眼鏡の伝統技術を後世に!職人育成と技術継承で日本文化を守る
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 10人
- 募集終了日
- 2019年6月28日
【能登半島応援PGM適用プロジェクト】輪島塗存続を手伝って下さい
#地域文化
- 現在
- 2,402,000円
- 支援者
- 98人
- 残り
- 18日
能登半島地震で全焼|オープンしたばかりの販売ギャラリーを再建したい
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- 現在
- 8,910,000円
- 支援者
- 293人
- 残り
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藩主の末裔が営む御屋敷「御花」|文化財の未来を照らす挑戦を皆様と
#地域文化
- 現在
- 4,316,000円
- 支援者
- 125人
- 残り
- 53日
令和6年能登半島地震|輪島塗職人の店 桂月堂を復活させたい!
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- 現在
- 3,281,000円
- 支援者
- 147人
- 残り
- 65日
令和6年能登半島地震|地域産業 伝統工芸『輪島塗』を復活させたい。
#地域文化
- 現在
- 865,000円
- 支援者
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【最終期】#ここから始まる新たな一手|新 将棋会館建設プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 78,987,000円
- 支援者
- 1,217人
- 残り
- 65日
狂言の至宝を後世へ|茂山千五郎家の最重要資料をデジタルアーカイブに
#地域文化
- 現在
- 11,585,000円
- 支援者
- 292人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
絶滅寸前!一人の職人が一本の眼鏡を作る。
江戸時代から続く伝統技術を広く伝えたい。
はじめまして、眼鏡職人の仲西正義です。福岡市で90年以上続く仲西眼鏡店の代表をしています。私は眼鏡屋の息子として幼少の頃から眼鏡に触れ、職人の祖父から技術を学び、今では数々の有名人や著名人の眼鏡を手掛けさせてもらっています。
多くの国産眼鏡フレームは、福井県で作られているというのは有名ですが、そのほとんどの工程を別々の会社が受け持つ分業で、1本の眼鏡ができあがっているということはあまり知られていません。
私は眼鏡の手作り技術を学び、一人で一本の眼鏡を作っています。ですが眼鏡の手作り技術を学び続ける中で今、大きな問題にぶつかっています。
それは"一人で一本の眼鏡を作ることができる職人"が日本からいなくなり、絶滅寸前ということです。
皆さんは、江戸時代から続く伝統技術で外注に頼る事なく一人で眼鏡が作れる職人が、日本に何人いるのかをご存知でしょうか?
私を含め、たったの3名です。うち1名は完全引退、もう1名は間も無く引退。280もの工程を経て眼鏡を作ることができる職人は、実質私一人となり、技術を伝えることができる最後の職人になってしまいました。
伝統工芸に興味がある方にぜひその伝統技術を引き継いでもらいたい!
時間はかかっても、日本文化を一緒に守り、眼鏡業界を支え、一緒に作っていきたい!
そんな想いで一般社団法人日本独立眼鏡職人協会を立ち上げました。そして眼鏡作りの伝統技術を継承するため「職人教育プログラム」を開始していきます。
「あとは任せた、よろしく頼む!」
師匠から受け継いだ伝統技術で全国の眼鏡店を元気に。
10年ほど前、私がメガネの手作りを教わっていた師匠本人から「引退する」という話を聞きました。理由はメガネの低価格化による圧倒的な注文数の減少と、体力的なものでした。
技術を知っているのは師匠と師匠の昔からの兄弟弟子だけ。海外で安価に作られた物が注目される中、日本の大切な技術がなくなるのは惜しい。「私が力になりたい!」その思いを師匠に伝えました。
すると師匠は、「本気で眼鏡作りをするなら、今まで自分で作って使ってきた道具や工具、生地も機械も金型も全部引き継いで持っていってほしい。」「あとは任せた、よろしく頼む!」と言ってくださいました。
師匠は14歳から78歳まで手作りで眼鏡を作ってきました。手作り一本で貫いてきた思いは、並大抵の努力ではなかっただろうと思います。
そんな厳しい環境を乗り越えて手にした価値ある伝統技術を引き継がせるってどんな思いなんだろう?「眼鏡の製造技術とノウハウを引き継ぐ」という言葉では簡単に聞こえるけれど、私の心には何かわらない重圧だけが残っていました。
その後、私は受け継いだ伝統技術を駆使し、お店で作りたい本数だけ作れるようになっていました。その頃、全国の眼鏡専門店やセレクトショップが競合他社の低価格商品と差別化ができず、何をしたら良いか悩んでいるという話を耳にするようになりました。
その時、ふと師匠から引き継いだ時の頃を思い出しました。
「あとは任せた、よろしく頼む!」
自分のことだけを考えると、企業秘密として伝統技術を守り、責任を持って作り続ければ良い。でも日本規模で考えると、私一人が伝統技術をもっていたとしても、その価値を伝えるのは私一人だけでは無理がある。
師匠の「あとは任せた、よろしく頼む!」は、私に日本の技術を残し伝えてほしいという意味だったのではないか?
そう思い伝統技術を伝え、後世に残すためのプロジェクトを立ち上げました。
学びたい人とともに伝統技術を守り伝える。
職人教育プログラムをスタート。
今回のプロジェクトでは日本独立眼鏡職人協会として、これから眼鏡職人になる人やものづくりに関心のある人が、伝統技術を学ぶことができるオンラインの職人教育プログラムを立ち上げます。本格的開始は10月を予定しています。
江戸時代から伝わる眼鏡作りの伝統技術は280工程あり、そのほとんどが手作業です。そのため、習得まで1万時間かかるとも言われています。1日6時間、週休二日で学んでも6年と3ヶ月かかる計算です。
職人教育プログラムは大きく分けて4コースあります。受講者の作りたい本数に合わせてコースが選択でき、コース毎に教材が分かれています。テキストや画像、時には動画を用いて、眼鏡作りの動きやコツを伝えていきます。
<職人教育プログラムのコース>
①1ヶ月で1〜5本作るコース
②1ヶ月で15本前後作れるコース
③1ヶ月で30〜40本作れるコース
④1ヶ月で100本作れるコース
日本独立眼鏡職人協会認定の職人として活動していくために、協会でも道具調達、機材購入のバックアップをしながら技術継承をしていきますので、無期限の参加が必須となっています。また、技術向上のためにステップ形式で上のコースを目指していただき、最終的に協会認定の独立眼鏡職人へと導いていきます。
皆様からのご支援の使い道について。
生産ロットを気にせずに眼鏡作りができる環境を。
皆様からご支援いただいた資金をもとに、これから職人としてスタートする人たちが必要な道具や工具の購入と、教育プログラムを管理していくためのWEBサイト製作を行います。
これから眼鏡作りを始める人のためにそろえる必要があるものは、作業台、ヤスリ、糸のこ、ちょうつがい、ネジ、びょう、鼻パットなどです。どれも小さいものばかりですが、職人にとって大きな弊害があります。それは生産ロットです。
眼鏡に必要な鼻パットは100ペアとまだ良いのですが、ちょうつがいは3mm、3.5mm、4mm、4.5mmと、0.5mm違いでサイズがあり、その上各サイズ毎に1000ペアや2000ペアのロットをクリアしなければそろえることができないのです。ちょうつがいを固定する"びょう"に至っては、なんと1ロット5000本。
受講者の負担と弊害をなくすため、これらの道具や工具を協会が一括購入し小分けにして、パーツを提供したいと思っています。
ホームページでは、どこまで作れる職人か評価基準を設けて技術レベル分けをし、
地域のお客様からの問い合わせに応じた職人へつなぎ、対応するという流れを作り、協会と受講者一丸となって対応していきます。
全国から技術を覚えようと集まった方に、少しでも弊害をなくし、必要な分だけのパーツ提供と、覚えやすい環境を整え再び、日本のものづくりを守り支えたいのです。
ものづくりの国・日本を支える。
こだわりの眼鏡が作れる職人を全国に増やしていきたい。
私たちがよく見るメガネ販売店では通常1年〜2年の間で廃盤になり、そのモデルは生産から外されます。俗に言う、廃盤というものです。
折れてしまったり、割れてしまったりと思わぬアクシデントでパーツを取り寄せないといけないケースが多々あるのですが、モデルの廃盤から年月が経つと、パーツすら取り寄せが困難になり、修理ができなくなることがあります。
このプロジェクトを通して少しでも多くの職人が育てば、折れてしまってもパーツだけを作ることができます。また眼鏡が作れる職人は、修理して直すこともできます。
ファッション優先で低価格化が進んでいますが『良い物を長く使う』という日本の良い文化・カルチャーを大切にすることにもつながります。
伝統工芸、職人の技術、ものづくりと文化。このプロジェクトで再び日本の心を伝承していきたいのです。皆様のご支援・応援をよろしくお願いいたします。
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プロフィール
はじめまして、眼鏡職人の仲西正義です。 私は眼鏡屋の息子として幼少の頃から眼鏡に触れ、職人の祖父から技術を学び、今では数々の有名人や著名人の眼鏡を手掛けさせてもらう、90年以上続く眼鏡店の代表をしています。 江戸時代から続く伝統技術を知る者は数少なく、技術を知る職人が次々と引退。伝える事が出来る職人は私を除いて居なくなろうとしています。 そこで、興味がある方に是非その伝統技術を引き継いでもらいたい! 時間は掛かっても日本文化を一緒に守り、作っていきたい! そう思い協会を立ち上げ活動しています。
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リターン
5,000円
気軽に応援!
●お礼のお手紙
●マイクロファイバークロス
お礼のメールと共に、マイクロファイバークロスを送ります。
眼鏡のレンズ拭き、スマホのクリーニング、パソコン画面の指紋取りなど、汚れもクリアーに見通しも明るくなって頂けます!
※オリジナルで制作したマイクロファイバークロスです。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2019年10月
10,000円
絶滅寸前の眼鏡の伝統技術継承を応援!オリジナル靴べら
●お礼のお手紙
●協会ホームページにサポーターのお名前(個人名で希望者のみ)を記載。
●サポーターのお名前を記載した協会からのサポーター証明書をE-メールでお送りします。
●オリジナル靴べら
職人が1つ1つヤスリで削り、カーブを付けて磨き上げた眼鏡の素材で作った手作りの靴べらです。
※口数はご自由に調整いただけます。
※6/14 オリジナル靴べら追加
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
20,000円
絶滅寸前の眼鏡の伝統技術継承を応援!度付きレンズ入れ替え権利
■お礼のお手紙
■度付きレンズ入れ替え権利
薄型非球面レンズで最近注目のエネルギーの強いUV420までカット出来るレンズを使用。
眼鏡を直接お送り頂き、同じ度数で制作するか、処方箋を同封して頂き、新しい度数で制作するかお選び頂けます。
※6/14 リターン追加
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 100
- 発送完了予定月
- 2019年10月
30,000円
【企業様向け】絶滅寸前の眼鏡の伝統技術継承を応援!
●お礼のお手紙
●協会ホームページにサポート企業として会社名(HPをお持ちであればリンク付きでロゴも可能)を記載。
●サポート企業のお名前を記載した協会からのサポーター証明書をE-メールでお送りします。
※口数はご自由に調整いただけます。
※経費が殆どかからないリターンのため、支援金はプロジェクトのために大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
50,000円
【眼鏡を作ってみたい方へ!】眼鏡作りワークショップ参加券
●お礼のお手紙
●協会ホームページにサポータのお名前(個人名で希望者のみ)を記載。
●サポーターのお名前を記載した協会からのサポーター証明書をE-メールでお送りします。
●東京、福井、福岡の3ヶ所において眼鏡をご自身で作って頂けるワークショップ参加券を発行します。(交通費は実費負担となります)
都合が良い日時を会場側と調整し、眼鏡の手作りを体験いただき、60日後に協会職人が仕上げて眼鏡フレームを発送致します。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
100,000円
【Readyfor特別コース】協会認定店での手作り制作費20%OFF
●お礼のお手紙
●協会ホームページに個人名、もしくは会社名(ロゴも可能)を記載。
●サポート企業のお名前を記載した協会からの証明書をE-メールでお送りします。
●サポート企業の社員である証明となる物のご呈示で(事前にお問い合わせが必要)協会認定店での手作り制作費、手作りワークショップ参加費、修理などで掛かる費用の20%を割引きいたします。
自分にあった、こだわりの眼鏡を作りたい!
愛用しているサングラスを修理したい!
ワークショップに参加して自分で作ってみたい!
そんな夢をお得に叶えるサービスです。
人数制限や有効期限はありませんので、
会社の福利厚生としてご活用頂けると幸いです!
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
300,000円
【あなたも職人!】眼鏡作り職人セットをお送りします
●お礼のお手紙
●協会ホームページにPre-Craftsmanとしてお名前(個人名で希望者のみ)を記載。
●眼鏡制作のノウハウが詰まった簡易テキストとヤスリと糸鋸、作業台、眼鏡の生地、蝶番、ネジなどをセットにした職人セットを送ります。
このセットでは、自分でデザインをして、デザインを生地に落とし、ご自身で眼鏡を作る事が出来ます。(穴あけや溝掘り、磨き等サポートが必要ですが、協会で対応いたします)
趣味で1〜2ヶ月に1本程度作れるノウハウです。
制作に必要な生地はいつでも協会から会員価格で購入可能。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2019年10月
500,000円
【Readyfor限定スペシャル会員】職人教育プログラム Beginnerコース
●お礼のお手紙
●協会ホームページにBeginner-Craftsmanとしてお名前(個人名)を記載。
●通常であれば入会金10万円とライセンス料として月2万円が掛かるBiginnerコースですが、一括購入Readyfor限定会員として特別枠を3つご用意しました。
(最低でも30ヶ月を必要とする技術コースですが一括購入の為、生涯会員となれるお得なコースです)
今後使う眼鏡は自分で作りたい!
眼鏡のデザイナーとして活躍してみたい!
そんな夢を叶える事も出来るコースとなっています。
●眼鏡制作のノウハウが詰まったBiginnerテキストとヤスリと糸鋸、作業台、眼鏡の生地、蝶番、ネジなどをセットにした職人セットを送ります。
このセットでは、自分でデザインをして、デザインを生地に落とし、糸鋸とヤスリを使ってご自身で眼鏡を作る事が出来ます。(一部サポートが必要ですが、協会で対応いたします)
趣味で月に1〜2本程度作れるノウハウです。
制作に必要な生地や工具、パーツはいつでも協会から会員価格で購入可能。
又、協会からの制作サポートも特別にお付けいたします!
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2019年10月
1,000,000円
【Readyfor限定スペシャル会員】職人教育プログラム Craftsmanコース
●お礼のお手紙
●協会ホームページにCraftsmanとしてお名前(個人名)を記載。
●通常であれば入会金18万円とライセンス料として月3万円が掛かるCraftsmanコースですが、一括購入Readyfor限定会員として特別枠を3つご用意しました。
(最低でも48ヶ月【4年】を必要とする技術コースですが一括購入の為、生涯会員となれるお得なコースです)
●眼鏡制作のノウハウが詰まったCraftsmanテキストとヤスリと糸鋸、作業台、眼鏡の生地、蝶番、ネジなどをセットにした職人セットを送ります。
月に15本程度作れるノウハウです。
制作に必要な生地や工具、パーツはいつでも協会から会員価格で購入可能。
又、協会からのサポートもお付けいたします!
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2019年10月
プロフィール
はじめまして、眼鏡職人の仲西正義です。 私は眼鏡屋の息子として幼少の頃から眼鏡に触れ、職人の祖父から技術を学び、今では数々の有名人や著名人の眼鏡を手掛けさせてもらう、90年以上続く眼鏡店の代表をしています。 江戸時代から続く伝統技術を知る者は数少なく、技術を知る職人が次々と引退。伝える事が出来る職人は私を除いて居なくなろうとしています。 そこで、興味がある方に是非その伝統技術を引き継いでもらいたい! 時間は掛かっても日本文化を一緒に守り、作っていきたい! そう思い協会を立ち上げ活動しています。