100年後の未来をつくる!とみおかワインプロジェクト

支援総額

7,680,000

目標金額 4,000,000円

支援者
231人
募集終了日
2020年12月23日

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プロジェクト本文

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【達成のお礼とネクストゴールについて】

 

『100年後の未来をつくる!とみおかワインプロジェクト』と掲げ、11月9日にプロジェクトを開始して1週間。初めての挑戦で、内心は大きな不安がありましたが、皆さまから寄せられる熱い気持ちの応援と、130名以上の方からのご支援をいただきまして、終了日まで35日間を残して目標を達成することができました!これほどたくさんの方からあたたかいご支援と応援のお声をいただけるとは思っておらず、大変嬉しく思っております。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

 

達成後も継続して寄せられる応援とご支援に驚きと感動で胸がいっぱいです。 とみおかワインプロジェクトの可能性を示唆する皆さまの夢や希望であると捉え、12月23日(水)23時までの募集期間終了日までネクストゴール500万円に挑戦させていただこうと決意いたしました!

 

1.    来年度に拡張予定の駅東圃場には、現在のところ給水設備がありません。今年度は新しく開拓した圃場には1km離れた場所から、タンクに水を貯め軽トラックで運び入れ、4月に植えた苗木に水やりを行ってまいりました。そこで、駅東圃場近くの用水路から新たに取水ポンプ等を設置し、作業負担を軽減したいと思います。

 

2.    また駅東圃場に今までなかった休憩場所や資材置場を設置します。作業環境と来場いただいた方への休憩場所の確保をします。

 

また、500万円を超えてご支援金をいただいた場合は、地元の小中学校の生徒さんやイベント等で、とみおかワイン栽培活動の紹介や活動内容の発信のために使用させていただきます。

 

限られた日数ではございますが、私たちの挑戦のラストスパートに、引き続き応援とご支援をよろしくお願いいたします。

 

2020年11月18日追記

一般社団法人とみおかワインドメーヌ

 

 

 

 

 

JR常磐線・富岡駅東側(津波浸水エリア)にワイン用ぶどう畑の拡張・整備、
そして醸造を目指します!

 

はじめまして。一般社団とみおかワインドメーヌと申します。私たちは、福島県双葉郡富岡町で、被災地における新しい産業として、ワイン用葡萄栽培を始め、ワインを核とした地元産の食材とのマリアージュ(調和)、何度でも訪れたくなる豊かな自然風土の環境形成(テロワール)を、地域に根付かせ交流人口、観光産業の育成を目指しています。

 

 

2016年度3月に苗木の定植を始め、昨年は初めてのワインが誕生しました。そして今年度は、春に富岡駅前に、海と駅に近く、チャレンジングで、ワクワクする圃場をオープンしました。富岡駅はJR常磐線81駅の中でも最も海に近い駅です。

 

今回の挑戦では、その駅東圃場の拡張・整備や、ワイン醸造を目指します。

 

ワイン造りは、地域づくりの核となる産業です。ワイン単体として販売ができるのはもちろん、地域の食材と合わせたマリアージュを提案でき、観光地として外から人を呼び込むこともできます。

 

そして、ワインは、熟成というプロセスを楽しむことができます。毎年の味の変化を楽しむことができます。1本1本の木が、町の景観を形作っていく様子を見守ることができます。

 

長い時間をかけて様々な楽しみ方ができるのがワインです。時間はかかるかもしれません。私たちの代で最高の結果を残せないかもしれません。でも、次の世代、次の次の世代に引き継ぐ宝として、今を生きる私たちがこの地域のワイン産業の土台を築く。それが、100年後の魅力的な富岡町を創るための確かな道筋だと信じています。

 

東日本大震災と原発事故で人が居なくなった富岡町でワインを造る。始めは途方もない夢と笑われることもありましたが、5年間このプロジェクトを続けて、だんだんと仲間も集まってきました。私たちの圃場を目指して、全国から口コミで様々な人が集まってくれています。圃場の草むしりなど単純な重労働をするために、多くの人が週末を潰して、遠方からやってきてくださるのはなぜなのでしょうか。

 

来てくださる方々に聞いてみると、そこに2つの理由があるようです。1つは、景観や人の良さといった、元々この土地に備わっている魅力に惹かれたから。そしてもう1つは、人口が一度ゼロになりコミュニティが崩壊したこの土地だからできる、世界でも例のない壮大な社会実験であるという側面に惹かれているからだそうです。

 

私たちのチャレンジは、私たちが住む地域のためだけでなく、これから日本の各地域が直面するであろう様々な課題解決のモデルを造るという意味合いも持っています。


今回、クラウドファンディングに参加いただく皆さんは、100年後の魅力的な富岡町の土台を共に造り、地域コミュニティ再生のための壮大な社会実験を一緒に担っていただく同志と思っています。みなさまどうか、あたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

東日本大震災を機に変わった、福島県富岡町

 

東日本大震災の起きた2011年においては、人口15,850人の町でした。2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、全町が放射能の汚染地域となり、全町民が避難を余儀なくされました。

 

2017年3月に役場全機能を町内で再開、4月1日に、それまで居住制限区域、避難指示解除準備区域に指定されていた地域を解除、住民の帰還が開始されるとともに、複合型商業施設「さくらモールとみおか」の全面オープン、町立診療所の開所など町の生活機能が再開されました。

 

しかしながら、富岡町が発表している復興計画によると、現在の人口は、2011年の震災前の人口のおよそ10%未満(1,200人)となっており、富岡町が計画した3,000~5,000人を大きく下回っています。(参考:富岡町災害復興計画(第二次)後期 本編(PDF:10.3MB)

 

 

原発避難により一時誰もいなくなった町で、にぎわいを取り戻すための新しいチャレンジ

 

私たちは、2016年3月に、富岡町におけるワイン造りを目指す町民有志10名を中心に「とみおかワイン葡萄栽培クラブ」を結成しました。

 

その後、2016年4月に富岡町の小浜行政区内の個人所有地(以下、小浜圃場)に約200本、下千里行政区内の個人所有地(以下、下千里圃場)にも約200本の苗木を植え付け、試験栽培を開始しました。

 

 

 

また、2017年4月には小浜圃場に約200本、2018年4月に約340本、2019年4月に約800本の苗木を受け付け、さらに2020年4月には新たに富岡駅東の圃場も追加し、小浜圃場と合わせて約500本の苗木を植え付けました。これまで、白ワイン品種(特にシャルドネ、ソービニョンブラン、アルバリーニョ)を中心とした計11品種、計2200本を育てています。2020年3月にも約200本の苗木を植え付け、圃場の広さも約50アール程度に拡張されています。

 

当初の富岡町のワインづくりの検討の主体は、10名の有志で構成される「とみおかワイン葡萄栽培クラブ」でしたが、2018年11月に事業化を本格的に進めるため、一般社団法人「とみおかワインドメーヌ」を設立しました。そして、栽培クラブメンバー6名と、福島大学食農学類の先生(果樹専門)の7名が理事となり、果樹栽培経験のある栽培家を社員として採用し、活動を開始しました。

 

「とみおかワインドメーヌ」では、2019年度においては、圃場で収穫された、セーベル種(白ワイン)及びシラー(赤ワイン)から約60本のワインを山梨県内のワイナリーにおいて醸造、ボトル詰めした試験品による試飲会イベントなどを行いました。

【福島民報2020年2月27日】

 

これまでは、自分たちで確保できる資金で、プロジェクトを前に進めてきましたが、原発避難により一時誰もいなくなった町で、さらに、にぎわいを取り戻すための新しいチャレンジを行い、人の交流の活性化による関係人口の増加、そして定住人口の改善につなげたいという思いから、今回のプロジェクトの立ち上げに至りました。

 

 

 

 

皆さんと一緒につくる場所に

 

今回の挑戦では、2021年12月23日までに、富岡駅から歩いてアクセスできる葡萄圃場の整備を目指します。

 

 

富岡町の復興やまちづくりとの観点では、平成29年秋に富岡駅周辺、特に常磐線東側の土地の今後の有効利用に着目し、富岡駅周辺の津波被災地域の行政区(小浜、仏浜、毛萱、駅前)の地域住民も参画しながら、同地域の今後の開発(防潮堤の設置や遊歩道や公園の設置計画を含め)を進めるあり方について、3度にわたりワークショップ形式で議論・検討を進めています。

 

その後「とみおか海岸部の将来ビジョン」が要望書として纏められ、平成29年12月20日に富岡町長、富岡議会及び福島県(ふたば復興事務所)に提出されました。

 

成果は、富岡町周辺の今後の復興まちづくりが住民にとって、また来訪者にとって魅力的なものとなるような将来像の具体策が纏められており、その中には、富岡駅から歩いてアクセスできる葡萄圃場の整備も含まれています。

 

さらに、平成30年度においても「富岡駅東地区の地域づくり意見交換会」が6度にわたり開催され、前述のワークショップメンバーに加えて福島県及び富岡町の関係事業部局担当者が一堂に会して、将来像の実現化へ向けた可能性検討が進められました。

 

これらの取り組みをもとに、「とみおかワインドメーヌ」においては、令和2年度においては、令和2年3月に全線開通した常磐線における浜通りの中心駅であった富岡駅近くに、駅から歩いてアクセスできる新たな圃場(富岡駅前圃場)を開墾し、約30アールの土地に今後主力品種を予定しているシャルドネ、アルバリーニョ、メルロー計400本の定植を行いました。今後更に津波浸水区域における圃場を拡張し、造成や土壌改良を行い、最終的には4.5ヘクタールまで圃場を拡張する予定です。

 

また町内農業者が今年より少量ではありますが、試験的にワイン用葡萄を自己所有の畑に定植を行い、当団体がサポートや栽培指導を継続的に行っています。今後町内農業者による栽培技術の確立と共に、安定した収穫量と新規就農者の増加を推進します。

 

 

 

避難者と帰還者、県内外の支援者・賛同者を結ぶことで生まれる絆でつながる、
被災地復興のモデルとなっていければ

 

私たちの活動では、ワイン事業を通じて、町民および農業者との繋がりを深め、地域の持続可能な基幹産業を形成することに加え、将来的には広域連携、観光資源、交流人口、移住・帰町促進、風評払拭などに寄与することを目的とし、活動を進めています。

 

 

また、私たちは、今後の中長期の明確なビジョンとして、ワイン製造を事業化し株式会社として組織化することを計画しています。現在の財源は、理事の持ち出しとなっておりますが、ここからより皆さんと一緒につくるプロジェクトにし、富岡町における新たな産業と雇用の創出、産業復興に寄与できるようになればと思っています。

 

今年は天候に恵まれませんでしたが、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランを230キロを収穫し、山梨の醸造所で委託醸造しました。2016年からの試験栽培を経て、2020年1月に初の富岡町産のワインが完成しました。今後このプロジェクトを継続、より多くのファンを増やすことにより、現在町の課題である交流/関係人口や定住人口の向上を図ることを目指します。

 

そして、今回のプロジェクトには、地元の皆様はじめ、震災当時富岡町で被災し、現在は県内外で避難生活を続けている方々からも応援や支援が集まっています。避難者と帰還者、県内外の支援者・賛同者を結ぶことで生まれる絆でつながる、被災地復興のモデルとなっていければと思っています。

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 

■遠藤秀文(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 代表理事)

富岡町でのワインづくは2016年4月にスタートしました。その時、原発被災を受けた富岡町内は無人でした。避難先方々から駆けつける仲間達。そこで感じる重なるワインを通じた夢。この地でワインに対する思いは、ゼロからの地域づくりの一環であり、次の時代への贈り物でもあります。今関わっている仲間は主役になりません。次の世代、そして次の次の世代が主役になる、そのような長い時間を掛けて育てる地域資源です。ワインの活動を通じて、多くのことを学んでいます。

 

一人でも多くの方に知っていただき、体験していただき、手作り感のあるワインづくり、地域づくりの時間を共有できればと思います。多くの皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

■田中司郎(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

今回の震災後”10年一昔”と言われる時が間もなくやってきます。10年前の姿を思い浮かべたら、自分自身も地域も元には戻れません。しかし、「夢や希望」を持って動き始めたら、多くの仲間や協力者に出会いました。無からのスタートした活動が葡萄の寿命(約80年)のように次、次々世代に財産として受け継がれ新しい形の復興ができることに「夢や希望」を抱いております。多くの皆様にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

■高田大輔(福島大学農学群農学類准教授/附属農業長/一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

富岡のワイン醸造にむけたブドウ栽培に参加して4年、ようやくここまで来たかという想いです。2019年には、福島大学や明成高校の学生も参加しながら、あらたな苗の植え付け体験を行いました。この苗で生産されるワインが、彼ら彼女らが大人になった時に楽しく飲めるように、よいワインが出来ることを期待しています。また、福島大学の食農学類生には、圃場の管理のみならず、生産に関する思いやワインに対する好みなどのヒアリング調査なども講義としても行ってきました。コロナ下ではなかなか、大人数で移動する事が困難ですが、これからも様々な関わりを持ち、さまざまな体験を学生にさせたいと考えています。


昨年度はようやく、試作ワインが完成しました。味・量共にまだまだこれからではありますが、是非みんなで『成長していくワイン』をその可能性を感じながら味わいましょう!!富岡の農産物・海産物に合った、また風土や景観にマッチした、富岡ならではのワインを目指して協力していければと思います!

 

 


■大和田剛(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故により、7年間全長避難を余儀なくされた富岡町! この町をなんとかしたい!との想いから、まだ無人状態だったこの町で、2016年に当初9名でノウハウも無いゼロの状態からワイン用葡萄の試験栽培を始めて、昨年少量でしたが「とみおか産ワイン」をボトルに詰めることができました。5年目を迎え、いよいよ本格的な生産活動に突入します。この地域の復興・再生を後押しするとともに、新たな産業・文化の創出を目指すべく活動を続けて参りますので、皆様のご支援よろしくお願いいたします。

 

 

■藤澤道徳(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

未曾有の大震災から間もなく9年8か月が経過します。さまざまな困難を乗り越え、日々復興に向けて力強く頑張る故郷の姿とその未来像をこのブドウの木々の成長に投影して、未来への新たな宝ものづくりに向けて、多くの仲間たちと栽培活動に励んでいます。皆さまのご支援を賜り、共にこの”宝もの”を大きく育てられたら幸いです!!

 


■林秀樹(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

約5年前から始まった富岡町でのワイン用ぶどうの栽培も、年を追うごとに気も成長し果実が実り、成果が見えるようになってきました。そしてこれからの活動が更に発展成長出来るように、皆さまにこのプロジェクトを通して一緒に喜びを共にしていただけたらと思います。皆さまのご理解とご支援よろしくお願いいたします。

 

 

■名嘉陽一郎(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

葡萄の木の寿命は、長いもので100年は続くと言われているそうです。100年前に夜ノ森地区へ移住した半谷六郎さんは「荒れ果てている夜ノ森を、どんな努力を払ってでも住みよい美しい町に作り上げよう」と決心し、300本の吉野桜を植樹。50年の歳月と労力をかけて、現在の2000本になったそうです。先人の偉業に感謝するとともに、東日本大震災と原発事故で荒れ果ててしまった故郷を復興させたいという我々の思いとおこがましくも重なりました。

 

このブドウの木も、「あの時植えて良かった」と思えるよう、毎年多くの人を感動させる夜ノ森の桜のように、孫やひ孫の代まで残る町の財産になり、たくさんの人が訪れ、にぎわいが戻ってくるきっかけとなるよう、仲間たちと汗をかきながら、この活動を続けていきたいと思っています。多くの皆様にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

■宇田川幸江(とみおかワイン葡萄栽培クラブ部長)

初めて富岡町に来たのは2019年5月。まだまだ震災の爪痕が残る中で、葡萄畑と海が見渡せる小浜圃場に魅了されたことは今でも変わりません。被災した地で葡萄を育てワインを作るという未知の復興活動に楽しんで取り組んでいるみなさんを見聞きし、誰かが何かをしなければ始まらないこの地で自分は何ができるのか、とても前向きな姿勢になれる場所となりました。人をも豊かにするこの復興活動にひとりでも多くのみなさまと共感できたら幸いです。

 

 

■本島望(とみおかワイン葡萄栽培クラブ副部長)

富岡町では、震災前から原発関連産業だけでなく、新たな産業を創ろうと有志が集まり話し合っていました。そんな折に起きた東日本大震災。これまで培ったすべての生活、産業を失いました。いつ帰町できるかわからないなか、富岡町に新たな産業を創るため、そして富岡町に関わる人たちのつながりを維持し拡げるために始まったのが、このワイン用ぶどうの栽培です。美味しいワインは一朝一夕ではできませんが、みなさんもいつの日か太平洋を眺めるぶどう畑の丘で「このプロジェクトを支援してよかった!」と思えるようなワインを飲みませんか。

 

 

■吹野美登(とみおかワイン葡萄栽培クラブ事務局長)

2019年からとみおかワイン葡萄栽培の活動に参加しています。みんな富岡町復興のために楽しく一生懸命に活動されているのに共感し、今やすっかり虜になっています。富岡町をワインぶどうの町にするために応援頂けたらと思います。ワインを通じて多くの人が交流できたら素晴らしいですね。

 

 

応援メッセージ

 

■富岡町長 宮本晧一 様

町は、基幹産業 ”農業” の復興・再生に取り組んでいます。平成29年に策定した農業アクションプランに基づき、米のカントリーエレベーター整備事業や農業基盤整備事業への着手、新規農業担い手確保・育成事業の新設や、”担い手”と”貸し手”のマッチング作業など、ハード・ソフト両面の取り組みを、鋭意進めています。

 

このような中、新たな作物へのチャレンジとして、とみおかワインドメーヌによるワイン葡萄の作付けが行われています。とみおかワインドメーヌの活動がさらに活発化し、富岡町産のワインが産地化することと、これに伴い交流人口・関係人口が拡大することを期待しています。

 

 

■富岡町教育委員会 教育長 岩崎秀一 様

復興に取り組む富岡町の未来を切り開く一つのカギとしての「富岡ワイン」ブドウ栽培活動。富岡校の子どもたちに「富岡町の特産物は何だろう」と質問しました。お米や野菜を作っているのは知っているけど、特産物となるとなかなか出てきません。そこで、ブドウ栽培活動について紹介したところ、苗の植え付け作業に参加する子どもたちが出てきました。中学生の職場体験に、とみおかワイン葡萄栽培クラブを選択する生徒も出てきました。葡萄栽培クラブの方と作業をしながら、自分たちの成人式の中で富岡ワインで乾杯したいという話になりました。子どもたちはその日を楽しみにしています。

 

 

■ふくしまワイン広域連携協議会事務局長 北村秀哉 様

富岡町の有志の皆さんとともに最初のブドウの苗木を植えた5年前からずっと伴走してきましたが、ついにワインができるようになりました!おめでとうございます!最初は皆さん避難先から通いで圃場に来なくてはならないなど苦労も多かったですが、努力が実りましたね! 浜通りの海が一望できる圃場で、とみおかの白ワインと常磐モノの魚で早く舌鼓をうちたいです!「とみおかワインドメーヌ」のワイン造りをずっと応援します!!

 

 

■福島中央テレビ「ゴジてれChu!」キャスター 緒方太郎 様

「富岡町でワイン用のブドウの苗木が栽培されている」初めてニュースで伝えたのは2016年春でした。「帰町する方もいてこの地を訪れる人もいる。新しい産業・文化を根づかせたい」当時、ワインができるのは未知数でしたが、挑戦するメンバーの熱意に満ちたインタビューが忘れられません。そして熱意が形となり、ワインを軸とした街づくりが始まろうとしています。

 

今から1世紀前、富岡では荒地を切り開き300本のソメイヨシノが植えられました。その後、桜並木が形成され、夜の森の桜として人々の希望になりました。私は「富岡のワイン」がその歴史と重なって見えます。新たな希望として確実に進む姿をこれからも応援し続けます。

 

 

■平山”two”勉 様(有限会社ホテルひさご、双葉郡未来会議、相双ボランティア、富岡インサイド各代表)

ゼロからの再生を目指すこの地域において、地元産ワインを作るということは素晴らしく夢のある事業です。当然そのハードルは高く険しい道ですが、是非とも新たな富岡町の名産として根付いて欲しいですね!富岡の未来に新たな灯火を!

 

 

■鳥藤本店代表取締役 藤田大 様

地域には見えないバトンがあると思っています。商工会や消防団、PTA活動や地元のお祭りなど、それぞれの地域で先輩から後輩へ、そしてまたその後輩へと「地域の縦の糸」として脈々と受け継がれてきたもの。それが見えないバトンです。富岡町は一度は誰も住むことができなくなり、バトンはさらに見えないものになってしまいましたが、この取り組みは「目に見えるバトン」になり得ると思っています。

 

葡萄の圃場を作り、この地でワインを作る。そこに人々が集い、グラスをかわし、笑顔があふれる。年を重ねるごとにワインも人々の笑顔も地域も熟成されていく。そんなイメージがとまりません。『このバトンを未来へ繋ぐ旅へいざ出陣じゃ!(笑)』

 

 

■相馬双葉漁業協同組合富岡地区副代表 釣船長栄丸 石井宏和 様

富岡のワインと、そこの海で釣れた魚との味わい! この事業が実現すれば、また一つ釣りの楽しみが増える。楽しいと美味しい、一日も早くみんなと堪能してみたい!富岡町に新しい味わいを実現させて下さい。応援しています!

 

 

■富岡町復興支援員 鈴木みなみ 様

富岡に暮らしていると、これほどまで地域の未来を語り合い、丁寧に暮らしづくり・地域づくりに取り組む人が集うまちは他にない、そう感じることがあります。それは、震災と原発事故が投げかけた「いかに生きるか」という問いに、向き合い続けてきた人たちがいるからかもしれません。ありたい暮らし・ありたい地域の未来をどうつくっていくことができるか、そのことに真摯に向き合い、行動する先輩・仲間との出会いは、関わる人をも豊かにしてくれます。このプロジェクトを通して、ひとりでも多くの皆さんと、わくわくする時間を共有できること楽しみにしています。

 

 

■NPO法人チームふくしま福島ひまわり里親プロジェクト 理事長 半田真仁 様
富岡町で新しい挑戦~ワイン用葡萄栽培~を応援します!東日本大震災で失ったものもあるかもしれませんが、新しい取組みを通して復興への歩みを進める人たちがいます。未来のために、今できることに全力でぶつかるその姿こそ、まさに「復興への歩み」そのものだと感じます。ワイン用の土壌づくりから、コミュニティを生み出す地域づくりまで、富岡産ワインの魅力と、富岡に関わる人の魅力で、新しい文化を伝え続けていってほしいと思います。

 

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

ラーメンについては、食品衛生法上の営業許可を得ている浜鶏ラーメンよりお送りいたします。

 

※果実酒・日本酒は、酒類販売管理者である一般社団法人 とみおかワインドメーヌから発送します。

 

【酒類販売管理者標識】

販売場の名称及び所在地:一般社団法人 とみおかワインドメーヌ

979-1111 福島県双葉郡富岡町大字小浜字中央592番地 株式会社ふたば内

酒類販売管理者の氏名:遠藤秀文、名嘉陽一郎

酒類販売管理者研修受講年月日:2020年11月10日
次回研修の受講期限:2023年11月9日
研修実施団体名:いわき小売酒販組合


【リターン履行可能性に関する留意事項】
本リターンの履行のために、酒類販売管理者の資格が必要となります。今後、資格取得の手続きは、2020年11月10日までには、取得の予定です。(2020年11月5日現在)


万一、資格の取得ができず、リターンの提供ができなかった場合には、代わりに返金とさせていただきます。

 

また、本クラウドファンディングで実施するプロジェクトの履行に必要な酒類製造免許は、免許を保有している三養醸造株式会社(山梨市牧丘町窪平237-2)委託し、実行いたします。

 

【お酒、飲料は20歳を過ぎてから】
日本酒の含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。

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プロフィール

富岡町におけるワイン造りを目指す町民有志10名を中心に2016年3月にとみおかワイン葡萄栽培クラブが結成され、2016年4月に富岡町2ヶ所にそれぞれ約200本の苗木を植え付け試験栽培を開始しました。2018年11月に事業化を本格的に進めるため一般社団法人とみおかワインドメーヌを設立。福島大学食農学類の先生を理事として迎え活動を開始しました。2019年度にセーベル、シラーから約60本のワインを山梨県内のワイナリーにおいて醸造、ボトル詰めし初の富岡産のブドウを原料とした試験品が完成しました。原発避難により一時誰もいなくなった町でにぎわいを取り戻すための新しいチャレンジを行い、人の交流の活性化による関係人口の増加そして定住人口の改善につなげたいと思っております。

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リターン

5,000


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お気持ちコース

■お礼のお手紙

※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


とみおかワインオリジナルTシャツ+マスクセット

とみおかワインオリジナルTシャツ+マスクセット

■とみおかワインオリジナルTシャツ+マスクセット
Tシャツ(紺) S,M,L,XL,XXL 素材ポリエステル100%
ロゴ入りマスク(白) フリーサイズ

■お礼のお手紙

・マスクの材質について
ポリエステル95% ポリウレタン5%
製造元 株式会社雷坊

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


小浜圃場看板にお名前掲載

小浜圃場看板にお名前掲載

■小浜圃場看板にお名前掲載

丘のから太平洋を望むことができる小浜圃場に、2021年度の看板を設置し、支援者様のお名前を掲載します。

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■お礼のお手紙

※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

30,000


【数量限定】富岡町産白ワインフルボトル1本+オリジナルTシャツ+マスク

【数量限定】富岡町産白ワインフルボトル1本+オリジナルTシャツ+マスク

■2020年富岡町産ブドウを使用した、シャルドネのフルボトル(750ml)1本
■とみおかワインオリジナルTシャツ+マスクセット
Tシャツ(紺) S,M,L,XL,XXL 素材ポリエステル100%
ロゴ入りマスク(白) フリーサイズ

■お礼のお手紙

・マスクの材質について
ポリエステル95% ポリウレタン5%
製造元 株式会社雷坊

【お酒、飲料は20歳を過ぎてから】
日本酒の含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。

支援者
32人
在庫数
8
発送完了予定月
2021年4月

30,000


とみおか最強コラボセット

とみおか最強コラボセット

■富岡は負けんTシャツ、タオル
■JR東日本おみやげグランプリ2019銀賞:浜鶏ラーメン3食セット
■富岡産のお米を原料とした日本酒とスパークリングSAKEのセット

【お酒、飲料は20歳を過ぎてから】
日本酒の含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

30,000


苗木定植作業権利+お食事付+試飲 2名様まで+マスク2枚

苗木定植作業権利+お食事付+試飲 2名様まで+マスク2枚

■苗木定植作業権利(お食事+試飲付・ 2名様まで)
■マスク2枚

2021年度の開催を予定しております。

・マスクの材質について
ポリエステル95% ポリウレタン5%
製造元 株式会社雷坊

支援者
1人
在庫数
19
発送完了予定月
2021年3月

30,000


収穫作業権利+お食事付+試飲 2名様まで+マスク2枚

収穫作業権利+お食事付+試飲 2名様まで+マスク2枚

■収穫作業権利(お食事+試飲付・2名様まで)
■マスク2枚

2021年9月18日(土)の開催を予定しております。

・マスクの材質について
ポリエステル95% ポリウレタン5%
製造元 株式会社雷坊

支援者
5人
在庫数
15
発送完了予定月
2021年9月

30,000


プロジェクト応援コース

プロジェクト応援コース

■お礼のお手紙

※いただいたご支援は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いてすべて活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

100,000


企業様広告看板(小)900x600 小浜圃場

企業様広告看板(小)900x600 小浜圃場

■企業様広告看板(小)900x600 小浜圃場

太平洋を望む丘の上にある小浜圃場内に、2021年度企業様広告看板を設置いたします。

支援者
5人
在庫数
10
発送完了予定月
2021年5月

150,000


企業様広告看板(小)900 x 600 駅東圃場

企業様広告看板(小)900 x 600 駅東圃場

■企業様広告看板(小)900 x 600 駅東圃場

JR常磐線の車窓から見える駅東圃場内に、2021年度企業様広告看板を設置いたします。

支援者
6人
在庫数
4
発送完了予定月
2021年5月

300,000


企業様広告看板(大)1800x600 駅東圃場

企業様広告看板(大)1800x600 駅東圃場

JR常磐線の車窓から見える駅東圃場内に、2021年度企業様広告看板を設置いたします。

支援者
5人
在庫数
5
発送完了予定月
2021年5月

30,000


【数量限定】富岡町産白ワインハーフボトル2本セット+オリジナルTシャツ+マスク

【数量限定】富岡町産白ワインハーフボトル2本セット+オリジナルTシャツ+マスク

■2020年富岡町産ブドウを使用した、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランのハーフボトル(375ml)2本セット
■とみおかワインオリジナルTシャツ+マスクセット
Tシャツ(紺) S,M,L,XL,XXL 素材ポリエステル100%
ロゴ入りマスク(白) フリーサイズ

■お礼のお手紙

・マスクの材質について
ポリエステル95% ポリウレタン5%
製造元 株式会社雷坊

【お酒、飲料は20歳を過ぎてから】
日本酒の含むリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。

支援者
48人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年4月

プロフィール

富岡町におけるワイン造りを目指す町民有志10名を中心に2016年3月にとみおかワイン葡萄栽培クラブが結成され、2016年4月に富岡町2ヶ所にそれぞれ約200本の苗木を植え付け試験栽培を開始しました。2018年11月に事業化を本格的に進めるため一般社団法人とみおかワインドメーヌを設立。福島大学食農学類の先生を理事として迎え活動を開始しました。2019年度にセーベル、シラーから約60本のワインを山梨県内のワイナリーにおいて醸造、ボトル詰めし初の富岡産のブドウを原料とした試験品が完成しました。原発避難により一時誰もいなくなった町でにぎわいを取り戻すための新しいチャレンジを行い、人の交流の活性化による関係人口の増加そして定住人口の改善につなげたいと思っております。

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