
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 297人
- 募集終了日
- 2022年6月30日

貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い

#子ども・教育
- 総計
- 90人

食料支援を行うフードバンクを支えたい|マンスリーサポーター募集中!

#子ども・教育
- 総計
- 63人

15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営

#子ども・教育
- 現在
- 10,680,000円
- 支援者
- 328人
- 残り
- 37日

漆JAPAN 輪島塗の職人さんに道具を
#災害
- 現在
- 2,843,000円
- 支援者
- 137人
- 残り
- 9日

おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!

#医療・福祉
- 現在
- 3,811,000円
- 支援者
- 67人
- 残り
- 42日

膵がん早期診断へ向けた、血液を用いる新たな診断法の開発

#医療・福祉
- 現在
- 9,533,000円
- 寄付者
- 200人
- 残り
- 27日

「とりだい病院サポーター」の活動にご支援をお願いします!!

#地域文化
- 現在
- 1,217,000円
- 寄付者
- 105人
- 残り
- 12日
プロジェクト本文
終了報告を読む
NPO法人つなげるのクラウドファンディングにご支援を賜り誠にありがとうございます。5月13日に開始いたしましたこのチャレンジは皆様のあたたかいご支援のおかげで、2日を残して目標金額の500万円を達成することができました。
皆様より寄せられたご支援とあたたかな応援コメントに、あらためて多くの皆様が「多胎育児、どうにかしなあかん」と思っていただけていること、大変心強く思います。
残り2日と少ない期間ではありますが、さらに多胎支援の輪を広げるために、ネクストゴールを600万円で設定しました。ネクストゴールまでのご寄付については、下記の資金に充てさせていただきます。
・ピアサポーター養成(当初50名想定⇒100名想定に)
・ピアサポーター募集に関わる広報活動
・本事業全体の広報活動(大阪府下全自治体へ訪問)
当事者である多胎ママパパからの応援コメントにもありますが、「共に頑張っている仲間と出会える場所・気軽に話せる場所があってよかった」という声があるように、そのような場所の運営・継続が必要です。そのためにも、その場所に居てくれるピアサポーターの仲間をたくさん増やしていきたいです。
終了の6月30日までずっと走っていきます!引き続き、応援・支援よろしくお願いします。
2022.6.28 NPO法人つなげる
はじめに
〜本プロジェクトの実施趣旨・概要〜
多胎育児は、2人分、3人分の授乳や夜泣きでママやパパは眠る時間をとることすら難しく、同じ境遇の仲間を見つけることすら困難。コロナ禍の今はなおさらつながりをつくりづらい状況です。
その結果、ママやパパは孤立し、精神的にも不安定になりやすくなります。ひとりを育てる育児に比べて、多胎育児は虐待死のリスクが約4倍*1というデータも。
このような問題は、まだあまり知られていません。それは多胎児家庭がマイノリティだから。しかし、私たちは課題の多い多胎育児にこそ着目したいと考え、活動をしています。
まず多胎育児をしやすい環境を築いていくことで、その仕組みを展開し、すべての人が育児しやすい環境づくりにつなげていくことができるはずです。
そのような想いから、今回のクラウドファンディングでは、まず約650組の双子や多胎児のママパパが毎年誕生する大阪で、オンラインサポートを実現したいと思っています。オンライン交流ひろばの運営、オンライン多胎プレパパママ教室を通じて、多胎児ママパパのつながりや多胎育児特有の悩みや支援策などを妊娠中からでも知りやすい仕組みをつくっていきます。
大阪から、多胎育児から、「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会」を築いていくために、どうか、あたたかいご支援をよろしくお願いします。
━━━ プロジェクトの背景 ━━━
10年前と変わらない現状に終わりを。
多胎児ママパパをつなげ多胎育児特有の悩みや支援策を知ることができるサポートを
はじめまして、NPO法人つなげる 代表の中原美智子です。一度に2人以上の子どもを妊娠・出産することを多胎妊娠・出産といいます。
私たちつなげるは、『育児を、みんなで育てよう』を合言葉に、双子や三つ子などの「多胎児」の妊婦さんや子育て中のママパパや養育される方々の“孤育て”を防ぎ、「つながりづくり」をサポートしています。
私自身、次男と三男が双子で生まれ、小さな双子を抱え、育児支援も増えているといわれているこの社会で、なぜこんな状況に陥ってしまうんだろうと思っていました。
夕方、泣き止まない双子を抱え、お向かいさんのリビングに電気がつくのを待っていました。「何かあったら言うてね。」その一言があったから、お向かいさんが帰ってくるのを外で待っていました。泣き止まない双子を抱えて、自宅へ戻ると、わたしは何かしてしまうかもしれない。そんな恐怖を抱えながら、双子の子育てをしていました。
青ラインが私の睡眠時間、まとめて寝れるのは3時間が最長でした。
これだけ子育てにかかわるサービスが色々あるのに、なぜわたしには、何一つ心から解放されるものがないんだろう、とも。
近くの子育てひろばに行くのも、双子をひとりで連れていくのは大変。予防接種で訪れた小児科は、入口でベビーカーをおき荷物をかかえ、小さな双子をひとりで抱っこしないと入れなかった。 カウンターの向こうでは看護師さんが待機しているだけだった。感染症でうつしあいをする子ども達の世話を、どうすればその連鎖を断ち切れるのか分からなかった。
あっという間に無くなる紙おむつに、大缶のミルク。 泣き続けるもう一人に「ごめんね」と言いながら、 泣き止まないひとりを抱っこしていると、わたしは心の行き場を失っていました。
わたしも双子を外に連れていけないからよくベランダから空を見せてました。
なぜ「助けて」と声を出しても、具体的な支援策がないのだろうか。
なぜ、「泣かれてつらい」と相談しているのに、「赤ちゃんは泣くものだ」と分かり切ったことしか返ってこないのだろうか。「このままだと虐待してしまいそうだ」と泣きながら相談しているのに「虐待するかもしれないとお母さん自身が気付いているのなら、大丈夫ですよ」といわれた日。だったら何もいわず事件をおこせば助けてくれるのだろうかと思い詰めたこともありました。
ある日、子育て支援センターの方から 「駆けつけることはできないかもしれないけれど、20時までならわたし達はいるので、いつでも電話してきてくれたらいいですよ」と電話番号を渡された。
泣き止まない双子から逃げたくて、トイレに籠っても追いかけてくる声の恐怖。いつもは小さくなって泣いていたけれど、この日は渡された電話番号にかけてみた。そこには、ただ話を聴いてくれる大人がいた。 それだけで、わたしは十分冷静さを保つことができた。ここにきて、抱っこをかわってくれたわけでも 寝かしつけをしてくれたわけでもないけれど わたしは、この子達を投げたり、叩いたり、怒鳴ったりせずに済んだ。
あの時、話を聞いてもらえただけで少しだけ救われた気がしました。
「公園へ連れ出すのを手伝ってほしい」
「予防接種に行くために、一緒に病院へついてきてほしい」
「ひとりが熱を出したから、もう一人をみててほしい」
「集団検診の待ち時間が長いから、一緒に抱っこしててほしい」
「電車に乗りたいけれど、初めてで不安だからついてきてほしい」
「子育てひろばへ行ってみたいから、ついてきてほしい」
「夕方はずっと泣かれて辛くなる。わたしひとりは辛いから一緒にいててほしい」
「泣き声を気にせず、ゆっくり寝させてほしい」
一緒についてきてほしかったし、一緒にオロオロしてほしかった。 あれこれと、上からなにか指示をされるのではなく、一緒にいててほしかった。 ただ、それだけだった。
これらは、10年以上前に、双子を育てていた時のわたしのエピソードです。
2018年に、NPO法人つなげるを立ち上げ、多くの多胎児ママパパから声をいただきますが、その悲痛な声は、10年前と何も変わらないことに愕然とします。わたしが感じていた過酷な状況は、未だ変わっていません。この負のバトンをわたしたちは断ち切りたいです。
そして今、先の見えないコロナ禍で、より「つながり」が得られにくい状況が続いています。多胎妊産婦が社会から孤立することなく、自分らしく子育てができる支援のきっかけを作るため、クラウドファンディグでの支援を通して大阪府、また地域の多胎サークルとも連携し、大阪の約650組の双子や多胎児ママパパをつなげる、オンライン交流広場の運営、オンライン多胎プレパパママ教室を行います。
わたしが、双子の子育てをしたときには簡単に得ることができなかった、多胎児ママパパのつながりや多胎育児特有の悩みや支援策などを、妊娠中からでも知りやすい仕組みをつくっていきます。どうか、ご支援いただき、この状況を変えるために力を貸してください。
同時で育てる大変さを知りながらも「産むことに決めたのは自分だから」と子育てに対する弱音を吐き出せず孤立してしまう方もみてきました
命を授かり嬉しい気持ちとともに、「多胎」に特化した悩みは生まれる前から始まります。
周りに双子の妊娠や子育てをしている人がおらず、本当に2人、場合によっては3人も同時期に育てられるのかイメージがわかなかったり、相談できなかったり。また多胎妊娠は、単胎妊娠と比べて母体への負担が大きくハイリスクで、いわゆる「安定期」はない*2と言われており妊娠中に管理入院になる可能性が高く、孤独に感じてしまうことが多かったり。
出産後も、育児負担が重く同時育児でどうすれば良いのかわからない、また双子の7割近くが、約1ヶ月ほど早く生まれるため低出生体重で生まれることが多い*3です。しかし、通常の母子健康手帳による保健指導がおこなわれ、身体発育や運動、言語発達などの遅れを指摘され、小さく生んでしまったとママ自身が自分を責めて悩んでしまうこともあります。そのように、多胎だからこその子育て中の悩みはつきません。
上手く育児できていない、と思い鬱がちに。双子育児経験者の知り合いもいなかったので、正解が分からず、落とし所もわからなかった。今にして思えばそこまで神経質にならなくても、と思うことでも、当時は必死で、小さなトラブル(便秘、嘔吐、湿疹など)が起こるたびに自分を責めた。1人の時のように育児してあげられていないのか、自分がへなちょこで子どもに負担をかけているのではないかと不安だった。一方で、睡眠、体力、メンタル、もう限界だと思うことが多く、自責の念でいっぱいだった。
上の子の保育園の送り迎えの時に、双子を連れていくのが大変。雨の日は特に、双子用ベビーカーを片手で押して歩くのに危険を感じる。保育園へも往復40分かかるが、子ども3人+荷物を抱えてバスやタクシーを利用することもできない。
ずっと片方ずつ泣く。眠れなくて判断が鈍る。二人で嫌々しているとき。ひっくりかえる二人を抱えて全く買い物できずに、スーパーから帰ったとき。帰っても食材が少ない上に、ずっと世話しないとで作れなくて、泣きそうになった。
*2021年にNPO法人つなげるで実施した多胎アンケートより
また、育児負担が重く、行政のサポートが上手くうけられず、社会から孤立してしまいがちな方もいます。
児童館や市の親子教室で寝転がらせてミルクを同時授乳したり、W抱っこしてると「虐待みたい」と言われたことが何度もあり、そういう施設に行かなくなった。だから気軽に相談出来る人との繋がりがなくなった。
乳児のときに、出かけるのが大変で、同じ時期に出産した友達グループとの集まりに参加できないことが何度もあり、疎遠になりつつある。周りも双子ちゃんは大変だからねと言って誘うのを遠慮しているようで辛い。
1人が先天性疾患がありNICUの入院も⾧く、もう1人の新生児を見てもらう人が居なくて面会になかなか行けなかった。上のお兄ちゃんもケアしてあげたいが3人ともバラバラの状態で日々の生活だけで精一杯で余裕がなかった。検診や通院が大変で復職してからますます大変だけど、理解や相談、助けてもらえる人が居ない。
*2021年にNPO法人つなげるで実施した多胎アンケートより
妊娠時に多胎を同時で育てる大変さを周りに心配されつつも「産むことに決めたのは自分だから」と、産後、子育てに対する弱音を近しい方にこそ吐き出せない方も多くみてきました。
━━━ 現在の取り組み ━━━
双子のママたちが「社会とつながりをもてるように」と始めた『ふたごのへや』は、今では1800名以上の方が参加しています
双子ママたちが社会や人とつながりを保ち続けるために、人と人が支え合う居場所をつくりたい。そんな思いで、2019年にLINEオープンチャット『ふたごのへや』を開設しました。
私自身も過去にいくつかの双子サークルに入ったことがありますが、リーダーの方と仲良くなれなくて情報をもらえなかったり、相談しづらい雰囲気がありました。だからこそ『ふたごのへや』は、多胎児ママパパなら、誰もがあたたかく迎え入れてもらえる場所として、オープンしました。
ここでサポートしてくれる「つなげるピアサポーター」の皆さんや、参加されている一般のママパパの思いやりあるコメントやフォローがあり、安心して多胎ならではのうれしいことや、相談したいことなどを書き込むことができています。
『ふたごのへや』は現在1800名以上の方が参加しており、多くの同じ月齢年齢のママパパや先輩ママパパからのアドバイスがもらえる状況になっています。
他にも、会員制でよりじっくり話せる『ふたごのいえ』。ZOOMで顔を見ながら話せる『おしゃべりのへや』。またコロナ前に開催していた『プレパパママ教室』などの活動をしています。
オンラインで相談できる居場所をつくったことで、「育児において孤立感を感じるか」のアンケートでは、利用前は「孤立感をよく感じていた」と5割近くの方が回答されていましたが、利用後は1割程度まで減少しており、孤立感の解消につながっています。
孤立感は減りつつも、コロナ禍に入り入院中の面会謝絶や外出機会の喪失、行政の妊産婦教室や育児サークルの中止などにより社会との顔と顔をあわせたつながりが失われ、育児情報の入手も難しい状況にあります。
実際に、これまで開催されてきた地域での多胎サークル活動も、閉鎖もしくは参加人数を絞った状態での開催が続いています。コロナ禍となり、サークル活動の閉鎖、妊婦教室の中止などで、横のつながりや充分な多胎向けの情報提供の場がない中で、多胎の出産育児をされている方が、コロナ前に比べて多くいらっしゃいます。

本格的にコロナ禍に入ってからは中々継続が難しくなりました。
━━━ 今回のプロジェクト内容 ━━━
育児環境が近い方とのつながりをうむ、より地域に特化したサポートへ。
現在は『ふたごのへや』『ふたごのいえ』『ふたごのひろば』をはじめとして、どこに住んでいるか地域などを問わずに多胎妊産婦がつながる入り口をつくっていますが、今後はより各地域の制度や状況を踏まえた情報提供と支援を行いつつ、育児環境が近い方との横のつながりをつくっていきます。
そこで、今回大阪府さんにサポートいただき、まずは大阪の約650組の双子や多胎児ママパパをつなげる、オンライン交流ひろばの開設とオンライン多胎プレパパママ教室を行います。
- コロナ禍の多胎妊産婦支援 大阪約650組の双子や多胎児ママパパをつなげるプロジェクト-
① オンライン交流ひろばの運営
バーチャルオフィスツール oViceを活用して、24時間オープンしているオンライン交流ひろば「ふたごのひろば@大阪」を運営します。大阪府下にお住いの多胎児ママパパ・養育者の方は誰でも入室可能です。
② 多胎プレパパママ教室および両親学級の開催
ふたご手帖を使用した多胎妊婦を対象としたプレパパママ教室を、オンラインで週に1度開催します。妊娠時期に分けたテーマで、繰り返し開催を実施します。また、出産後の多胎家庭を対象とした両親学級も開催します。こちらは月に1回の開催を予定しています。
③ 多胎ピアサポーターの養成
自身も多胎育児を経験していて、今回のプロジェクトで①②に関わってもらえる方々を対象に、当法人が設立当初より開催する「つなげるピアサポーター養成講座」をオンラインで受講いただきます。そのほかにも、多胎ピアサポートに必要なスキル・情報をインプットするための研修動画も特別に公開します。
また、<大阪府妊産婦用ふたご手帖申込フォーム>からお申込みいただいた方に、「乳幼児期双生児の発育曲線と運動発達」の論文をもとに作成された、母子手帳の身体発育曲線とおなじような形をした双子版『ふたご手帖』をお送りします。
多胎児出産が増加し,適切な情報を両親や保健医療専門職のみならず、ピアサポートを行う多胎育児支援者に提供する必要性が高まっている。一般集団のデータに基づいて作成されている母子健康手帳の乳幼児発育曲線を用いて生後の発育評価を行うと,多胎児は身体発育や運動発達の遅れを指摘されやすい。保健医療専門職であっても,多胎家庭と出会う経験には限りがあり,多胎児の成長発達,乳幼児期の育児に精通するほど接していないため適切なアドバイスが困難なのが現状である。[引用:乳幼児期双生児の発育曲線と運動発達彦聖美1),大木秀一2),加藤則子Ⅳ.考察より 大木秀一2)https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2021/008003/038/0404-0411.pdf ]
多胎児ママパパ自身が「ふたご手帖」があることで、子ども達の成長を安心して見守れるようになることも大切だと考えています。また、保健医療専門職のみなさんにも多胎児の成長発達について知っていただける機会として、大阪府内各自治体の保健課へも1冊ずつ配布いたします。
未来をつくる子育てという大きな仕事を、みんなで乗り切るために力を貸してください!
大阪府が対象となると関係がないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪府内で自治体と多胎支援を連携するモデルケースをつくることで、みなさんのお住いの自治体でも多胎支援サービスが導入される大きな糸口にしていきます。
また、この事業で多胎支援に少しでも協力してもらえる方を募っています。多胎育児の経験を役立てながら継続的に仕事として協力して下さる方には、ピアサポーター養成講座の受講料が無料となりますので、ぜひご参加いただきたいです。
私たちNPO法人つなげるは、「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会の実現」を目指して活動をしています。いつの間にか孤立し、無力感に襲われ、厳しい状態におかれてしまった多胎ママが、他のママとつながり、支援者とつながり、社会とつながることによって、自立した育児ができるようになること、そしてそうしたママが今度は自ら新しい多胎ママを支援するような循環する社会 (エコシステム) をつくっていきます。
https://tsunagerunpo.com/news/7992/
━━━ 代表理事 中原美智子からのメッセージ ━━━
「これ何とかしなあかんのちゃうの?」って、一度でも思ったことがある人へ。これまで大変な思いで子育てしてきた方、多胎育児を乗り切ってきた方へお願いがあります。
いま、一緒に立ち上がって欲しいです。
あの日、小さな子ども達を抱え、私たちはひとりでは何ともしようがなく、ただ耐えるしかなかったです。でも、今回は大阪府が、「この多胎育児の課題に取り組んでください」と応援してくれています。
このチャンスをつかむことで、これまで見えづらかった問題を社会へ伝え、課題に取り組む仲間を得ながら、子育て環境を大きく変化させることにつながっていくのです。
どこかの「誰か」に期待するのではなく、まずは当事者である私たちから、いつまでも変わらないしんどい育児を自分たちで変えることができることを次の世代へ伝えていきたい。
未来をつくる子育てという大きな仕事を、ママパパや養育者だけで乗り切らなくてもいいよう、力を貸してください。

プロジェクトメンバー
中原美智子(NPO法人つなげる 代表理事、株式会社ふたごじてんしゃ 代表取締役)
私達はあなたに『ひとりじゃないよ』と伝えたくてここにいます。そのためには、孤独孤立の中で子育てをしている多胎家庭が、同じような境遇にある人と出会える場所をつくり維持していきます。人との関わりが制約される時代に、新しいつながり方で心理的安全性が保たれた場所で話せる機会をつくり、預かった大切な声は地域支援者につなげていきたいと考えています。誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会の実現を目指します。
大野祐一(NPO法人つなげる 専務理事、株式会社ダイキテック 取締役)
多胎に限らず、いろいろな子育ての環境や状況があると思います。「困っている」「助けて」は、より良い子育て環境を整備していく上で、欠かせない声です。そういった声に、丁寧に向き合いながらいっしょに取り組んでもらえる仲間が、今回のクラウドファンディングで集まればと思っています。まずは、大阪の多胎妊産婦を対象とした、オンラインと地域支援を連携させたモデルケースを作ります。応援どうぞよろしくお願いします。
嶋隆一(NPO法人つなげる 理事、広告制作プロデューサー)
―育児を、みんなで育てよう。― 私たちのメッセージです。
多胎家庭の問題は育児全般の分かり易い例なんだと思います。だから、その問題を一つ一つ解決していくこと、それこそがより良い育児環境の整備につながるのだと私は信じています。出来ない何かを嘆くよりも、今できることをやっていきたい。まずは大阪から!みんなで、育児をしよう!!
内田浩史(NPO法人つなげる 理事、神戸大学大学院経営学研究科 教授)
「育児」への「支援」なんて不要な世の中ならいいのですが、日本では家庭、母親が育児すべきものとされ、周囲の助けを得られない母親(時には父親や他の養育者)は大きな負担を抱えます。これが双子、三つ子となると母親はさらに手が回らず、追い込まれ、子どもにも不幸な事態が起きてしまいます。「日本の育児問題の典型である多胎育児問題が解決できれば、安心して子どもを産むことができ、命の誕生が当たり前に喜ばれる社会に大きく近づく」と私たちは考えます。今回のチャレンジはその大きな一歩となります。皆様のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
ふわ(NPO法人つなげる ピアサポーター)
双子の出生率は2%。そして産後は外出困難な時期が長く、コロナでなくとも引き籠ることが日常です。多胎育児経験者とつながりたいのに「出かけられない」「出会う場所がない」。コロナにより孤独・孤立は増すばかり…。こんな時勢だからこそ「オンラインから地域へ・社会へつなげる」新しい取り組みを、全国の多胎家庭をとりまく支援環境を変える一歩を、まずは大阪から一緒に作っていきませんか?ご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。
ココナツ(NPO法人つなげる ピアサポーター)
「コロナから双子を守れる気がしない」無邪気に遊び、あちこち動き回って触ったり舐めちゃったりする双子を連れてのコロナ禍の外出は、本当に恐ろしくて出来ませんでした。多胎育児は外出が容易では無く、コミュニティに参加する事も難しい、更にコロナ禍でより一層孤独な育児となっています。オンラインで繋がれるこのプロジェクトは親子の生命を守るものだと思います。
tomo(NPO法人つなげる ピアサポーター)
「双子でも特別な支援はないし、出産できる病院も自分で探してください。あなたは経産婦だから両親教室にも参加できません」そう言われて母子手帳を受け取りました。電車やバスの移動が難しい双子ベビーカーで、地域の多胎サークルへ行くのを諦めた日。上のお姉ちゃんの時にはできたことが、双子だからできないー。諦めてばかりの多胎妊娠・育児を変えたいです。その一歩に力を貸して欲しいです。応援よろしくおねがいします。
nana(NPO法人つなげる ピアサポーター)
「私たちはまるで、誰からも見えてない、透明な存在みたい。」社会との関わりを持てず幼い双子を抱えて引きこもることしかできない日々に、感じていた感覚です。もう誰にもこんな感覚を味わってほしくない、そう切に思います。そのために必要なのは、あたたかな繋がり。場所にとらわれずオンラインで繋がることが、きっと心の自由を生み、日々の支えになると信じています。
あさみ(NPO法人つなげる ピアサポーター)
「子どもを連れて外出する」ことばにするとただこれだけのことですが、多胎というだけでハードルが上がります。マイノリティな多胎家庭だからこそ同じような経験を持つ先輩ママパパとつながりたいのに、出かけられないから出会えない。自分自身が経験した「孤育て」という不安をこれからの人たちが少しでも軽減できるように、どこにいてもつながれる、心の支えになる場をつくりたいです。応援よろしくお願いします。
るみるみ(NPO法人つなげる ピアサポーター)
「小さいですね」どうすればよいの?までは及ばない、専門家の何気ないひと言に落胆したり。近くに多胎家庭がいても、うちとは全然様子が違うよう。私が悪いのかな?と自問したり。マイノリティー特有の困難さがある多胎育児。そしてこの長引くコロナ。打てる手は減る一方。当事者が集い、安心して話せる場所を作りたい。オンラインならできること。オンラインだからこそ、できることがあります。大きな自治体である、大阪からまずは第一歩。そして今度は、あなたの地域にも!
資金使途
皆さまからいただいたご支援金は、オンライン交流広場の運営、多胎プレパパママ教室・両親学級のオンライン開催、多胎ピアサポーターの養成を実施します。集まった資金は、各事業の運営人件費250万円、外部協力者への謝金120万円、オンラインシステム利用料50万円、ふたご手帖800冊購入80万円に使用します。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。
ご支援にあたっての留意事項
※本プロジェクトはAllin形式になります。ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
※銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※プロジェクト開始後に一部リターンを追加させていただく可能性がございます。その際でもすでにお選びいただいたリターンからの変更はできかねますので予めご了承くださいませ。
参考文献
*1:厚生労働省 平成 29 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」PDF-3ページ 8行目
多胎育児家庭の虐待死も単胎育児家庭と比べて 2.5~4.0 倍より
*2:厚生労働省 平成 29 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」PDF-9ページ 図1-1-2 多胎児と単体児に占める早産児(妊娠37週未満)の割合と相対危険、図1-1-3 多胎児と単体児に占める低出生体重児(2500g未満)の割合と相対危険 より
*3:厚生労働省 平成 29 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」PDF-9~10ページ 図1-1-4 多胎児と単体児の12週以降の死産率と相対危険、図1-1-5 多胎児と単体児の周産期死産率と相対危険
NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業について
NPO法人つなげるは、大阪府の令和4年度 「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」に採択されています。
本事業は、大阪府による新型コロナウイルス感染症の影響で顕在化した社会的な課題に対して、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を踏まえ、民間の資金提供者である一般財団法人村上財団とNPOとの協働により課題解決を図る取組みです。社会課題解決に向けた意欲と経験があるNPOが事業費をクラウドファンディングで集めることとし、令和4年度事業では7つの団体が採択されています。
各事業者がクラウドファンディングで調達した金額に対して、村上財団がマッチング寄付を行うことにより(※)、資金調達の最大化と市民参画を促進することを狙いとしています。
本事業の詳細:https://www.pref.osaka.lg.jp/suishin/npo/index.html
クラウドファンディング特設ページ:https://readyfor.jp/pp/osaka2022
(※)マッチング額には上限がございます。NPO法人つなげるへのマッチングの上限額は5,000,000円です。
(※)本ページ上の寄付総額にはマッチング寄付分は含まれておりません。
事業の実施によせて
〜メッセージ〜
一般財団法人村上財団 代表理事 村上玲
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意をささげますとともに、罹患された方々とそのご家族、そして様々な形で生活に影響を受けられている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
村上財団は2020年度より、大阪府が推進する「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」に資金提供により協力させていただいております。本年度も引き続きこの事業に参画し、公募で選ばれた7団体を応援させていただくことになりました。
未だ終息が見えない新型コロナウイルス感染症による影響により、生活がおびやかされている方々がまだまだたくさんいます。本事業を通じて、そんな方々の心に寄り添った支援活動に取り組むNPOを、ぜひ村上財団としてもご支援申し上げたく、同じ気持ちで支援をされているみなさまのご寄付に、プラスで同額の寄付をさせていただくマッチング寄付をさせていただきます。みなさまの想いが少しでも多くの支援につながり、この事態が収束することを切に願っております。
- プロジェクト実行責任者:
- 中原 美智子(特定非営利活動法人つなげる)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年1月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
オンライン交流ひろばの運営、多胎プレパパママ教室・両親学級のオンライン開催、多胎ピアサポーターの養成を実施します。集まった資金は、各事業の運営人件費250万円、外部協力者への謝金120万円、オンラインシステム利用料50万円、ふたご手帖購入80万円に使用します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
私たちは、「多胎家庭を社会につなげる」をミッションとし、「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会」の実現を目指しています。そのために、孤独感や悩みを抱えた多胎ママパパを、日本最大のオンラインコミュニティでつなげ、どんな地域・環境でも自分らしく自律的に多胎児の育児ができるための支援を実施しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,525円+システム利用料
【ラストスパートを一押し】多胎ママさんパパさんにエールを届けよう
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●多胎ママさんパパさんにエールを届けるメッセージを募集します
※PDF形式でお送りするリターンに関しては、READYFORのメッセージ機能にてPDFのダウンロードリンクを送付致します。発送完了予定月までにREADYFORを退会しておりますとリターンが発送できなくなりますのでご注意くださいませ。
※多胎ママさんパパさんにエールを届けるメッセージに関しての詳細は7月頃にGoogleフォーム上で募集します。7月に追ってご連絡いたします。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,525円+システム利用料
【三つ子・双子のママ・パパ・本人さん限定】3525円支援のお礼
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●同じく多胎家庭を応援しよう!
(希望者のみ)プロジェクト終了後にお子さんたち(多胎児)の写真を送付いただきます。いただいた写真を1つの画像にまとめ、オンライン交流ひろばやプレパパママ教室・両親教室に参加するママパパへのエールの画像として送らせていただきます。詳細は2022年7月頃にREADYFORのメッセージ機能にてご連絡させていただきます。
※PDF形式でお送りするリターンに関しては、READYFORのメッセージ機能にてPDFのダウンロードリンクを送付致します。発送完了予定月までにREADYFORを退会しておりますとリターンが発送できなくなりますのでご注意くださいませ。
- 申込数
- 115
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,525円+システム利用料
【ラストスパートを一押し】多胎ママさんパパさんにエールを届けよう
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●多胎ママさんパパさんにエールを届けるメッセージを募集します
※PDF形式でお送りするリターンに関しては、READYFORのメッセージ機能にてPDFのダウンロードリンクを送付致します。発送完了予定月までにREADYFORを退会しておりますとリターンが発送できなくなりますのでご注意くださいませ。
※多胎ママさんパパさんにエールを届けるメッセージに関しての詳細は7月頃にGoogleフォーム上で募集します。7月に追ってご連絡いたします。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,525円+システム利用料
【三つ子・双子のママ・パパ・本人さん限定】3525円支援のお礼
●お礼の気持ちをこめてメッセージをメールでお送りします
●活動報告(PDF)をメールでお送りします
●同じく多胎家庭を応援しよう!
(希望者のみ)プロジェクト終了後にお子さんたち(多胎児)の写真を送付いただきます。いただいた写真を1つの画像にまとめ、オンライン交流ひろばやプレパパママ教室・両親教室に参加するママパパへのエールの画像として送らせていただきます。詳細は2022年7月頃にREADYFORのメッセージ機能にてご連絡させていただきます。
※PDF形式でお送りするリターンに関しては、READYFORのメッセージ機能にてPDFのダウンロードリンクを送付致します。発送完了予定月までにREADYFORを退会しておりますとリターンが発送できなくなりますのでご注意くださいませ。
- 申込数
- 115
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
プロフィール
私たちは、「多胎家庭を社会につなげる」をミッションとし、「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会」の実現を目指しています。そのために、孤独感や悩みを抱えた多胎ママパパを、日本最大のオンラインコミュニティでつなげ、どんな地域・環境でも自分らしく自律的に多胎児の育児ができるための支援を実施しています。