支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 64人
- 募集終了日
- 2014年9月19日
ヨルダンでの活動(第二弾)
みなさん、こんにちは!今回も、マコさんによるヨルダンでの活動(第2弾)です。元々子どもが多いシリアですが、避難先のヨルダンでも子どもの保護、そして教育は課題の一つです。
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次に紹介するのは、マルカズアイターム(孤児のセンター)です。
孤児センターには孤児の子どもただけではなく、様々な理由から学校に行けなくなった子ども、学校で勉強できない子どもなどが100人ほど通っています。たとえば、戦争のトラウマによって言葉を失ってしまった子どもをケアしたり、ヨルダンの学校に馴染めず(教え方や学び方がシリアと違う)授業についていけなくなった子どもの学習支援をしたりしています。
ここのセンターは、まさにシリア。シリア方言のアラビア語にシリアの子どもらしい振る舞い。たとえば、子どもたちが、「ターイー ラ アインディー。アマーネー(私の家に遊びにきてよ、ねぇ、お願いよ)」とかわいい声でいいながら、顎を触るしぐさをします。これは、ジヤーラ(お家へのおよばれ)のお誘いで、仲よくなった人,仲良くなりたい人を家へご招待するというシリアでは日常的な行為です。私がシリアにいた頃は、このジヤーラがとても大事だということを分かっていたので、一日に2、3件、梯子してジヤーラに行くことは多々ありました。
ここで活動しているバディーアとバークリは、本プロジェクトのパートナーです。二人ともシリアでは大学生だったのですが、こちらに来てからは、ボランティアとしてシリアの子どもたちの教育支援をしています。ここでボランティアをすることは、彼らにとって多くのチャレンジです。ひどいトラウマを持った子どもにどう接すればいいのか、間違った働きかけで子どもたちを傷つけたりしないか、言葉を失ったこどもをどうケアすればいいのか、そういうことを自学自習で学びながら日々実践し、うまく行けば仲間たちと共有し、うまくいかなければどうすればいいかを一緒に考えていました。
今回の訪問では、バディーアの授業を見せてもらいました。彼女は、子どもたちと円になって座り、同じ目線で声かけをします。本の読み聞かせの時には、そこに描かれた世界に子ども達みんなが参加できるように、子どもたちの言葉と本の世界をつなぎながら進めていました。主人公が嬉しい時、子どもたちの喜びはどういう時かと問いかけました。主人公が悲しい時、子ども達にどんな悲しみがあるかを問いかけていました。
子どもたちが安心して希望や未来を語り、今の悲しみや苦しみを表現しそれを解消へつなげれるように、丁寧に丁寧に子ども達に語りかけていました。時間はかかるけれど、こうした一人一人を大切にした働きかけがどれだけ大切かを実感することができました。
★写真は、少し時間をもらって日本語レッスンをした時の様子。日本語を通して少しずつ子どもたちとの距離が縮まっていく様子が分かりますね^^
★バディーアとバークリのインタビューは映像にまとめて、支援者の方に配信予定です。
リターン
3,000円
①シリア伝統刺繍を通じた女性支援活動「イブラワハイト」のポストカード
御礼メッセージを記載し送付いたします。全5種類。柄はお任せ下さい。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
上記①に加え
②シリア難民ドキュメンタリーDVD(暫定版)を送付
③映像のエンドロールに名前が入る権利
(※制作時間を考慮し、暫定版DVDについては2015年3月末までの発送を予定しております。)
- 支援者
- 43人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
上記①+②+③に加え
④30,000円を寄付してくれた方の応援映像をDVD(暫定版・最終版)に収録する権利
⑤アレッポ石鹸:シリアで有名な自然派石鹸
⑥トートバッグ:シリア伝統刺繍を通じた女性支援活動「イブラワハイト」の特製トートバック。色、モチーフはお任せ下さい。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
上記①+②+③+④+⑤+⑥に加え
⑦上映会及び関係者とのディナー会:シリア難民ドキュメンタリーDVD(暫定版)の上映会と関係者との食事会にご招待いたします。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし