創業天保三年和菓子処小松屋又三郎の再建

クラウドファンディングでご支援を戴きましたみかん様より、次のようなメーーセージを戴きました。　～　小松屋さんは、家庭の事情で預けられている児童園に長年にわたって行事があるとケーキをプレゼントするなど子供たちを支援していた話を知っています。今度は私たちが小松屋さんを支援したいです。呉竹最中やコアラのお菓子が大好きでした。もう一度味わえることを楽しみにしています！頑張ってください！！　～　暖簾を下ろす前まで、父の代からずっと、クリスマスイブには、クリスマスケーキを数種類お届けしていました。毎年私がお届けすると、事務所のスタッフ皆さんが出てきて笑顔で迎えてくれました。年末になると、子供さんたちが楽しそうに、口いっぱいにケーキをほおばっている写真がたくさん、そして皆さんが書いたお手紙が届きました。会社のスタッフとみんなで読み、喜び合った思い出が蘇ります。そんな子供さんの中には、社会に出て大人になった後でも、お店に来て声をかけてくれた方もおりました。とても嬉しくなり力いっぱい手を握った感触は、今でも思い起こされます。立派に成人し、それぞれの人生を歩んでいる姿を見ると、お菓子でも人を勇気づけることや、思い出を作ってあげることができるんだと思います。思い出は人生の宝物、と誰かが言っていました。再出発の小松屋で、手作りで思いを込めたお菓子をお届けいたします。皆様にささやかな思い出が生れますように祈りながら。応援してくださいました皆様に心より感謝いたします。