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シリア難民を支援する環を広げたい!難民の声を映像で発信

佐藤 友紀

佐藤 友紀

シリア難民を支援する環を広げたい!難民の声を映像で発信
支援総額
1,040,000

目標 800,000円

支援者
64人
残り
終了しました
プロジェクトは成立しました!
9お気に入り登録9人がお気に入りしています

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2014年08月24日 12:27

ヨルダンでの活動

今回から数回に分けて、ヨルダンでの活動の様子をお届けしたいと思います。さまざまなシリア人の声を、是非知っていただきたいと思います。

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みなさん、こんにちは。

本プロジェクトで、インターネットを活用してヨルダンと日本をつなぎ、プロジェクトのメンバーが、ヨルダンでシリア難民の支援活動をしている人たちと協働で映像制作ができるように支援しているMakoです。
8月16日から24日までヨルダンに行き、プロジェクトに新たに参加するNGO・NPOを訪問し取材活動をしてきました。そのうちの一部をこちらのほうで紹介したいと思います。
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20日(水曜日)に、Birhgten Futureというシリア難民支援団体を訪問し、ヨルダン人のラガッドとシリア人(ホムス出身)のバナーからここでの活動のお話を聞く事が出来ました。
Bright Futureは、シリア人とヨルダン人が協働して運営しているNGOです。ここで行われる活動の企画、運営,振り返りはすべて、ヨルダン人とシリア人のスタッフが一緒になって行います。また、ここで提供される子どもむけの様々なアクティビティも、ヨルダンとシリアの子どもたちが一緒に取り組むようになっています。
実は、この「ヨルダン人とシリア人が一緒に」という活動が、シリア難民が抱える問題解決においてとっても大切なのです。
私達日本人からみれば、ヨルダン人もシリア人も同じアラブ人だし、食べ物も習慣も宗教も共通点が多いし、同じ文化圏ということで、シリア難民もヨルダンで生活するというのは、(他の文化圏と比べると)特に文化面からいうと問題がないように思えます。ところが、実際はそうではありません。ヨルダンもシリアももともととても保守的な国なので、ちょっとした言語の違いや習慣の違い、価値観の違いが、異文化衝突となっています。
実際に、シリア人が「ヨルダン人はシリア人と性格が全然違う」「私達は、ヨルダン人から嫌われている」「ヨルダン人は冷たい」「シリア方言で話すと馬鹿にされるのでヨルダンの方言で話すようにしている」といった話を聞いたことがあるし、逆に「シリア人のせいでヨルダンの物価は上がり、生活が大変になった」「シリア人の子どもが学校にくると、ヨルダン人の子どもの勉強の邪魔になる」といった話も聞きます。
もちろん、ヨルダン人もシリア人もとてもやさしく、気さくで、寛容なので、私が出会ってきた人たちのほぼ全ての人たちは、「同じアラブなので助け合ってこの問題に取り組みたい」と言っている人たちばかりです。でも、ずっと村落で住んできて、十分な教育をうけず、難民となったシリア人は、大都会のアンマンに来て、生活習慣や価値観の違うヨルダン人と関わり、多くの文化的ショックを受けていることは事実としてあります。
そこで、このBright futureでは、団体の名前が表すようにシリアとヨルダンのよりより関係を構築し、未来につなげる活動をしたいというミッションを持って、「ヨルダン人とシリア人が共に学び、協働する活動」を提供しているのです。
バナーの話がとても印象的だったので少し紹介したいと思います。バナーはホムス出身。彼女は、シリアにいた頃は、学校の教員をしていた。庭のある家も自分用の車もあり、安定した幸せな生活を送っていました。そこにシリア危機がおこりました。ホムスとハマは、シリア危機の最初の頃から激しい戦闘地となり、彼女は生まれ育ったホムスを離れ、ヨルダンにきました。
ヨルダンでの難民としての生活。ここでの生活は、ホムスでの生活とは全然違うものでした。家も無い、車もない、家族もいない、友だちもいない、職もない。冗談が好きなホムスでは、毎日のように笑いでいっぱいの時間を過ごしていたけれど、あの時の時間はない。でも、神のご加護により安全にヨルダンで生きることができるのだから、ここでしっかり生きていこうと彼女は決めました。
最初の頃はとても大変でした。ひとつは言葉です。ヨルダンにもシリア人もそれぞれ方言があります。シリア方言を話すことは、もちろん問題はありませんが、ヨルダンの社会の中でシリア方言のアラビア語を話すというのは違和感がありました。周りにいる小さなシリア人の子どもたちは、ヨルダン方言のアラビア語を話すようになっていきます。ホムスにいたころは、自分の方言が他の人と違うということを意識したこともなかったけれど、自分だけがシリア方言を話していると、なんとなく疎外感のようなものを感じるのです。
また、ちょっとした習慣の違いや考え方の違いが少しずつ重なって、相手を誤解したり、また誤解されたりすることがありました。
そんな違和感と孤立の中で彼女は知り合いの紹介でBright Futureでボランティアとして働くことになりました。そしてここでの活動を通して、自分がヨルダン人に対してステレオタイプ的な見方をしていたことや自分自身が変わろうとしていなかったことに気づきました。
とても印象的だったバナーの話は、
「シリア難民の多くは、かつての私のように、ヨルダンの文化に馴染まなければならないと思い、ヨルダン方言の言葉を話し、ヨルダンの習慣や価値観に合わせようとしていました。それは、私達、特に大人にとってはとても難しく大変なことです。そういった経験がないので、結局それができず孤立しているシリア人はたくさんいます。でも、ここでの活動を通して、大切なことは、ヨルダン人とシリア人が共に活動し、共に考え、お互いにとって受け入れあえる共通の価値観や習慣を創り出していくことだと分かりました」
という言葉でした。
この言葉を聞いた時、異文化理解教育や多文化共生の取り組みの大切さを改めて実感しました。
バナーからお話を聞いたあと、ラガッドに施設を案内してもらいました。子どもたちが一緒に遊べる遊具がおいてあるプレイルームをいくつか見せてもらいました。遊具が十分にあるわけではないけれど、限られたリソースをうまく使って子どもたちが一緒に遊び、考え、楽しめるようにしているそうです。たとえば、臨床心理士の経験を持つスタッフをおいて、子どもたちの様子をしっかり観察しながら、支援をしています。無理矢理一緒に遊ばせるのではなく、子どもたちが(精神的に)安心して共に遊べるようにしています。
詳細は、ラガッドとバナーのインタビューを映像にまとめて、支援者の方に配信予定です。

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リターン

3,000

①シリア伝統刺繍を通じた女性支援活動「イブラワハイト」のポストカード
 御礼メッセージを記載し送付いたします。全5種類。柄はお任せ下さい。

支援者
10人
在庫数
制限なし

10,000

上記①に加え

②シリア難民ドキュメンタリーDVD(暫定版)を送付
③映像のエンドロールに名前が入る権利
(※制作時間を考慮し、暫定版DVDについては2015年3月末までの発送を予定しております。)

支援者
43人
在庫数
制限なし

30,000

上記①+②+③に加え

④30,000円を寄付してくれた方の応援映像をDVD(暫定版・最終版)に収録する権利
⑤アレッポ石鹸:シリアで有名な自然派石鹸
⑥トートバッグ:シリア伝統刺繍を通じた女性支援活動「イブラワハイト」の特製トートバック。色、モチーフはお任せ下さい。

支援者
7人
在庫数
制限なし

50,000

上記①+②+③+④+⑤+⑥に加え

⑦上映会及び関係者とのディナー会:シリア難民ドキュメンタリーDVD(暫定版)の上映会と関係者との食事会にご招待いたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし

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