
#子ども・教育
- 総計
- 26人
農村RMO推進映画『土のひと 風のひと』プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 363,000円
- 支援者
- 34人
- 残り
- 20日
保護猫ーワクチンや病気治療のご支援をお願いしますねこ
#まちづくり
- 総計
- 1人
あわねこサポーター ~保護猫園児の医療費のご支援を~
#まちづくり
- 総計
- 66人
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
1971年北海道野付郡別海町西別原野生まれ。12歳まで根釧地方で育つ。1995年帯広畜産大学・畜産環境科学専攻修了。大学・大学院在学中は集約放牧による乳牛飼養技術に関する研究に従事。1995年4月より富良野農業高校を皮切りに農業教員として勤務し、主に栽培環境を担当しています。1999年4月より中標津農業高校に配属。2001年よりマイペース酪農のモデルとされ、環境負荷が小さいとされる三友農場(現酪農適塾・吉塚牧場)の調査研究を開始しました。同時に多様な形態の酪農場の経営実態や草地の実態調査、山階鳥類研究所標津2級ステーションにおける鳥類標識調査、河川環境調査、流域土地利用の実態調査、水産業の実態調査など、幅広く北海道根釧地方を総合的に捉える研究を行ってきました。
2007年4月より北海道当別高等学校教諭。2017年4月より北海道岩見沢農業高等学校教諭。2017年10月より北海道大学農学研究院客員研究員。近年の主要な研究テーマは、流域土地利用の在り方を軸に、持続的な産業活動と自然環境保全の両立に向けて、自然科学、社会科学を統合的に捉え、課題の本質と実践的な解決法の探究です。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
長年,土と水の研究を続けてきた中で,土が痛んでくると川の水もおかしくなり,結果的に水産業にも影響があることが徐々にわかってきました。土が痛むと,農業の生産コストが上昇し,最悪の場合離農につながります。また,川の水の悪化を放置すると水産業にも大きなダメージがあります。北海道の2大産業は農業と水産業です。この2つがダメージを受けることは,地域経済が衰退します。
しかし,少数ながら土を大事にしている農家さんから流れ出る水はきれいで,そのような農家さんの経営は非常に良好です。
土を大事にする農業を普及すべく,このプロジェクトを立ち上げました。
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトでは,まず北海道各地の川の水質を調査します。北海道内のサケ・マス増殖河川88河川を中心に調査し,川の周りの農業と水質の関係,水質とサケ・マス漁獲量や磯焼けとの関連を調査します。
土を大事にする農業を普及するために,農家さんの田畑や牧草地の土を調査し,傷んでいないかどうか,傷んでいたらどのような手当てが必要かを提言していきます。具体的には,釧路地方やオホーツク地方,石狩・空知地方を今年度は実施します。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
森ー里ー川ー海のつながりの基本的な考え方は,2017年までに博士論文としてまとめました。今度はこれを応用して,実際問題の解決をする段階に入っています。
北海道内各地の河川を調査することによって,漁業者の方々が,どのような原因で沿岸の水産資源が減少しているのかを,理解することができると考えます。その結果として,川の周りに植林をしたり,農業のやり方を変えてもらうように訴えていくことができるようになるでしょう。
土の調査によって,今までの農業のやり方のどこに問題があったのかを農家の方々が意識できるようになるでしょう。そして,土をより大事にする農業のやり方にシフトできるでしょう。その結果として,土と水が良くなり,農業も漁業も今までもよりも低コストで生産でき,結果として地域経済が今よりも活性化するでしょう。
土が良くなることは,空気中の二酸化炭素を,土の腐植の形で蓄えることになります。土の腐植が全世界で2%増加すると,大気中の二酸化炭素濃度は,産業革命前の水準に戻るとされています。
息の長い取り組みが必要ですが,誰かがやらなければ地域も世界も変わりません。ぜひ,世界を変えるお手伝いに参加していただければと思います。
▼プロジェクト終了要項
運営期間:2020年8月1日~2021年3月31日
運営場所:北海道札幌市北区北9条西9丁目北海道大学農学研究院
運営主体:北海道大学農学研究院土壌学研究室
運営内容詳細:土と水の保全による農業と沿岸漁業の振興と地球温暖化の抑制のための調査・研究活動
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プロフィール
森―里ー川ー海のつながりと、人間の社会経済との関りを、土と水を見つめることによって研究をしています。土と水を大事にする社会は、長続きすることが知られています。土と水を大事にする生き方を求めて、少しでも答えに近づきたいと思います。 よく読んでいる本・・モントゴメリ「土の文明史」(築地書館) これまで書いた本・・「これからの酪農経営と草地管理」(農文協)
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リターン
10,000円
土と水を保全する研究成果2020
このプロジェクトで明らかになった研究成果・データを,支援者の皆様にご提供いたします。データの活用は特に制限を設けないこととします。メール添付をご希望の場合は、メールをご選択ください。郵送をご希望の方は、郵送をご選択ください。郵送でお送りします。
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
ニシベツ伝記(小説)
今までの研究成果を小説化してみました。
架空の根釧原野に存在する、付属短期大学を持つニシベツ実業高校を舞台として、地域の課題を生徒たちが解決していく、と言ったストーリーです。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 99
- 発送完了予定月
- 2020年10月
プロフィール
森―里ー川ー海のつながりと、人間の社会経済との関りを、土と水を見つめることによって研究をしています。土と水を大事にする社会は、長続きすることが知られています。土と水を大事にする生き方を求めて、少しでも答えに近づきたいと思います。 よく読んでいる本・・モントゴメリ「土の文明史」(築地書館) これまで書いた本・・「これからの酪農経営と草地管理」(農文協)