西日本の水害復旧もまだまだ時間がかかりそうな中、大変暑い日が続きますが、皆さま体調など崩されていらっしゃらないでしょうか?

いよいよ私たちもシンガポール出発を明日に控え、準備の佳境を迎えています。

 

クラウドファンディングの残りプロジェクト期間もあと12日となりましたが、

引き続き帰国後のフォローアップ実現のため、ネクストゴールに向けてご支援頂ければ幸いです。


これまでにご支援頂いた皆さまからも、「どうしてシンガポールで保養を行うの?」というご質問を頂いておりますので、今回はシンガポールで開催する理由などをご紹介できればと思います。

 

 

<海外で保養を行う理由>

普段の国や文化を離れることで、子どもたちの視野を広げることができる

 

広野で育つ子どもたちにとって、小学校までに海外に行く機会はあまりありません。国内での保養は多くありますが、海外で2週間過ごし、現地の人との交流を通して異なる文化を体験することは、子どもたちの視野や考え方を広げる貴重な機会になります。

また、海を越えた違う国でも、福島の現状に心を寄せてくれる人たちがいることを実感できることは、子どもたちの勇気や励ましにもなると感じています。

 

 

 

 

<特にシンガポールで保養を行う理由>

 

・子どもたちが安心して過ごせる環境である

シンガポールは近隣諸国の中でも温暖な気候と自然に恵まれた国で、治安もよく、日本との時差も少ないため、子どもたちが2週間暮らすのに適した環境と言えます。

 

 

 

・経験豊かなアートセラピストたちが長期間サポートしてくれる

 

シンガポールではアートセラピーが国に認定されて医療の現場でも使われおり、しっかりとした教育と臨床経験のあるセラピストが国内に多数います。

さらに、日本よりもボランティアが社会的に推奨されているので、そのような専門家のセラピストたちも2週間休みを取り、長期間に渡ってサポートしてくれることが可能になっています。


今年はKKウーマン&チャイルド病院、国立大学病院、ビッグ・ラブ・チャイルド・プロテクション・スペシャリストセンターなどで勤務するアートセラピストたちが毎日午前中にアートセラピーのセッションを行ってくれることになりました。

 

シンガポールのアートセラピストたち

 

 

・公共施設などからの支援を得やすい

 

シンガポールではアートセラピーへの国内の関心が高く、このような企画に対して公共施設などからのサポートを受けることができます。

具体的には毎年ミュージアム、美術館などが無償で場所の提供や、ツアーなどを開催してくれており、今年は国立シンガポール大学の学生寮を宿泊先に利用させてもらうことになりました。

 

 

 

・現地スタッフの協力体制とネットワークがある

 

シンガポールには、これまで4年間プログラムを継続する中で構築されてきた、30名以上の現地のボランティアスタッフや、ホームスティ先のホストファミリーなどのネットワークが存在しています。

彼らが現地の協力者と交渉をして場所の確保やスケジュールのアレンジを行ったり、子どもたちが楽しめるようなプログラム内容を考えてくれています。

 

みんなそれぞれに忙しい中ですが、福島の子どもたちの体験などを知って「何か力になりたい!」と感じてくれた心強いメンバーが集まっています。

 

そのうち、何名かのボランティアスタッフさんを紹介します。

 

ナオミ・リーさん
(シンガポール大学学生 / プログラム・パブリシティ コーディネーター)


「私たちは支援というと経済的、物理的な意味で考えがちですが、本当は震災によって被害を受けた子どもたちが苦しんでいる精神的・心理的な問題について扱うということも同じくらい大切だと思います。そして、それこそがトゥディ・イズ・ザ・ディが行っていることです。今回のプログラムに参加する子どもたちは大体9歳〜11歳で、それは彼らが7年前の震災の時には2〜4歳だったということを意味します。そのように小さかった彼らがこれまで一体どのような経験をしてきたのか私には想像もできません。だからこそ、子どもたちがこのプログラムでトラウマをケアする機会に触れ、困難な過去や現状について幾らかでも平和と穏やかさを感じることができたらと思っています」

 

 

 

 

リム・チョン・ミンさん

(ホストファミリー・バス コーディネーター)

 

「今年で、このプログラムに関わってきて4年になります。これまで、たくさんの福島からの子ども達がこの企画に参加したり、離れていったのも見てきましたし、それぞれの子どもたちが様々な家庭環境や困難を抱えているのも見てきました。そして、私がこれからもこのプログラムをサポートし続けていきたいと思う理由は、ここ数年の関わりで子どもたちに愛着を持ってしまったというだけではなく、彼らの親御さんたちに、子ども達がシンガポールで安全に過ごせると確信してもらいたいと思っているからです」

 

 

このように、強い思いを持った何人ものスタッフが、子ども達を現地で支えてくれています。

また、何年も継続して参加している子ども達にとって、シンガポールへの渡航はもう一つの家族との再会の時間でもあると言えるかもしれません。

 

このようなプログラムが、今回も子ども達にとって最高の時間になるよう、私たちも現地のメンバーと協力してサポートしていけたらと思います。

 

また、シンガポールでのアートセラピーや生活を通して出てきた様々な感情や気づきを抱えつつ、子ども達が日本に帰ってからも生活に適応できるようなサポートとして、帰国後のフォローアップセッションも大切に行っていきたいと思います。

フォローアップセッションの実現のためのネクストゴールへのサポートも、引き続きお願いできれば幸いです。

 

いよいよ明日はシンガポールへ出発!

また現地からも情報をお届けして行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

新着情報一覧へ