支援総額
目標金額 470,000円
- 支援者
- 35人
- 募集終了日
- 2020年8月5日
土と水を保全するプレ活動の開始(2020年7月29日)
土が痛んでくると、川の水もおかしくなってきて、水産業にも影響があることは、これまでお話してきました。
今日は、どのようなメカニズムか、についてお話ししたいと思います。
土が痛む、とはどのような状態か、と言うことですが、土が痛んでくるといろいろなことが起こってきます。その一つが、土の中にある粘土が少しずつ壊れていくことです。
粘土はケイ素とアルミニウムの結晶です。化学肥料や堆肥を撒きすぎると、粘土が少しずつ壊れ、土の水分の中にケイ素とアルミニウムが溶け出してきます。アルミニウムが溶け出すことが問題を引き起こします。
溶けだしたアルミニウムは、植物の根を伸びずらくします。根が伸びなければ、作物は十分に育たなくなります。育ちにくいので、さらに化学肥料をたくさん与える必要に迫られます。こうして、土が劣化していくと、化学肥料をたくさん必要として、生産コストが上昇してしまします。
さらに、溶けだしたアルミニウムは、川に流れて行きます。川のアルミニウムが増えていくと、サケの稚魚が弱ったり、川の水中に生息しているバイカモや、沿岸のアマモを弱らせてしまいます。バイカモやアマモは、様々な生き物の住処になっています。バイカモやアマモが弱ることは、生き物が減り、結果として漁獲量も減ってしまいます。
土の中の粘土を大事にする、と言うことは、作物が育ちやすく、川や海の生き物を守ることにつながるのです。
リターン
10,000円
土と水を保全する研究成果2020
このプロジェクトで明らかになった研究成果・データを,支援者の皆様にご提供いたします。データの活用は特に制限を設けないこととします。メール添付をご希望の場合は、メールをご選択ください。郵送をご希望の方は、郵送をご選択ください。郵送でお送りします。
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
ニシベツ伝記(小説)
今までの研究成果を小説化してみました。
架空の根釧原野に存在する、付属短期大学を持つニシベツ実業高校を舞台として、地域の課題を生徒たちが解決していく、と言ったストーリーです。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 99
- 発送完了予定月
- 2020年10月