誰もが安心して入れるお店を増やしたい!バリアフリーな街づくり

誰もが安心して入れるお店を増やしたい!バリアフリーな街づくり

支援総額

1,056,000

目標金額 620,000円

支援者
96人
募集終了日
2020年2月29日

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プロジェクト本文

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第一目標達成のお礼とネクストゴールについて
 

このたびはみなさまの温かい応援により、第一目標の62万円を達成することができました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 
第一目標を達成できたということで、今後より多くの店舗へのスロープと筆談ボードの設置をめざして、次のゴールとして、100万円を目指したいと考えています。

 

特に「この取り組みを瑞江だけではなく様々な地域に広げてほしい」という声を多くの方からいただいたため、瑞江駅周辺だけではなく、隣駅や区内の別エリア(小岩など)の小規模店舗にも働きかけていければと思います。

 

また、応援してくださった方々からの要望を受け、小さなレインボーフラッグをいっしょに配るなど、いろいろな形でのインクルーシブなまちづくりをめざしていけたらと思います。

 

このクラウドファンディングを通じ、地域で新しいつながりが少しずつできており、本当に嬉しく思います。引き続き、2月29日のクラウドファンディング終了までどうかご支援を宜しくお願い申し上げます。
 


2020年2月6日追記
自立生活センターSTEPえどがわ一同

 

 

“本当に入りたいお店に入れる” 瑞江駅近辺を、バリアフリーな街に。

設立16年を迎えたSTEPえどがわが新たな挑戦をします!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人自立生活センターSTEPえどがわです。私たちは東京都江戸川区を拠点に、どんなに重度の障害があっても地域の中で自分らしく暮らせるよう、障害当事者が中心となって障害者の自立生活を応援しています。


例えば、日常生活に関する相談や情報提供、介助が必要な仲間へのヘルパー派遣、自立生活を目指している仲間に向けたプログラム、地域の方たちとのイベントなど、幅広く活動しています。

 

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STEPえどがわの仲間たち in マザー牧場

 

皆さんは、お店に行く時どんな基準で選んでいますか?「おいしそう」「雰囲気がいい」、いろいろな基準で「選択」していると思います。でも、さまざまなバリアがあるために、「本当に入りたいお店に入れない」人たちもいます。

 

STEPえどがわでは、このプロジェクトを通じて地域のみなさんと共にひとつひとつのバリアを取り除き、誰もが暮らしやすい「瑞江」のまちを実現していきたいと考えています。

 

そのため、まずは10店舗をターゲットに、簡易なバリアフリー化(スロープの設置・筆談ボードの設置等)を実施し、「目に見える変化」を起こしたい。

 

今回のクラウドファンディングでは、瑞江駅近辺のお店にスロープの設置、筆談ボードの設置に必要な費用を募集します。まずは瑞江駅近辺から「バリア」を無くすために、皆様の心温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

障害者の自立のためには、「地域の人たちの理解と協力」が必要。

瑞江駅周辺のみなさまにご理解とご協力を得るために、ダンサナクセイバーを企画しました。

 

私たちSTEPえどがわは今から16年前、理事長の今村とその仲間たちで設立しました。(設立に至るまでの経緯はこちらをご覧ください)

 

それから16年の間で、「介助が必要な重度の障害者であっても自らの意志によって、自らの人生を選択し、決定し、地域の中で社会の一員として主体的に生きていくこと」を障害者の自立ととらえ、そのサポートを私たち障害当事者自身が中心となっておこなってきました。

 

画像に含まれている可能性があるもの:9人、、スマイル
ピア・カウンセリング(ピアカン)集中講座の時の様子
ピア・カウンセリングの詳細については画像をクリック!

 

日々多くの障害者自立の相談を受ける中で私たちが感じていることは、「障害者はなかなか外出の機会がない」ということです。なぜなら、彼らが家から一歩外に出た時、そこにはバリアがとても多いからです。

 

「街を歩いていて気になるお店があっても入り口に段差があって入れない」
「本当に入りたいお店ではなく、自分が入れるお店でしか選べない」
「筆談で対応してもらえるか不安で入るのをためらってしまう・・・」

 

等、これらは実際に障害を持つ人々から寄せられている声です。これは、障害者に限らず、ベビーカーが必要な家族、高齢者、外国人など、バリアを感じるすべての人に当てはまります。

 

バスや電車など公共交通機関のバリアフリー化が進んでいる一方で、一度建てたらなかなか改修するのが難しい小規模店舗のバリアフリー化はほとんど進んでいません。

 

そこで、今までご説明してきた障害者への自立支援活動を行うと同時に、「(障害に限らず)地域のみなさんに地域の中で取り残されている人、その原因となっている地域の中の多様なバリアに気づいてもらいたい。」そんな想いから、バリアフリー戦隊ダンサナクセイバーを企画しました。

 

バリアフリー戦隊 ダンサナクセイバーとは

インクルーシブな社会を目指す地域のヒーローです。江戸川区瑞江の街を中心に長年、細々と活動しています。地域のお祭りなどでショーをしたり、パレードに参加したり、ネットに動画を配信したり、様々な活動をしています。

 

「ダンサナクセイバー」の画像検索結果
ダンサナクセイバームジ(左)・お茶の瑞江博士(中央)・ダンサナクセイバーピンク(右)

 

 

平成29年に東京都主催の“「心のバリアフリー」動画コンテスト”が行われたのですが、そのコンテストでなんとダンサナクセイバーの動画が「奨励賞」を受賞しました!

 


この時の撮影協力してもらったお店が“Farm+”さんです。STEPえどがわ理事長の今村が「お店の入口にスロープをつけてくれないか?」とお願いしたところ、お店のオープン前に立派なスロープをつけて下さいました。

 

お店の方が「車椅子利用者だけではなく、ベビーカーを押すお母さん達にもスロープは好評です!」「他にもどのような支援が必要か色々と教えてくださいね」とおっしゃっていたのがとても心に残っています。自分達の住む街が“誰もが住みやすい街“に変わって行く実感がありました。

 

快くご協力いただいたこと以上に、私たち障害者のことを理解してくださり、歩み寄っていただけたことが、すごく嬉しかったです。

 

 

徐々に瑞江駅周辺のみなさまのご理解とご協力をいただけつつあります。

あとは資金があれば....瑞江駅近辺にスロープ、筆談ボードを設置します!

 

介助が必要な重度の障害者であっても自らの意志によって、自らの人生を選択し、決定し、地域の中で社会の一員として主体的に生きていくためには、やはり地域のみなさまのご協力は必要不可欠です。

 

ダンサナクセイバーが様々なお祭、パレードに参加してアピールをしてきたことによって、嬉しいことに、少しずつ瑞江駅周辺のみなさまのご理解をいただける様になりました。

 

 

 

瑞江駅近辺のお店は「誰もが入れる」という状況を作るため、今後、現状バリアがある瑞江駅周辺の10店舗にスロープの設置・筆談ボードの設置等を行いたいと思います。

 

お店に置かせて頂くスロープと筆談ボード

 

✔︎ スロープ

実際に置かせて頂くスロープは改修工事が不要な簡易スロープです。簡易と言っても耐荷重は200~300㎏と、電動車いすが乗っても大丈夫です。コンパクトで持ち運びできる重さなので、道路の幅やスペース的に常設が難しい店舗様でも必要な時に設置して頂けます。

 

実際に建物の形状と道路状況を見ながら店舗様と相談し、適したタイプのスロープを用意します

 

✔︎ 筆談ボード

筆談ボードはA5サイズ程度で薄型なので、設置場所を選びません。

また、付属のタッチペンで書いた文字はボタン一つで消すことができ、何度でも書き直せます。

外を歩いている時、パッと見える場所に「筆談ボードあります」と書いてあるステッカーを見つけると、安心してお店に入ることができます。(聴覚障害のある当事者スタッフ談)

 

設置予定のおしゃれな水色の筆談ボード。Hello! :-)と書いてあります。

 

✔︎ お店に掲示されるステッカー(※イメージ図)

「スロープあります」「筆談具あります」「STEPえどがわバリアフリー推奨店」とともに。
STEPのロゴは、〇の部分をレインボーカラーに新しく変えました!多様性を大切にする団体をめざして・・・

 

 

しかし、簡易スロープは高いもので約8万円程度となるため、以下でご紹介する街の小さなお店が「全額」自己負担することは難しい状況です。また、江戸川区にはバリアフリー改修のための店舗向け助成制度はまだありません。このため、まずは賛同してくださるみなさまのご協力を得て、10店舗のバリアフリー化を実現したいと考えています。

 

瑞江駅周辺のバリアを無くしていくため、心温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

ご支援金の使い道

スロープ・筆談ボード購入費    384,000円   
ステッカー製作費          6,000円
ダンサナクシ隊バッチ製作費     10,000円
READYFOR 手数料          220,000円

計              620,000円

 

ご協力いただける店舗様(一例)

 

パン屋さん:「Boulangerie LISZT」さま

瑞江駅北口近く、路地裏にある小さなパン屋さん。ご自慢の食パン、季節のパンを求めて瑞江住民たちが通うお店です。私たちもいつも買いたいなと思いつつ、お店の前の階段がバリアになって入店することができませんでした。店主さんにこのプロジェクトのお話をすると、「ぜひやりたいです」と快諾してくれました。店内でおいしそうな焼きたてパンを選べるようになる日が楽しみです。

 

お店の前で、左から理事長の今村、店主さん、スタッフの工藤・曽田

 

カレー屋さん:「ちゃとりかとり」さま

本格的なインド・ネパールカレーが食べられるお店です。店名はお店を経営しているチャトリさん&カトリさん夫妻の名前から取ったのだとか!お店の前には数十cmの段差があり、これまではチャトリさんが木の板をわたし、私たちの車いすを押してお店に入れてくれていました。このプロジェクトで大きな電動車いすでも安心して対応できるスロープの購入と、筆談ボードをそろえてくれます。筆談ボードは、多様なお客さんが集う「ちゃとりかとり」で、日本語でのコミュニケーションが難しい場合にも役立ちそうです!

 

お店の前で、左から事務局長の土屋、理事長の今村、スタッフの曽田&工藤。後ろは介助者とチャトリさん。

 

薬局:「みずえ薬局」さま

聴覚障害のあるスタッフに、「どのお店に筆談ボードがあったらよいかな?」と聞いたとき、最初に返ってきた答えは「薬局に欲しい」でした。薬の説明など、聴こえる人と同じだけの情報を得るためにも筆談ボードが欲しいとのこと。「みずえ薬局」さん、プロジェクトの趣旨に賛同してくださり、スロープの設置とともに、筆談ボードも快諾してくれました。

 

薬局の前で、理事長の今村、薬局のスタッフさん、スタッフの曽田&工藤

 

中華料理店:「木蓮」さま

充実したメニューで何度行っても飽きることのない中華料理屋さん!中国出身の女将さんの笑顔が見たくて通う常連さんもいるほど、アットホームな雰囲気です。お店の前に少し段差があり入りづらいこと、コミュニケーションがもっととりやすくなるように、段差解消スロープの常設と筆談ボードの設置に快諾してくださいました!

 

お店の前で、スタッフの田中、曽田、木蓮のおかあさん

 

美容室:「Cantik」さま

瑞江駅南口にある、アジアンテイストのおしゃれな美容室Cantikさん。オーナーさんにお話をすると、「バリアフリーにしたかったけれど、大規模改修が必要になると思っていました」「障害のあるお客さんをどのように介助すればよいか不安になっていました」とのこと。話し合いを重ねる中で、介助は基本的には介助者ができること、簡易スロープがあればシャワー台に向かうまでの店内の段差も解消できることなどに理解を示してくださり、このプロジェクトに賛同してくれました。ヘアカットにいくのが楽しみです!

 

美容室の前で、スタッフの工藤、オーナーさんふたり、曽田、理事長の今村

 

 

 

バリアフリーな国、日本へ

 

今回は対象エリアを私たちが暮らす「瑞江駅」周辺としましたが、今後は今回の取り組みをモデルとして、隣駅、隣町・・・というようにエリアや関わる人の輪を広げていき、行く行くは全国どこへ行ってもバリアフリーな国、日本にしたいと考えています。

 

また、障害を持つ人だけでなく、妊婦さんや子育て中の方、怪我や病気をされている方、高齢者、外国から来た方などなど、見えない生きづらさを抱える全ての人が少しでも安心して暮らせるように、みんながお互いを尊重し合い、協力し合える社会を作れるよう、活動範囲を広げて生きたと思います。

 

みなさまの心温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

私たち自立生活センターSTEPえどがわは、「介助が必要な重度の障害者であっても自らの意志によって、自らの人生を選択し、決定し、地域の中で社会の一員として主体的に生きていくこと」を障害者の自立ととらえ、そのサポートを私たち障害当事者自身が中心となって行っています。 社会を変えるためには、障害のあるなしにかかわらず、多くの人たちが私たちの活動に共感し、いっしょに行動してくれることが必要です。STEPえどがわとつながって、誰もが生きやすい社会を私たちと一緒につくっていきましょう!

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リターン

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5
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発送完了予定月
2020年4月

3,000


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